コレクション展2 BLUE
2021年11月20日(土) - 2022年5月8日(日)
光のスペクトルにおいて、赤の長い波長がまっすぐ進むのに対し、青の短い波長は四方に拡散し、空間のなかに溶け込んでゆきます。手につかむことのできない空や水に象徴されるように、青はその深みにおいて認識される… ...
アペルト15 冨安由真 The Pale Horse
2021年10月30日(土) - 2022年3月21日(月・祝)
冨安由真(1983-)は、心霊現象や超常現象、夢の世界などを題材に、現実とも非現実とも判別しがたい空間演出を特徴とする、インスタレーション作品を多く発表しています。見るものの知覚や感覚に揺さぶりをかけ… ...
特別展
フェミニズムズ / FEMINISMS
2021年10月16日(土) - 2022年3月13日(日)
1990年代以降のフェミニズムは、欧米の若い女性たちを中心にポピュラー文化と結びつき、メディアを通して広がっていきました。日本でも若い女性たちの活躍がメディアを通して紹介され、まさに「ガール・ムーブメ… ...
特別展
ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で
2021年10月16日(土) - 2022年3月13日(日)
本展覧会は、ゲストキュレーターのアーティスト・長島有里枝が、1990年代以降に活動を始めた10作家の作品について、フェミニズムの視点から新たな解釈可能性を見いだす試みです。
93年のデビ… ...
コレクション展1 Inner Cosmology
2021年6月15日(火) - 2021年11月3日(水・祝)
日々の暮らしの中で、自分たちの力ではどうにもすることができないことがたくさんあります。そうしたことに直面するとき、人々は特定の神仏や森羅万象に宿る神々に思いを告げたり、自分自身の心に問いかけることで、… ...
アペルト14 原田裕規「Waiting for」
2021年6月15日(火) - 2021年10月17日(日)
原田裕規(1989年生まれ)は、クリスチャン・ラッセンや心霊写真など、ある時代の視覚文化の中では確かな位置を占めているにもかかわらず、美術史の周縁にある存在を扱ってきました。
本展は、作… ...
特別展示
ダグ・エイケン: アイ・アム・イン・ユー
2021年4月29日(木・祝) - 11月23日(火・祝)
本展では、所蔵作品の中から当館初展示となるダグ・エイケン《アイ・アム・イン・ユー》を紹介します。ダグ・エイケンは、映像、写真、彫刻、建築的介入からサウンド、インスタレーション、映画まで多岐にわたる作品… ...
特別展
日常のあわい
2021年4月29日(木・祝) - 2021年9月26日(日)
2020 年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、発生から1年以上がたった現在も収束の兆しが見えないままです。世界中で人々の日常はすっかりその姿を変えてしまいましたが、日本はもとより地震や… ...
デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ
2021年4月3日(土) - 2022年3月21日(月・祝)
建築家の式地香織を中心に2014 年に発足したコドモチョウナイカイ事務局は、デザインを通じて子どもたちが自ら課題を発見し、創造的に問題を解決する、柔らかな「理性や感性」を育むワークショップ・プログラム… ...
アペルト13 高橋治希 園林
2020年12月19日(土) - 2021年5月9日(日)
人は「庭園」を巡るとき、何を思うのでしょうか。一人たたずむときも、親しい人と会話しながら楽しむときも、何かしら気持ちを切り替える場所として、庭園はあるのではないでしょうか。高橋治希(1971- )は、… ...
コレクション展 スケールス
2020年10月17日(土) - 2021年5月9日(日)
ある物や空間について、思っていたより大きい、思っていたより小さい、と感じることがあります。それは、その物や空間の「サイズ」のみによるのではなく、それを経験する身体の位置や視点、また身体に記憶されている… ...
村上慧 移住を生活する
2020年10月17日(土) - 2021年3月7日(日)
村上慧(1988- )は、東日本大震災のあった2011年3月に武蔵野美術大学造形学部建築学科を卒業しました。震災をきっかけに発泡スチロールを素材にした自作の家を担いで歩き、国内外で移住を繰り返すプロジ… ...
ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス
2020年9月19日(土) - 2021年2月28日(日)
ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースは、共にヨーロッパが誇る芸術の歴史を素地に、他に類を見ないユニークな表現で世界に知られる美術家です。この度、はじめて、二人だけの作品で空間構成をする二人展「ダ… ...
私たちの、私たちによる、私たちのための美術館
2020年7月18日(土) - 2021年3月21日(日)
2019年10月、金沢21世紀美術館は開館から15周年を迎えました。金沢市の中心部に位置する美術館は、「まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館」を特徴の一つとし、これまで美術館活動を行ってまいり… ...
アペルト12 安西剛 「ポリ-」
2020年6月27日(土) - 2020年11月23日(月)
安西剛(1987年生まれ)は日用品、とりわけ安価で大量に出回っているプラスチック製品を主な素材とし、それらの機能や意味を無効化し、オブジェクトとして提示したときに、人々がどうそれを見るのか、どう関係す… ...
de-sport : 芸術によるスポーツの解体と再構築
2020年6月27日(土) - 2020年9月27日(日)
本展は、東京2020オリンピック・パラリンピックを翌年に控え、芸術の視点からスポーツの意味を問い直す展覧会です。展覧会名「de-sport」(デスポーツ)は、中世フランス語で「楽しむこと」を意味する「… ...
内藤礼 うつしあう創造
2020年6月27日(土) - 2020年8月23日(日)
小さなひとが立ち、水が落ちるところに大地が広がり、糸やリボンが揺れるときに風が生まれ、ビーズやガラスが光をまねき入れる――内藤礼は、空間と対話しながら自然のエレメントや繊細なモチーフを組み合わせ、また… ...
チェルフィッチュ × 金氏徹平
消しゴム森
2020年2月7日(金) - 2020年2月16日(日)
『消しゴム山』(劇場版)と『消しゴム森』(美術館版)は、演劇作家・岡田利規が、2017年、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市を訪れ、津波被害を防ぐ高台の造成工事で変わってしまった風景を見… ...
開館15周年記念
現在地:未来の地図を描くために[2]後期
2020年2月4日(火) - 2020年4月12日(日)
当館は開館15周年を迎え、コレクション収集を開始した開館前の2000年から20年の間に約3,880件に上る作品を収蔵するに至りました。その間、社会の状況は目まぐるしく変化し、コレクション作品もその時代… ...
lab.4 Space Syntax
2019年10月12日(土) - 2020年6月14日(日)
私たちは「空間」の中に生きています。さまざまな方法で私たちは空間を認知し、一方で空間が変われば私たちの行動も変わります。つまり空間のレイアウトと人間の行動とは深く関係していると言えます。その関係を解き… ...
開館15周年記念
現在地:未来の地図を描くために[2]前期
2019年10月12日(土) - 2019年12月19日(木)
当館は開館15周年を迎え、コレクション収集を開始した開館前の2000年から20年の間に約3,880件に上る作品を収蔵するに至りました。その間、社会の状況は目まぐるしく変化し、コレクション作品もその時代… ...
開館15周年記念
現在地:未来の地図を描くために[1]
2019年9月14日(土) - 2019年12月19日(木)
金沢21世紀美術館は2004年の開館から15周年を迎えます。その節目を記念して、展覧会「現在地:未来の地図を描くために」を開催します。本展は、コレクション作品を中心に、私たちの未来を見つめるために立つ… ...
アペルト11 久野彩子 都市のメタモルフォーゼ
2019年7月6日(土) - 2019年9月23日(月)
久野彩子(1983年東京都生まれ)は、ロストワックス鋳造技法を用いて作品を制作します。ロストワックスとは、ロウで作った精密なカタチを鋳物に置き換える手法で、彼女の作品は硬質で重厚な金属の質感と共に、細… ...
