コレクション展2 都市漂流
2024年10月12日(土) - 2025年1月19日(日)
当館の収集活動は、開館前の2000年から始まり、現在に至るまで継続的に行われてきました。開館20周年を迎えるにあたり、一年間を通した大規模なコレクション展にて、その収集の歴史を振り返ります。
Lines(ラインズ)—意識を流れに合わせる
2024年6月22日(土)〜10月14日(月・祝)
人間と自然のより調和的でバランスのとれた関係を目指す上で、アートはその特性とするオープンで受容的な考え方や、既存の前提を疑う姿勢、そして今を生きる我々が、意識をどこに向けていくかを再考する重要なプラッ… ...
コレクション展 1
2024年6月22日(土)〜9月29日(日)
開館20周年にあたり、一年を通して美術館の最も重要な役割であるコレクションについてご紹介する大規模なコレクション展を開催いたします。当館のコレクション活動は開館前の2000年から始まり、学芸員の調査研… ...
ポップ・アップ・アート
コレクションとパフォーマンスを楽しむ
2024年4月6日(土)~7月15日(月・祝) ※会期中無休
10:00~18:00
金沢21世紀美術館は2004年10月に開館し、今年で20周年を迎えます。
記念の年の最初の展覧会は、春から夏に向けて、美術館のコレクションを様々な場所でご覧いただくPop-up Artを… ...
DXP2(デジタル・ トランスフォーメーション・ プラネット2)
2024年3月2日(土) - 2024年3月24日(日)
2023年10月より開催していた「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」は、2024年3月までの開催を予定していましたが、1月1日に発生した能登半島地震で… ...
【中止】
コレクション展 2:
電気-音
2023年11月18日(土) - 2024年5月12日(日)
現代の私たちは、自然の環境音から人工の電子音まで、あらゆる「音」と共に生活しています。 音は単なる「聞く・聴く」行為だけでなく、「身体」の感覚を通じて、私たちと世界を結びつける 力を持っています。 当… ...
特別展示
【中止】池田亮司
2023年11月18日(土) - 2024年5月12日(日)
金沢21世紀美術館では、今年のテーマ「アート× 新しいテクノロジー」にあわせ、「特別展示:池田亮司」を開催します。国際的に活躍するアーティスト・作曲家である池田亮司は、緻密なリサーチに基づいた没入型の… ...
第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 いしかわ百万石文化祭2023 金沢21世紀美術館特別展
チョコレート
至高の名を与えられしもの
2023年10月28日(土) - 2023年11月3日(金・祝)
開催趣旨
茶の湯や和菓子を好むイメージが強い金沢ですが、チョコレートの消費においても全国トップクラスです。最近は、特色のあるチョコレート作りに取り組む若手のショコラティエが… ...
第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 いしかわ百万石文化祭2023 金沢21世紀美術館特別展
Rhizomatiks 「Kanazawa Radiance View」
2023年10月14日(土) - 2023年11月26日(日)
DX化によって社会や私たちの暮らし、未来はどのように発展していくのでしょうか?金沢の街の細部や風景を新旧あわせて織り込み、未来都市の新しいヴィションとしてつなぐデジタル映像が美術館のエントランスで来館… ...
【中止】D X P (デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ
2023年10月7日(土) - 2024年3月17日(日)
デジタルを食べる!? ―身体と一体化するテクノロジー
デジタルテクノロジーによってこの地球という惑星、そこに住む「私たち」の生き方や感性はどのように変わっていくのでしょうか。20世紀から… ...
Alex Da Corte Fresh Hell
アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄
2023年4月29日(土) - 2023年9月18日(月)
現代は、あらゆる場所が視覚に訴える様々なイメージで埋め尽くされています。感情や時間や空間など、本来は見ることが出来ないものまで視覚化しようという中で、クリエイターや発明家は、妄想の世界に分け入っては、… ...
