フォーラム・アール〜これからを話そう

2023年11月〜2024年3月(全6回)

インフォメーション

期間:

2023年11月〜2024年3月(全6回)

会場:

金沢21世紀美術館

料金:

無料

申込方法:

ウェブお申し込みフォームより
(各回1ヶ月程度前から予約)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
(火〜日、祝日10:00〜18:00)
event_k[a]kanazawa21.jp
※[a]を@に変更してお送りください。

概要

「少し先の未来」との向き合い方を考える学びの場
金沢21世紀美術館は「世界の現在(いま)とともに生きる美術館」を目指して2004年に開館し、来年20周年を迎えます。 昨年度スタートしたトークプログラム「フォーラム・アール」では、毎回様々な分野の専門家をゲストにお迎えし、世界への新しい視点や考え方をご紹介いただきます。美術館の専門スタッフがトークの聞き手を務めつつ、来場者の皆さんとともにワークショップやディスカッションを通じて「少し先の未来」との向き合い方を考える、「のびやかな学びと語り合う場」づくりを目指します。

Vol.1 檜皮一彦(ひわ かずひこ)

  • トーク&ワークショップ「walkingpractice ―金沢市道路調査委員会」

    日時:2023年11月19日(日)
       トーク 13:30−15:30(開場13:15)
       ワークショップ 16:00−18:00
    会場:金沢21世紀美術館 シアター21
    参加料:無料 
    定員:トーク 先着80名(事前予約優先)
        ワークショップ 先着20名(事前予約優先)
       ※ワークショップのみの参加は不可

    聞き手:原田美緒 (金沢21世紀美術館 アシスタント・キュレーター)

    現代アーティストの檜皮一彦さんは、今年7月に金沢でフィールドワークを行いました。 金沢は、昔ながらの雅な町並みが残る一方で、坂道や段差が多く移動しづらい側面があることがわかりました。 しかし檜皮さんは、近代的な都市計画が必ずしも体験の多様化につながるわけではないといいます。
    トークでは、「アクセシビリティ(何かを使いやすい状態・何かの機会を得やすい状態)」について広く話し合います。 また、ワークショップでは、当館の建築ならびに恒久展示作品をアクセシビリティの観点から“鑑賞”する「キュレーターツアー」を行います。

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Vol.2 惠谷浩子(えだに ひろこ)

  • トーク&ディスカッション 「地層と歴史は、勝手も許す。自然と人間との関係を守る法律、文化的景観とは?」

    日時:2023年12月10日(日)14:00-17:00(開場13:45)
    会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
    参加料:無料
    定員:先着80名(事前予約優先)

    聞き手:本橋仁(金沢21世紀美術館 レジストラー)

    伝統ある町、金沢。 でもちょっと待って? そんな伝統も、金沢の自然があってこそ。 そんな自然と人間とが生み出した景観を「文化的景観」と定め、その関係を守る法律が日本にはあり、金沢21世紀美術館を含む金沢の城下町一帯も、重要文化的景観として国の文化財となっています。
    一方的に景観を守るのではなく変化には寛容で、むしろ現代を生きる私たちが、自由に新しい文化を築くための法律と言えるかもしれません。こうした取り組みを進めてきた奈良文化財研究所景観研究室の惠谷浩子さんと、歴史と自然と戯れる方法を考えます。

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Vol.3 伊藤亜紗(いとう あさ)

  • トーク&ディスカッション「『疲れ』から考える身体と社会の未来」

    日時:2024年1月20日(土)14:00-15:30(開場13:30)
    会場:金沢21世紀美術館 シアター21
    参加料:無料
    定員:先着120名(事前予約優先)

    聞き手:池上朋(金沢21世紀美術館 プログラム・コーディネーター)

    日常の中で、疲れを感じない人は少ないはず。 街中でも「疲労回復」、「疲れを癒す」といった宣伝文句で溢れています。 私たちはどうしてこんなに疲れているの? 他者へのインタビューを通して、「どもり」など身体のさまざまな不具合について思考し、ユニークな解釈を導き出してきた伊藤亜紗さんが、今回は「疲れ」をテーマに身体的、また社会的な視点で論じます。 そして伊藤さんのレクチャーの後に、「疲れ」についての経験や考えなどを参加者の皆さんにもお話しいただきます。疲れる身体とその未来について一緒に考えていきましょう!

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Vol.4 永井玲衣(ながい れい)

  • トーク&ワークショップ「手のひらサイズの哲学対話」

    日時:2024年2月3日(土)
       トーク 14:00-15:30(開場13:30)
       ワークショップ 16:00-17:00
    会場:金沢21世紀美術館 シアター21
    参加料:無料
    定員:トーク 先着120名(事前予約優先)
       ワークショップ 20名(申込締切1月23日、申込多数の場合は選考)
    ※ワークショップのみの参加は不可

    聞き手::川守慶之(金沢21世紀美術館 プログラム・コーディネーター)

    「なんでエレベーターの中って気まずいの?」「注文したときは自分のが一番と思っていても、他人のご飯がいいなって思うのはなんで?」「台本があると逆に人前でうまく話せなくなるのはなんで?」日常生活の中でふと感じるささやかな疑問やモヤモヤする気持ちを言葉にして他者に開き、みんなで考えてみませんか。 これまで様々な場所で哲学対話を実践してきた永井玲衣さんが、身近な
    問いから始まる「手のひらサイズの哲学対話」の魅力や愉しみ方をご紹介します。

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Vol.5 小松理虔(こまつ りけん)

  • トーク&ワークショップ「ジモトとワタシの、おもしろがりかた」

    日時:2024年2月17日(土)15:00-18:00(開場14:45)
    会場:金沢21世紀美術館 シアター21
    参加料:無料
    定員:先着30名(事前予約優先)

    聞き手:吉備久美子(金沢21世紀美術館 エデュケーター)

    「小松理虔です。いわきで“地域活動家”として活動し、働いています。地域活動ってなんだろう。一言でいえば、自分の人生を“出来事化”することかもしれません。特別じゃなくていいんです。自分の人生のちょっとした楽しみや、悩みや、葛藤や喜びが、自分の中からひょいっと外に出てくると、だれかと共に過ごす“出来事”になる。今回は、地域活動家としての失敗談やアイディアを開陳しながら、みなさんの人生を“出来事化”するワークを行います。ぜひご参加ください。」

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Vol.6 フランソワーズ・モレシャン

  • Photo: Hiraku Ikeda

    トーク「パリのアートとファッションと社会」

    日時:2024年3月16日(土)14:00-16:00(開場13:30)
    会場:金沢21世紀美術館 シアター21
    参加料:無料
    定員:先着120名(事前予約優先)

    近年は1年のうち半年ほどをパリで過ごしているフランソワーズ・モレシャンさんが、パリの最新のアートやファッションシーンで見聞きした知見を通して、日本ともグローバルに繋がる世界情勢や社会の変化について独自の視点から考察します。

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クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

協力:

社会福祉法人石川県聴覚障害者協会