粟津潔 デザインになにができるか
2019年5月18日(土) - 2019年9月23日(月)
金沢21世紀美術館では2006年度から現在に至るまで約2,939件の粟津潔作品・資料の寄贈を受け、調査を続けてきました。2007年度には、受贈作品のうち1,750 点を一挙に公開し、粟津の活動に関わっ… ...
大岩オスカール 光をめざす旅
2019年4月27日(土) - 2019年8月25日(日)
大岩オスカールは、光あふれる鮮やかな色彩とダイナミックな空間構成によって、ときに批評やユーモアを交えながら現代社会を生き生きと描き出してきました。1965年にブラジルのサンパウロで日本人の両親のもとに… ...
特別展示
名和晃平 Foam
2019年4月27日(土) - 2019年8月25日(日)
名和晃平は本展において、泡と光のインスタレーション作品「Foam」を展示します。次々と終わりなく湧き出る小さな泡が次第に寄り集まり、泡の集合体(フォーム)として有機的な構造を自律的に形成してゆく様子を… ...
佐藤浩一 第三風景
2019年4月6日(土) - 2019年9月23日(月)
この度金沢21世紀美術館は、今日でもなお視覚中心的な作品が多数を占める中、視覚のみならず、非視覚的な感覚、聴覚・嗅覚をも揺さぶる新たな表現を取り上げ、美術館活動の次なる可能性を探求する展覧会を開催しま… ...
アペルト10
横山奈美 LOVEと私のメモリーズ
2019年4月6日(土) - 2019年6月30日(日)
横山奈美(1986- )は、日々の生活の中で消耗されていくもの、廃棄されていくものをモチーフに絵画を制作しています。通常見向きもされない捨てられる運命をもった、いわば主役にならないものを主役にすること… ...
コレクション展 アジアの風景 / 粟津潔、マクリヒロゲル5
2018年11月3日(土) - 2019年5月6日(月)
アジアからあふれ出る様々な表現は、土地の歴史や文化と密接に結び付きながら、伝統と急速なグローバル化の間での模索や試行が続いています。ポスト工業化や技術革新の波にもまれながら、「人間はどこに向かって行く… ...
アペルト09
西村有 paragraph
2018年10月6日(土) - 2019年3月24日(日)
西村有(1982- )は、日常の何気ない風景や行為、「生活の中の充足した時間」の断片を1枚の絵の中に複雑に重ね合わせることで一つの風景を構築します。それは、まるで小説家が言葉を紡ぎ、文章を構成し、ひと… ...
東アジア文化都市2018金沢
変容する家
2018年9月15日(土) - 2018年11月4日(日)
日中韓のアートと出会うまちなか展覧会
東アジアのアーティスト22組が考える「家」を訪ねて、散歩に行こう!
我々の生きる現代では「家」は一つの社会システムとして… ...
東アジア文化都市2018金沢 コア事業連携企画
邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる
2018年9月8日(土) - 2019年3月3日(日)
チウ・ジージエは、幼少から学んだ「書」を表現の中心に置き、書くことを通じて、普遍的で根源的な人間の存在について問い直してきました。生誕の地である福建省は、かつて海上貿易が盛んだったこともあり、交易や移… ...
lab.3
DeathLAB:死を民主化せよ
2018年7月7日(土) - 2019年3月24日(日)
都市における「死」をめぐるさまざまな問題―人口集中とそれに伴う深刻な墓地不足、少子高齢化、無宗教を支持する人の増加、火葬の二酸化炭素排出による環境負荷など―を考えれば、これまでにない葬送の方法を発明し… ...
起点としての80年代
2018年7月7日(土) - 2018年10月21日(日)
1970年代のコンセプチュアルでストイックな表現に対する反動から、80年代の日本では絵画や彫刻の復権が唱えられ、好調な経済状況を背景として、色彩豊かで伸び伸びとした筆遣いの「ニュー・ペインティング」な… ...