コレクション特別展示+コミュニケーションプログラム
奈良美智 ―Dog-o-rama
2023年4月29日(土・祝)〜9月18日(月・祝)
本展では、奈良美智《Dog-o-rama》をはじめ《Lonely Moon/Voyage of the Moon》、そして収蔵後初めての展示となるドローイング群を紹介します。いずれも奈良が当館の「開か… ...
コレクション展1
それは知っている:形が精神になるとき
2023年4月8日(土) - 2023年11月5日(日)
形と精神の関係は、世界を認識し解釈する能力に関わる普遍的なテーマとして、古来より芸術作品を通して探求され続けています。精神や生命が生み出すエコロジー(生態学)とは何かを問い続けたグレゴリー・ベイトソン… ...
虚影蜃光 ー Shell of Phantom Light
2023年4月8日(土)〜9月18日(月・祝)
工藝美術家、池田晃将(1987-)は螺鈿技法を用いて、データや電気信号といった実体のないものや想像上の動物を描写する作品を発表しています。雨のように降り落ちる数字、角度によって動きを見せる電子回路のよ… ...
アペルト18
顧剣亨 陰/残像
2023年4月8日(土)〜9月18日(月・祝)
顧剣亨(こ・けんりょう)は「デジタルウィービング」という複数の写真をピクセルごとに編み込む独自の手法によって、まるで織物のような質感を持つ写真作品を生み出し、イメージの背後に潜在している文脈を表現しま… ...
コレクション展2 Sea Lane - Connecting to the Islands 航路 - 島々への接続
2022年11月3日(木・祝) -
2023年3月19日(日)
沖縄復帰50周年にあたる2022年、金沢21世紀美術館では、現代美術の側面から沖縄について、そして歴史的にも沖縄と海洋で交流のあったアジア、とりわけ東南アジア地域やオセアニア地域の作家の表現を通して、… ...
lab.5 ROUTINE RECORDS
2022年10月1日(土)〜2023年3月21日(火・祝)
本展は、金沢21世紀美術館デザインギャラリーを作品展示の場所としてだけでなく、調査・ 研究・実験の場として開きつつ、そのプロセスをプレゼンテーションすることを目的に2017年より始動した〈lab.〉(… ...
アペルト17 SCAN THE WORLD [NEW GAME]
2022年10月1日(土) - 2023年3月19日(日)
SCAN THE WORLD(STW)は、石毛健太(1994年、東京都生まれ)とBIEN(1993年、東京都生まれ)の2名のアー ティストが中心に行っている、ハンディスキャナで街をスキャニングするプロ… ...
時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの
2022年10月1日(土) - 2023年3月5日(日)
イヴ・クラインは、吸い込まれるような鮮やかで深い青―インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)―で有名な、青の作家として知られています。荒廃した戦後の「タブラ・ラサ(白紙)」ともいえる状況から、彼… ...
金沢21世紀美術館と国立工芸館の所蔵作品によるコラボレーション展
「ひとがた」をめぐる造形
2022年7月23日(土) - 2022年9月11日(日)
あなたの目の前に高さ40センチほどの、人の形をした作品があります。あなたは「人形」だと思いますか。それとも「彫刻」だと思いますか。また、その作品がヤキモノだったとしたら「陶芸」でしょうか。さらにそれが… ...
特別展示:オラファー・エリアソン
2022年7月23日(土) - 2022年9月11日(日)
オラファー・エリアソンは1990年代初めから、写真、彫刻、ドローイング、インスタレーション、デザイン、建築など、多岐にわたる表現活動を展開してきました。とりわけアートを介したサステイナブルな世界の実現… ...
コレクション展1 うつわ
2022年5月21日(土) - 2022年10月16日(日)
本展は、2021年度収蔵作品を含む当館コレクション作品を中心に、現代美術における「うつわ」を様々な視点からご紹介する展覧会です。
「うつわ」という言葉は、特定の働きをする入れ物から道具、… ...
