主催展覧会
-
- 開催中
- 有料
ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ:どこにもない場所のこと
2022年5月3日(火・祝) 〜2022年9月4日(日)
現代韓国を代表するアーティストデュオ、ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホによる国内初となる大規模個展。彼女たちは結成当初よりアートの社会的機能と役割を提示しつつ、さまざまな領域の専門家との対話と協働のための実践的なプラットフォームを提唱してきました。本展では、未来の人類が生存と自由の獲得のために葛藤する姿を詩的に描いた新作映像インスタレーション、2021年に韓国国立近現代美術館で発表された《News from Nowhere : Freedom Village》およびアポカリプス前後の異なる時間軸とその接続を精緻に描き出した代表作《世界の終わり》を中心に展観し、さらに2018年から進めてきた金石地区(金沢市)での滞在制作についても、映像、ドローイング、マケットなどを通じて、彼女たちの思考と活動を多面的に紹介します。現代社会が直面する課題を抽出し、未来と過去を往還しながら、現在を生きる我々に力強いメッセージを投げかける彼女たちの作品世界を存分に体験していただけることでしょう。
… -
- 開催中
- 有料
甲冑の解剖術―意匠とエンジニアリングの美学
2022年5月3日(火・祝) -
2022年7月10日(日)戦国時代から江戸時代にかけて、戦いの場で、武士の誇りと力の象徴として独自の展開を遂げた甲冑。蒔絵や金工、組ひもなど工芸的な技と斬新な意匠を駆使した美学と、防具としての機能性やエンジニアリングの発達。これらの魅力を現代アーティストによる空間デザインで展示します。細部や構造をデジタル解析したライゾマティクスによる映像や、甲冑を現代人の身体のリアリティにしなやかにつなげるナイル・ケティングの空間デザインを通して、甲冑は現在の私たちに語り始めます。
… -
- 開催予定
- 有料
コレクション展1 うつわ
2022年5月21日(土) - 2022年10月16日(日)
本展は、2021年度収蔵作品を含む当館コレクション作品を中心に、現代美術における「うつわ」を様々な視点からご紹介する展覧会です。 「うつわ」という言葉は、特定の働きをする入れ物から道具、人の度量の大きさまで、幅広い意味に用いられるように、容器としての機能を持つものはもちろん、そうした実用性からは抜け出た概念を持つものがあります。 「うつわ」の歴史をひも解いてみると、日本の縄文土器は、集落を中心とした集団生活において、採集した木の実や動植物を保存したり、食物を煮炊きしたりするための器具として重宝されました。その一方で、まるで太古の生命リズムをかたどったような躍動感あふれる装飾や文様を施したものが多く遺されており、実用性ばかりでなく、高い装飾性も評価されています。日々の生活を営むための道具として、また祭しや儀礼に欠かせない祭式具として、古来より人々の生活や信仰を助けた「うつわ」には、人間界と自然界とをつなぐ重要な役割があったことが想像できます。 また、肉体のことを、魂が宿る「うつわ」と言うことがあります。生死のサイクルにおいて魂は永続的であり、容器としての身体にその都度転入を繰り返す、という考え方です。身体を「うつわ」として考えてみると、その容器に宿った魂が、五感を可能にする身体を通じて自然界や聖なるものと結びつき、古い記憶を呼び覚ますような感覚をもたらすこともあるかもしれません。 このように「うつわ」という言葉に様々な意味が宿っていることを心に浮かべながら、生活に最も身近なものである「うつわ」を多様な角度から見つめることで、「うつわ」に込められた意味や価値について考えるきっかけとなることを目指しています。
… -
- 開催予定
- 有料
特別展示:マシュー・バーニー
2022年5月21日(土) - 2022年9月11日(日)
マシュー・バーニーは、彫刻と映像の密接な関係を通して、身体感覚とバーチャルな情報感覚の融合を試みる、21世紀を代表する世界的なアーティストの一人です。1980年代より彫刻、映像、パフォーマンス、またそれらを融合させた作品を多く手がけ、現代美術の分野において注目を集めてきました。 本展は、バーニーが1980年代後半より制作を始めた、主にドローイング、映像、彫刻から構成される『拘束のドローイング』シリーズの9番目の作品《拘束のドローイング9》を中心に、同作品映像やモチーフ、登場人物などを紹介する関連作品を展示します。 《拘束のドローイング9》は、2005年に金沢21世紀美術館で開催されたバーニーの国内初の大規模個展において、シリーズ新制作として世界初公開されました。捕鯨や茶道といった日本文化をテーマに、映画、彫刻インスタレーション、写真など多彩なメディアで展開される本作品は、日本を中心に撮影され、日本文化に対する新鮮なヴィジュアルの解釈がなされています。アイスランド出身の音楽家ビョークが映画音楽と展示インスタレーションの音楽を担当し、映画においても共演するなど、話題を呼びました。 そのタイトルから連想されるように、『拘束のドローイング』には、ドローイングを行う際に身体に拘束、制限を与え、そこから生まれる未知の形に挑戦するという意味があります。公開から17年を経た現在においても、人間の身体とそれを取り巻く世界、あるいは身体内での活動、エネルギーの問題を主題とする作品に込められたメッセージは私たちの心に強く響きます。本展を通じ、普遍的なテーマである人間の身体と環境、その関係性における作家独自の視点とその作品世界をお楽しみください。