アペルト08
七搦綾乃
2018年4月28日(土) - 2018年9月24日(月)
七搦綾乃(1987-)は山や森などの雄大な自然や、虹や霧などのはかなく消えていく自然現象をテーマとし、そこに独自の解釈や見立てを交えて木彫作品にします。本展で出品される、「rainbows edge」… ...
アイ・チョー・クリスティン 霊性と寓意
2018年4月28日(土) - 2018年8月19日(日)
アイ・チョー・クリスティン(Ay Tjoe Christine, 1973-)はインドネシアの西ジャワ州バンドン出身の、インドネシアで活躍している現代アーティストです。彼女はドライポイントなどの凹版印… ...
ルナ・イスラム 《縮尺(1/16インチ=1フィート)》
2018年4月28日(土) - 2018年6月24日(日)
所蔵作品の中から1点を選び、当館初展示となるルナ・イスラム《縮尺(1/16インチ=1フィート)》をご紹介いたします。
ルナ・イスラムは、アイデア、主題、形式における概念あるいは知覚や認識… ...
コレクション展 見ることの冒険
2018年1月27日(土) - 2018年6月24日(日)
見ることは、多くの人にとって、当たり前の行為ですが、意識を持って見るということは案外に難しく、それゆえに色々なことを見過ごしてしまいがちです。
美術館という場所は、作品を「見ること」、「… ...
ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー
2017年11月25日(土) - 2018年3月11日(日)
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーは、高度な音響・メディア技術と独創的な造形を駆使して、「聞く」「見る」といった複合的な知覚経験を伴う独特な世界を創り出します。いったん、彼らの作品世界… ...
ローカル・テキスタイル 1
TO&FRO うすく、かるく
2017年11月18日(土) - 2018年6月24日(日)
「ローカル・テキスタイル」シリーズの第一弾は「TO&FRO」を取り上げます。「TO&FRO」は、金沢市とかほく市の会社「カジグループ」によるトラベルギア(旅行用品)ブランド。ブランド名は「行ったり、来… ...
泉太郎 突然の子供
2017年10月7日(土) - 2018年3月25日(日)
泉太郎(1976- )は、映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻といったあらゆるメディアを交錯させたインスタレーションを主な表現手法とし、国内外で精力的に作品を発表しているアーティストです。… ...
日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展
日々の生活 – 気づきのしるし Everyday Life – Signs of Awareness
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
デンマークと日本は、それぞれの歴史や文化を背景に、ときに影響し合いながら発展してきました。特に、機能と実用性に加え、美しい意匠をまとった優れたデザインは、両国の文化的アイデンティティと美意識を示すもの… ...
ヨーガン レール 文明の終わり Jurgen Lehl The End of Civilization
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
自然とともに暮らし、その尊さを伝えてきたデザイナー、ヨーガン レール(1944-2014)が「最期の仕事」に選んだのは、深刻な環境の問題に向かい、海岸に打ち寄せられた廃品のプラスティックから美しい照明… ...
lab.2
Sight
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
視覚経験を全く新しいものに変える感覚拡張デバイス「Sight」の開発に取り組むプロジェクト(和家尚希、鈴木良平、伏見遼平、宗像悠里)の活動を紹介します。イルカやコウモリが音を手掛かりに空間を移動し餌を… ...
コレクション展2 死なない命
2017年7月22日(土) - 2018年1月8日(月)
人工知能や遺伝子工学の発達によって「生命の編集」「機械との共存」「不死」といった主題が注目されるよう になり、これまでの生命観や倫理観がいま問われています。今回の展覧会では、当館のコレクションから9 … ...
アペルト07
川越ゆりえ 弱虫標本 Insect Specim en of a Coward
2017年5月27日(土) - 2017年9月24日(日)
川越ゆりえ(1987-)は「人の感情の蠢きを虫にしたら」と発想し、心の動きを仮想の虫の姿態に呼応させて、幻想的な世界を表現します。擬人化ならぬ擬虫化したモチーフは、さらに、昆虫標本に仕立てられ、人間 … ...