特別展示:マシュー・バーニー
2022年5月21日(土) - 2022年9月11日(日)
マシュー・バーニーは、彫刻と映像の密接な関係を通して、身体感覚とバーチャルな情報感覚の融合を試みる、21世紀を代表する世界的なアーティストの一人です。1980年代より彫刻、映像、パフォーマンス、またそ… ...
ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ:どこにもない場所のこと
2022年5月3日(火・祝) - 2022年9月4日(日)
韓国を代表するアーティストデュオ ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホは、ユニットを結成した当初の2009年より「現代世界における芸術の社会的機能と役割は何か」と問い直すプロジェクト「News fro… ...
甲冑の解剖術―意匠とエンジニアリングの美学
2022年5月3日(火・祝) - 2022年7月10日(日)
戦国時代から江戸時代にかけて、戦いの場で、武士の誇りと力の象徴として独自の展開を遂げた甲冑。蒔絵や金工、組ひもなど工芸的な技と斬新な意匠を駆使した美学と、防具としての機能性やエンジニアリングの発達。こ… ...
ジェフ・クーンズ × ベルナルド
2022年4月9日(土) - 2022年9月11日(日)
ジェフ・クーンズ(1955年、ペンシルバニア州ヨーク生まれ、ニューヨーク在住)は、ポップカルチャーのアイコンをはじめ、人々の目を引き付ける日常的な表象を用いた作品により世界のアートシーンをリードしてき… ...
アペルト16 AKI INOMATA Acting Shells
2022年4月9日(土) - 2022年9月11日(日)
AKI INOMATA(1983-)は、人間と生き物との関係に着目し、動物と共に制作した作品を多く発表しています。本展「Acting Shells」は、INOMATAによる進行中のプロジェクト「貨幣の… ...
コレクション展2 BLUE
2021年11月20日(土) - 2022年5月8日(日)
光のスペクトルにおいて、赤の長い波長がまっすぐ進むのに対し、青の短い波長は四方に拡散し、空間のなかに溶け込んでゆきます。手につかむことのできない空や水に象徴されるように、青はその深みにおいて認識される… ...
アペルト15 冨安由真 The Pale Horse
2021年10月30日(土) - 2022年3月21日(月・祝)
冨安由真(1983-)は、心霊現象や超常現象、夢の世界などを題材に、現実とも非現実とも判別しがたい空間演出を特徴とする、インスタレーション作品を多く発表しています。見るものの知覚や感覚に揺さぶりをかけ… ...
特別展
フェミニズムズ / FEMINISMS
2021年10月16日(土) - 2022年3月13日(日)
1990年代以降のフェミニズムは、欧米の若い女性たちを中心にポピュラー文化と結びつき、メディアを通して広がっていきました。日本でも若い女性たちの活躍がメディアを通して紹介され、まさに「ガール・ムーブメ… ...
特別展
ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で
2021年10月16日(土) - 2022年3月13日(日)
本展覧会は、ゲストキュレーターのアーティスト・長島有里枝が、1990年代以降に活動を始めた10作家の作品について、フェミニズムの視点から新たな解釈可能性を見いだす試みです。
93年のデビ… ...
コレクション展1 Inner Cosmology
2021年6月15日(火) - 2021年11月3日(水・祝)
日々の暮らしの中で、自分たちの力ではどうにもすることができないことがたくさんあります。そうしたことに直面するとき、人々は特定の神仏や森羅万象に宿る神々に思いを告げたり、自分自身の心に問いかけることで、… ...
アペルト14 原田裕規「Waiting for」
2021年6月15日(火) - 2021年10月17日(日)
原田裕規(1989年生まれ)は、クリスチャン・ラッセンや心霊写真など、ある時代の視覚文化の中では確かな位置を占めているにもかかわらず、美術史の周縁にある存在を扱ってきました。
本展は、作… ...