… -
- 開催中
- 無料
ジェフ・クーンズ × ベルナルド
2022年4月9日(土) - 2022年9月11日(日)
ジェフ・クーンズ(1955年、ペンシルバニア州ヨーク生まれ、ニューヨーク在住)は、ポップカルチャーのアイコンをはじめ、人々の目を引き付ける日常的な表象を用いた作品により世界のアートシーンをリードしてきました。本展では、フランスのリモージュを代表する磁器ブランドのベルナルドとの協働によって精巧に作られたクーンズの代表作「セレブレーション」シリーズをご紹介します。 オリジナルの「セレブレーション」シリーズは、1990年代半ばに制作されたクーンズにとって重要な作品です。パーティを彩る動物型のバルーンという安価で軽やかなモチーフが、鏡面仕上げのステンレススチールによる巨大な彫刻となって現れるとき、低俗さと高級さ、純粋さと魅惑、はかなさと永遠という対極的なコンセプトが作品の中で重なり合います。それは、1年の中の特別な1日を祝うだけでなく、生のサイクルを祝う作品でもあります。 80年代より陶器を素材とした作品を手がけてきたクーンズは、今から10年前、「セレブレーション」シリーズを磁器によって再現するというプロジェクトをベルナルドに依頼しました。磁器の街として名高いフランスのリモージュで1863年に創業されたベルナルドは、精巧な職人技による卓越した品質を守り続ける家族経営のブランドです。しかし同時に、創造性と技術革新の最先端をゆく姿勢により、これまで国際的に著名な現代アーティストたちとのコラボレーションも行ってきました。透明感のあるカラフルな色、全体の微妙なバランス、そしてとりわけ作家が強く求めた、光を反射する滑らかな表面……複雑かつ入念にデザインされたクーンズの作品を忠実に再現するにあたり、ベルナルドのモデラー、装飾家、釉薬職人たちは、新たな専門技術の開発に取り組みました。 クーンズとベルナルド、新たなことに挑戦し、完璧を追求し続ける両者の姿勢と、職人たちの技術が結実した作品を、ぜひご高覧ください。
… -
- 開催中
- 無料
アペルト16 AKI INOMATA Acting Shells
2022年4月9日(土) - 2022年9月11日(日)
AKI INOMATA(1983-)は、人間と生き物との関係に着目し、動物と共に制作した作品を多く発表しています。本展「Acting Shells」は、INOMATAによる進行中のプロジェクト「貨幣の記憶」を中心に構成されています。2015年より開始されたこのプロジェクトは、真珠貝の中に現代世界の各国の通貨のシンボルとなる肖像を融合させることで、「貨幣の化石」を作り出す試みです。人類は、古代から貝殻を重要な貨幣の一つとして用いてきました。仮想通貨や電子マネーが席けんし、物理的な貨幣と置き換わろうとしている今日、本プロジェクトは、あえて貨幣の歴史を遡ることで、過去と現在を横断し、私たちを取りまく経済・社会システムを新たに見つめ直す機会を鑑賞者に与えます。 一方、貝殻(shell)は本来、貝の身を守るシェルターや「やど」の役割を果たしています。本展は、ヤドカリやアサリなど、私たちと異なる生物種にとっての「シェル」の意義を多角的に捉え、人間社会や生命の進化史と、彼らの能動的な振る舞い(act)との結びつきを考えます。INOMATAの作品は、他の生物種や私たちにとっての多様な「シェル」の意味合いを提示し、様々な時空間への想像力に働きかけるでしょう。
…
一般主催展覧会
-
市民ギャラリー
- 開催予定
- 無料
一般主催展覧会
第74回三軌会写真部金沢展
2022年6月14日(火) - 2022年6月19日(日)
第74回三軌展(東京・六本木=国立新美術館)で展示した作品から北陸地区からの作品を中心に、150余点を選抜して展示する。
作品は大全紙パネル貼り仕様の作品です。- 期間
- 2022年6月14日(火) - 2022年6月19日(日)10:00〜18:00(最終日17:00まで)
- 会場
- 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
- 料金
- 無料
- 主催:
- 三軌会、三軌会写真部実行委員会
- 後援:
- 石川県、金沢市
- お問い合わせ
- 金沢展実行委員会事務局(中條)
TEL 090-2375-8671
FAX 0767-26-0252
-
市民ギャラリー
- 開催予定
- 無料
一般主催展覧会