コレクション展1 PLAY / 粟津潔、マクリヒロゲル4 海と毛布ー粟津潔の 写真について
2017年4月29日(土) - 2017年7月23日(日)
PLAYは「遊ぶ」という意味だけでなく「演じる、演奏する、競技する、振る舞う、行動する」といったように、私たちの日常に起きている能動的で積極的な行為を表すことばです。そのように考えてみると、私たちの毎… ...
lab.1
OTON GLASS
2017年4月8日(土) - 2017年7月23日(日)
父親の失読症をきっかけに開発が進められている〈OTON GLASS〉。視覚的な文字情報を音声に変換することで「読む」行為をサポートする眼鏡型のデバイスです。ディスレクシア(難読症、読字障がい)の補助を… ...
池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー
2017年4月8日(土) - 2017年7月9日(日)
極めて細いペン先から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973-)。1日に握りこぶしほどの面積しか描くことができないという画面は、緻密な描写や壮大な構成によって裏打ちされた、現実を凌賀(りょう… ...
アペルト06
武田雄介
2017年1月21日(土) - 2017年5月7日(日)
武田雄介(1985年、広島生まれ)は金沢美術工芸大学で油絵を専攻し、2014年に同大学院博士後期課程を修了、現在も金沢を拠点に制作を続け、絵画、写真、映像、音といった様々な素材を組み合わせたインスタレ… ...
トーマス・ルフ展
2016年12月10日(土) - 2017年3月12日(日)
トーマス・ルフ(1958年ドイツ、ツェル・アム・ハルマースバッハ生まれ)は、アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に… ...
工芸とデザインの境目
2016年10月8日(土) - 2017年3月20日(月)
「工芸」か「デザイン」かー。
工芸とデザインはものづくりという点では同じであるが、両者は異なるジャンルとして区別される。しかしながら、それらをつぶさに観察するまでもなく、両者の間には「デ… ...
カタチのたたずまい
2016年10月8日(土) - 2017年3月20日(月)
展覧会「工芸とデザインの境目」の開催に合わせて、技術や素材に重きをおきながら金沢およびその近郊で制作活動をおこなう若手工芸作家4名に焦点をあてた展覧会を開催いたします。「用の美」(あるいは「用と美」)… ...
アペルト05
樫木知子 ~Daydream~
2016年9月17日(土) - 2017年1月9日(月)
京都をおもな活動の舞台とする画家、樫木知子(1982年、京都生まれ)。樫木は繊細かつ流麗な描線と透明感のある穏やかな色彩によって、白昼夢のような幻想的な世界を画面に紡ぎ出します。人物をはじめ、多様なモ… ...
コレクション展2
ダイアリー / 粟津潔と建築
2016年9月10日(土) - 2016年11月27日(日)
ダイアリー
ダイアリーとはラテン語の「一日」を指す「diēs」を語源とした、個人的な日記や日誌を意味することばです。書かれた、あるいは描かれたダイアリーには日々の記録が時間… ...
公演「わかったさんのクッキー」関連プログラム
ちがったさんのラッキー
2016年8月11日(木) - 2016年9月4日(日)
展覧会「ちがったさんのラッキー」では、金氏徹平さん(アーティスト)が集めた素材の中から選んだ物を身につけながら、いつもとちょっとちがう自分になることができます。
岡田利規さん( 演劇作家… ...
コレクション展1
Nous ぬう
2016年5月21日(土) - 2016年9月25日(日)
「Nous」とはフランス語で「わたしたち」を意味する言葉です。「わたしたち」は女性たちであり、また男性たちでもあります。ものを作り出すこと、思いを形にすることに女性と男性の区別はありません。ただ、その… ...
no new folk studio「Orphe」
2016年5月21日(土) - 2016年9月25日(日)
履き手が動くと楽器のように音を奏で、さまざまな光と色を放つ新感覚シューズOrphe(オルフェ)。ユーザーの動きに反応して奏でられる音と光の軌跡は、身体の動作によって生み出されます。no new fo… ...