特別展示
ダグ・エイケン: アイ・アム・イン・ユー
2021年4月29日(木・祝) - 11月23日(火・祝)
本展では、所蔵作品の中から当館初展示となるダグ・エイケン《アイ・アム・イン・ユー》を紹介します。ダグ・エイケンは、映像、写真、彫刻、建築的介入からサウンド、インスタレーション、映画まで多岐にわたる作品… ...
特別展
日常のあわい
2021年4月29日(木・祝) - 2021年9月26日(日)
2020 年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、発生から1年以上がたった現在も収束の兆しが見えないままです。世界中で人々の日常はすっかりその姿を変えてしまいましたが、日本はもとより地震や… ...
デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ
2021年4月3日(土) - 2022年3月21日(月・祝)
建築家の式地香織を中心に2014 年に発足したコドモチョウナイカイ事務局は、デザインを通じて子どもたちが自ら課題を発見し、創造的に問題を解決する、柔らかな「理性や感性」を育むワークショップ・プログラム… ...
アペルト13 高橋治希 園林
2020年12月19日(土) - 2021年5月9日(日)
人は「庭園」を巡るとき、何を思うのでしょうか。一人たたずむときも、親しい人と会話しながら楽しむときも、何かしら気持ちを切り替える場所として、庭園はあるのではないでしょうか。高橋治希(1971- )は、… ...
コレクション展 スケールス
2020年10月17日(土) - 2021年5月9日(日)
ある物や空間について、思っていたより大きい、思っていたより小さい、と感じることがあります。それは、その物や空間の「サイズ」のみによるのではなく、それを経験する身体の位置や視点、また身体に記憶されている… ...
村上慧 移住を生活する
2020年10月17日(土) - 2021年3月7日(日)
村上慧(1988- )は、東日本大震災のあった2011年3月に武蔵野美術大学造形学部建築学科を卒業しました。震災をきっかけに発泡スチロールを素材にした自作の家を担いで歩き、国内外で移住を繰り返すプロジ… ...
ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス
2020年9月19日(土) - 2021年2月28日(日)
ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースは、共にヨーロッパが誇る芸術の歴史を素地に、他に類を見ないユニークな表現で世界に知られる美術家です。この度、はじめて、二人だけの作品で空間構成をする二人展「ダ… ...
私たちの、私たちによる、私たちのための美術館
2020年7月18日(土) - 2021年3月21日(日)
2019年10月、金沢21世紀美術館は開館から15周年を迎えました。金沢市の中心部に位置する美術館は、「まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館」を特徴の一つとし、これまで美術館活動を行ってまいり… ...
アペルト12 安西剛 「ポリ-」
2020年6月27日(土) - 2020年11月23日(月)
安西剛(1987年生まれ)は日用品、とりわけ安価で大量に出回っているプラスチック製品を主な素材とし、それらの機能や意味を無効化し、オブジェクトとして提示したときに、人々がどうそれを見るのか、どう関係す… ...
de-sport : 芸術によるスポーツの解体と再構築
2020年6月27日(土) - 2020年9月27日(日)
本展は、東京2020オリンピック・パラリンピックを翌年に控え、芸術の視点からスポーツの意味を問い直す展覧会です。展覧会名「de-sport」(デスポーツ)は、中世フランス語で「楽しむこと」を意味する「… ...
内藤礼 うつしあう創造
2020年6月27日(土) - 2020年8月23日(日)
小さなひとが立ち、水が落ちるところに大地が広がり、糸やリボンが揺れるときに風が生まれ、ビーズやガラスが光をまねき入れる――内藤礼は、空間と対話しながら自然のエレメントや繊細なモチーフを組み合わせ、また… ...
チェルフィッチュ × 金氏徹平
消しゴム森
2020年2月7日(金) - 2020年2月16日(日)
『消しゴム山』(劇場版)と『消しゴム森』(美術館版)は、演劇作家・岡田利規が、2017年、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市を訪れ、津波被害を防ぐ高台の造成工事で変わってしまった風景を見… ...