ふしぎな花倶楽部中部花の輪いしかわ 押し花合同展
2022年5月24日(火) - 2022年5月29日(日)
美しく咲く四季の花々を生き生きと押花で表現しました。100点ほどの押花額を展示します。
- 期間
- 2022年5月24日(火) - 2022年5月29日(日)10:00〜17:00(最終日は15:00まで)
- 会場
- 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
- 料金
- 無料
- 主催:
- ふしぎな花倶楽部中部花の輪いしかわ
- 後援等:
- 北國新聞社、北國新聞文化センター、テレビ金沢、エフエム石川、ラジオ金沢、ラジオこまつ、ラジオななお、金沢ケーブル、北陸放送
- お問い合わせ
- 葛葉 タカ
TEL 090-9443-0661
-
- 開催中
- 無料
一般主催展覧会
窓展 souten
2022年5月17日(火) - 2022年5月22日(日)
金沢美術工芸大学油絵科の大学4年次の1年間を同じ制作室でともに過ごしたメンバーによるグループ展。
それぞれの道に旅立ってから36年。
再び金沢の地に集まり発表する。- 期間
- 2022年5月17日(火) - 2022年5月22日(日)10:00〜18:00
- 会場
- 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
- 料金
- 無料
- 主催:
- ーS60 SEISAKUSHITSUー
- 後援:
- 金沢美術工芸大学同窓会
- お問い合わせ
- 嶋恵美子
MAIL:luck_kaikou@yahoo.co.jp
-
- 開催中
- 無料
一般主催展覧会
一写くらぶ&キャッツアイクラブ第16回写真展
2022年5月17日(火) - 2022年5月22日(日)
16年前に立ち上げた小規模な写真集団も、今や25名にも膨れ上がった。このグループの唯一な特徴は、全員がパソコンを持ち込み、北陸3県でも珍しい「写真編集」をし、月3回もの教室を開催しています。集合方式2回とオンライン形式で月計6時間の学習をし、スキルアップをしています。
作品作りは、大型作品で4mサイズ、畳1枚のB0サイズ、テーマ作品、チャレンジ作品(アート作品)等。第16回展は、これら115点を展示することとした。また、第10回から第15回までの「記念誌」の年1回の発行、ホームページの制作もしています。- 期間
- 2022年5月17日(火) - 2022年5月22日(日)10:00〜18:00(最終日17:00まで)
- 会場
- 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
- 料金
- 無料
- 主催:
- 一写くらぶ&キャッツアイクラブ
- 後援等:
- 北國新聞社・北國写真連盟・北陸放送・ラジオかなざわ・ななお・こまつ
- お問い合わせ
- TEL 076-268-1061(携帯090-2378-7311)
MAIL mioroki@krf.biglobe.ne.jp
URL https://isshaclub.com/
-
市民ギャラリー
- 開催中
- 有料
一般主催展覧会
荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋
2022年4月30日(土) - 2022年5月28日(土)
漫画家・荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』は、1987年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、2022年に誕生35周年を迎えました。シリーズ累計発行部数が1億部以上を記録している本作は、ジョースター家の数奇な運命と因縁を中心に描かれ、その独特の手法や世界観は多くのファンに支持されています。本展では、豊富な肉筆原画をはじめ、多彩な展示物とともに、その歩みと歴史をひもときます。
- 期間
- 2022年4月30日(土) - 2022年5月28日(土)10:00〜18:00(金・土は20:00まで、最終日は15:00まで)
- 会場
- 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA(1階)
- 料金
- 一般:1,600円(先行予約:1,400円)
グッズ付き:2,800円※先行予約のみ
大学生:1,200円(先行予約:1,000円)
高校生:800円(先行予約:600円)
小中学生:400円(先行予約:400円)
- 主催:
- テレビ金沢
- お問い合わせ
- <2022年4月29日(金・祝)まで>
076-240-9043(テレビ金沢)
受付時間/平日10:00〜17:00
<2022年4月30日(土)~5月28日(土)>
080-8130-4652【金沢会場事務局(テレビ金沢)】
受付時間/9:30〜17:30 (無休/毎週金・土曜日は19:30まで)
URL https://jojoex-kanazawa.com/