アペルト04
Nerhol Promenade / プロムナード
2016年5月21日(土) - 2016年8月28日(日)
紙、印刷物の彫刻作品に取り組んできた彫刻家 飯田竜太、グラフィックデザイナーとして平面/視覚情報と向き合ってきた田中義久、その二人の邂逅から生まれたアーティスト・デュオがNerholです。物質とイメー… ...
SUPERFLEX One Year Project ― THE LIQUID STATE / 液相
2016年4月29日(金) - 2017年3月12日(日)
SUPERFLEXは、コペンハーゲン(デンマーク)を拠点に活動するヤコブ・フィンガー、ラスムス・ニールセン、ビョルンスティエルネ・クリスチャンセンの3人によるアーティスト・ユニットです。現代社会におけ… ...
西京人—西京は西京ではない、ゆえに西京は西京である。
2016年4月29日(金) - 2016年8月28日(日)
2007年に小沢剛(1965年生まれ、埼玉県在住)、チェン・シャオション(1962年生まれ、北京在住)、ギムホンソック(1964年生まれ、ソウル在住)の3人のアーティストが、西京から来た人を意味する「… ...
アペルト03
坂野充学 可視化する呼吸
2016年1月30日(土) - 2016年5月8日(日)
本展では、坂野充学が2012年に制作した5面のスクリーンによる映像インスタレーション《Visible Breath》を展示する。坂野は、1977年石川県鶴来町(現白山市)に生まれ、同地で育ち、現在は東… ...
生誕百年記念
井上有一
2016年1月2日(土) - 2016年3月21日(月)
戦後の日本現代美術を代表する井上有一(1916〜1985年)の生誕百年を記念する大回顧展です。有一は、戦後まもなく世界的に高い評価を得た数少ない日本の現代の書家です。
有一は、紙と墨から… ...
コレクション展2 歴史、再生、そして未来
2015年11月28日(土) - 2016年5月8日(日)
本年度のコレクション展Ⅰは、私たちにとっての「いま」を問いかける機会としました。それに続くコレクション展Ⅱは、近年新たに収集された作品の紹介とともに、既存のコレクションを再解釈することによって私たちの… ...
廣村正彰「金沢でJunglin'」おぼろげ
2015年11月21日(土) - 2016年5月8日(日)
デザインという言葉に含まれる「美」と「思考」が様々な問題解決の糸口を与えてくれます。それはデザインのすべきことをさらに拡張していき、デザイン自体のフィールドを大きく広げているのです。周辺から本質を見る… ...
ザ・コンテンポラリー3
Ghost in the Cell:細胞の中の幽霊
2015年9月19日(土) - 2016年3月21日(月)
情報に生命は宿るかーバイオテクノロジーとアートの融合
新しい技術が普及した近未来の問題を題材にした作品で国際的な議論を巻き起こしてきたア… ...
アペルト02
樫尾聡美 生命の内側にひそむもの
2015年9月19日(土) - 2016年1月17日(日)
本展「樫尾聡美 生命の内側にひそむもの」は、今まさに興りつつある新しい動向に目を向けて、新進気鋭の若手作家を個展形式で紹介するシリーズ「アペルト」の第2回目です。
樫尾聡美は、加賀友禅を… ...
ザ・コンテンポラリー2
誰が世界を翻訳するのか
2015年9月19日(土) - 2015年12月13日(日)
2015年度の金沢21世紀美術館展覧会事業は、「ザ・コンテンポラリー」と題し、今日の世界を照射する現代美術の作品について考察しています。
春・夏の「ザ・コンテンポラリー1 われらの時代:… ...
コレクション展1 あなたが物語と出会う場所
2015年5月26日(火) - 2015年11月15日(日)
今回の「コレクション展1」のテーマは、「あなたが物語と出会う場所」。古くから人は様々な物語を作り出してきました。自然物や身の周りの道具、また人の生活や一生といった身近な存在、宗教、また宇宙や歴史といっ… ...