開館15周年記念
現在地:未来の地図を描くために[2]後期
2020年2月4日(火) - 2020年4月12日(日)
当館は開館15周年を迎え、コレクション収集を開始した開館前の2000年から20年の間に約3,880件に上る作品を収蔵するに至りました。その間、社会の状況は目まぐるしく変化し、コレクション作品もその時代… ...
lab.4 Space Syntax
2019年10月12日(土) - 2020年6月14日(日)
私たちは「空間」の中に生きています。さまざまな方法で私たちは空間を認知し、一方で空間が変われば私たちの行動も変わります。つまり空間のレイアウトと人間の行動とは深く関係していると言えます。その関係を解き… ...
開館15周年記念
現在地:未来の地図を描くために[2]前期
2019年10月12日(土) - 2019年12月19日(木)
当館は開館15周年を迎え、コレクション収集を開始した開館前の2000年から20年の間に約3,880件に上る作品を収蔵するに至りました。その間、社会の状況は目まぐるしく変化し、コレクション作品もその時代… ...
開館15周年記念
現在地:未来の地図を描くために[1]
2019年9月14日(土) - 2019年12月19日(木)
金沢21世紀美術館は2004年の開館から15周年を迎えます。その節目を記念して、展覧会「現在地:未来の地図を描くために」を開催します。本展は、コレクション作品を中心に、私たちの未来を見つめるために立つ… ...
アペルト11 久野彩子 都市のメタモルフォーゼ
2019年7月6日(土) - 2019年9月23日(月)
久野彩子(1983年東京都生まれ)は、ロストワックス鋳造技法を用いて作品を制作します。ロストワックスとは、ロウで作った精密なカタチを鋳物に置き換える手法で、彼女の作品は硬質で重厚な金属の質感と共に、細… ...
粟津潔 デザインになにができるか
2019年5月18日(土) - 2019年9月23日(月)
金沢21世紀美術館では2006年度から現在に至るまで約2,939件の粟津潔作品・資料の寄贈を受け、調査を続けてきました。2007年度には、受贈作品のうち1,750 点を一挙に公開し、粟津の活動に関わっ… ...
大岩オスカール 光をめざす旅
2019年4月27日(土) - 2019年8月25日(日)
大岩オスカールは、光あふれる鮮やかな色彩とダイナミックな空間構成によって、ときに批評やユーモアを交えながら現代社会を生き生きと描き出してきました。1965年にブラジルのサンパウロで日本人の両親のもとに… ...
特別展示
名和晃平 Foam
2019年4月27日(土) - 2019年8月25日(日)
名和晃平は本展において、泡と光のインスタレーション作品「Foam」を展示します。次々と終わりなく湧き出る小さな泡が次第に寄り集まり、泡の集合体(フォーム)として有機的な構造を自律的に形成してゆく様子を… ...
佐藤浩一 第三風景
2019年4月6日(土) - 2019年9月23日(月)
この度金沢21世紀美術館は、今日でもなお視覚中心的な作品が多数を占める中、視覚のみならず、非視覚的な感覚、聴覚・嗅覚をも揺さぶる新たな表現を取り上げ、美術館活動の次なる可能性を探求する展覧会を開催しま… ...
アペルト10
横山奈美 LOVEと私のメモリーズ
2019年4月6日(土) - 2019年6月30日(日)
横山奈美(1986- )は、日々の生活の中で消耗されていくもの、廃棄されていくものをモチーフに絵画を制作しています。通常見向きもされない捨てられる運命をもった、いわば主役にならないものを主役にすること… ...
コレクション展 アジアの風景 / 粟津潔、マクリヒロゲル5
2018年11月3日(土) - 2019年5月6日(月)
アジアからあふれ出る様々な表現は、土地の歴史や文化と密接に結び付きながら、伝統と急速なグローバル化の間での模索や試行が続いています。ポスト工業化や技術革新の波にもまれながら、「人間はどこに向かって行く… ...
アペルト09
西村有 paragraph
2018年10月6日(土) - 2019年3月24日(日)
西村有(1982- )は、日常の何気ない風景や行為、「生活の中の充足した時間」の断片を1枚の絵の中に複雑に重ね合わせることで一つの風景を構築します。それは、まるで小説家が言葉を紡ぎ、文章を構成し、ひと… ...
東アジア文化都市2018金沢
変容する家
2018年9月15日(土) - 2018年11月4日(日)
日中韓のアートと出会うまちなか展覧会
東アジアのアーティスト22組が考える「家」を訪ねて、散歩に行こう!
我々の生きる現代では「家」は一つの社会システムとして… ...
東アジア文化都市2018金沢 コア事業連携企画
邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる
2018年9月8日(土) - 2019年3月3日(日)
チウ・ジージエは、幼少から学んだ「書」を表現の中心に置き、書くことを通じて、普遍的で根源的な人間の存在について問い直してきました。生誕の地である福建省は、かつて海上貿易が盛んだったこともあり、交易や移… ...
lab.3
DeathLAB:死を民主化せよ
2018年7月7日(土) - 2019年3月24日(日)
都市における「死」をめぐるさまざまな問題―人口集中とそれに伴う深刻な墓地不足、少子高齢化、無宗教を支持する人の増加、火葬の二酸化炭素排出による環境負荷など―を考えれば、これまでにない葬送の方法を発明し… ...
起点としての80年代
2018年7月7日(土) - 2018年10月21日(日)
1970年代のコンセプチュアルでストイックな表現に対する反動から、80年代の日本では絵画や彫刻の復権が唱えられ、好調な経済状況を背景として、色彩豊かで伸び伸びとした筆遣いの「ニュー・ペインティング」な… ...
アペルト08
七搦綾乃
2018年4月28日(土) - 2018年9月24日(月)
七搦綾乃(1987-)は山や森などの雄大な自然や、虹や霧などのはかなく消えていく自然現象をテーマとし、そこに独自の解釈や見立てを交えて木彫作品にします。本展で出品される、「rainbows edge」… ...
アイ・チョー・クリスティン 霊性と寓意
2018年4月28日(土) - 2018年8月19日(日)
アイ・チョー・クリスティン(Ay Tjoe Christine, 1973-)はインドネシアの西ジャワ州バンドン出身の、インドネシアで活躍している現代アーティストです。彼女はドライポイントなどの凹版印… ...
ルナ・イスラム 《縮尺(1/16インチ=1フィート)》
2018年4月28日(土) - 2018年6月24日(日)
所蔵作品の中から1点を選び、当館初展示となるルナ・イスラム《縮尺(1/16インチ=1フィート)》をご紹介いたします。
ルナ・イスラムは、アイデア、主題、形式における概念あるいは知覚や認識… ...
コレクション展 見ることの冒険
2018年1月27日(土) - 2018年6月24日(日)
見ることは、多くの人にとって、当たり前の行為ですが、意識を持って見るということは案外に難しく、それゆえに色々なことを見過ごしてしまいがちです。
美術館という場所は、作品を「見ること」、「… ...
ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー
2017年11月25日(土) - 2018年3月11日(日)
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーは、高度な音響・メディア技術と独創的な造形を駆使して、「聞く」「見る」といった複合的な知覚経験を伴う独特な世界を創り出します。いったん、彼らの作品世界… ...
ローカル・テキスタイル 1
TO&FRO うすく、かるく
2017年11月18日(土) - 2018年6月24日(日)
「ローカル・テキスタイル」シリーズの第一弾は「TO&FRO」を取り上げます。「TO&FRO」は、金沢市とかほく市の会社「カジグループ」によるトラベルギア(旅行用品)ブランド。ブランド名は「行ったり、来… ...