ザ・コンテンポラリー1
われらの時代:ポスト工業化社会の美術
2015年4月25日(土) - 2015年8月30日(日)
いつの時代にあっても、時が経てば、自ずと「コンテンポラリー(同時代)」が変わります。同時代の美術を対象とする金沢21世紀美術館も開館してから10年が経ちました。これを機に、「ザ・コンテンポラリー」と題… ...
ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築
2014年12月6日(土) - 2015年5月10日(日)
「犬のための建築」は、デザイナー・原研哉氏のディレクションのもと、犬の尺度で建築を捉えなおすことで 新たな建築の可能性を模索する、犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクトです。 2012年11月に… ...
ジャパン・アーキテクツ
3.11以後の建築
2014年11月1日(土) - 2015年5月10日(日)
2011年3月11日に起きた東日本大震災は、建築家と建築界に大きな意識の変化をもたらしました。津波の圧倒的な破壊力に、建築物を強化するだけでは解決できない問題を突きつけられると同時に、人と人との繋がり… ...
ジャパン・アーキテクツ
ジャパン・アーキテクツ 1945-2010
2014年11月1日(土) - 2015年3月15日(日)
「ジャパン・アーキテクツ1945–2010」はポンピドゥー・センター パリ国立近代美術館副館長のフレデリック・ミゲルー氏を監修・キュレーターにお迎えして、戦後日本において大きな役割を果たしてきた日本の… ...
鈴木康広「見立て」の実験室
2014年9月13日(土) - 2014年11月24日(月)
「鈴木の見立て+みんなの見立て=見立ての実験室」
日常生活で「これは何かと似ている」と思うことがあります。このように、あるものを別のものとして表す技法を「見… ...
アペルト1
金光男 White light White heat
2014年9月13日(土) - 2014年11月24日(月)
本展「金光男(KIM Mitsuo) White light White heat」は、今まさに興りつつある新しい動向に目を向けて、新進気鋭の若手作家を個展形式で紹介する新しいシリーズ「アペルト」の… ...
コレクション展 II 感光と定着
2014年9月13日(土) - 2014年10月13日(月)
2014年度、「透過と反射」に続くコレクション展のテーマは「感光と定着」です。この2つの言葉は光をとらえ、像をつくるまでのプロセス、つまり「写真」を指しています。
写真は… ...
粟津潔、マクリヒロゲル 1
美術が野を走る:粟津潔とパフォーマンス
2014年9月13日(土) - 2014年10月13日(月)
風景と物の因果律、偶然的な出合い。チャンスオペレーション。そうした部分を人間は見ているのだと思う。
粟津潔「美術が野を走る」(『造形思考ノート』p.112より)
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橋本雅也 間(あわい)なるもの
2014年5月24日(土) - 2014年8月31日(日)
「橋本雅也 間(あわい)なるもの」では代表的なふたつのシリーズを紹介する。
ひとつは花のシリーズである。鹿の骨と角から生まれた彫刻で、誕生は一頭の鹿の死から始まる。橋本は猟師に同行し、冬… ...
開館10周年記念
レアンドロ・エルリッヒ ーありきたりの?
2014年5月3日(土) - 2014年8月31日(日)
レアンドロ・エルリッヒ(1973年ブエノスアイレス/アルゼンチン生まれ、モンテビデオ/ウルグアイ在住)は、金沢21世紀美術館にとって特別なアーティストのひとりです。「レアンドロのプール」の愛称で多くの… ...
好奇心のあじわい 好奇心のミュージアム フードクリエイション+東京大学総合研究博物館
2014年4月26日(土) - 2015年3月31日(火)
※「好奇心をあじわう小部屋」、「好奇心の祝宴」は10月13日で終了いたしました。
今年金沢21世紀美術館は開館10周年を迎えました。「好奇心のあじわい 好… ...