泉太郎 突然の子供
2017年10月7日(土) - 2018年3月25日(日)
泉太郎(1976- )は、映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻といったあらゆるメディアを交錯させたインスタレーションを主な表現手法とし、国内外で精力的に作品を発表しているアーティストです。… ...
日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展
日々の生活 – 気づきのしるし Everyday Life – Signs of Awareness
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
デンマークと日本は、それぞれの歴史や文化を背景に、ときに影響し合いながら発展してきました。特に、機能と実用性に加え、美しい意匠をまとった優れたデザインは、両国の文化的アイデンティティと美意識を示すもの… ...
ヨーガン レール 文明の終わり Jurgen Lehl The End of Civilization
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
自然とともに暮らし、その尊さを伝えてきたデザイナー、ヨーガン レール(1944-2014)が「最期の仕事」に選んだのは、深刻な環境の問題に向かい、海岸に打ち寄せられた廃品のプラスティックから美しい照明… ...
lab.2
Sight
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
視覚経験を全く新しいものに変える感覚拡張デバイス「Sight」の開発に取り組むプロジェクト(和家尚希、鈴木良平、伏見遼平、宗像悠里)の活動を紹介します。イルカやコウモリが音を手掛かりに空間を移動し餌を… ...
コレクション展2 死なない命
2017年7月22日(土) - 2018年1月8日(月)
人工知能や遺伝子工学の発達によって「生命の編集」「機械との共存」「不死」といった主題が注目されるよう になり、これまでの生命観や倫理観がいま問われています。今回の展覧会では、当館のコレクションから9 … ...
アペルト07
川越ゆりえ 弱虫標本 Insect Specim en of a Coward
2017年5月27日(土) - 2017年9月24日(日)
川越ゆりえ(1987-)は「人の感情の蠢きを虫にしたら」と発想し、心の動きを仮想の虫の姿態に呼応させて、幻想的な世界を表現します。擬人化ならぬ擬虫化したモチーフは、さらに、昆虫標本に仕立てられ、人間 … ...
コレクション展1 PLAY / 粟津潔、マクリヒロゲル4 海と毛布ー粟津潔の 写真について
2017年4月29日(土) - 2017年7月23日(日)
PLAYは「遊ぶ」という意味だけでなく「演じる、演奏する、競技する、振る舞う、行動する」といったように、私たちの日常に起きている能動的で積極的な行為を表すことばです。そのように考えてみると、私たちの毎… ...
lab.1
OTON GLASS
2017年4月8日(土) - 2017年7月23日(日)
父親の失読症をきっかけに開発が進められている〈OTON GLASS〉。視覚的な文字情報を音声に変換することで「読む」行為をサポートする眼鏡型のデバイスです。ディスレクシア(難読症、読字障がい)の補助を… ...
池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー
2017年4月8日(土) - 2017年7月9日(日)
極めて細いペン先から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973-)。1日に握りこぶしほどの面積しか描くことができないという画面は、緻密な描写や壮大な構成によって裏打ちされた、現実を凌賀(りょう… ...
アペルト06
武田雄介
2017年1月21日(土) - 2017年5月7日(日)
武田雄介(1985年、広島生まれ)は金沢美術工芸大学で油絵を専攻し、2014年に同大学院博士後期課程を修了、現在も金沢を拠点に制作を続け、絵画、写真、映像、音といった様々な素材を組み合わせたインスタレ… ...
トーマス・ルフ展
2016年12月10日(土) - 2017年3月12日(日)
トーマス・ルフ(1958年ドイツ、ツェル・アム・ハルマースバッハ生まれ)は、アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に… ...
工芸とデザインの境目
2016年10月8日(土) - 2017年3月20日(月)
「工芸」か「デザイン」かー。
工芸とデザインはものづくりという点では同じであるが、両者は異なるジャンルとして区別される。しかしながら、それらをつぶさに観察するまでもなく、両者の間には「デ… ...