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金沢21世紀美術館

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EVENTイベント

フランソワーズ・モレシャンのおしゃれ講座〜時代を読む vol.33

モードとフェミニズム あるいは男性がスカートを楽しむ時代

2021年12月4日(土)

photo: KUROKAWA Hiroshi

インフォメーション

期間:
2021年12月4日(土)
14:00開演
会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
定員:
100名先着順(要事前予約)
料金:
1,500円(当日精算)
※ 今回は講演後の飲食・歓談はございません。お土産をお渡しいたします。
※ 当日13:00からシアター21前で受付を開始します。料金をご精算いただいた後に整理券付きのチケットを先着順でお渡しします。
※ 友の会会員は優先入場特典があります。開場時間までにお集まりください。
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

概要

アートやファッション、そして現代社会についてモレシャン流の鋭い視点で時代を切り取るトークシリーズ。
今回のテーマは、現在開催中の当館主催展覧会に合わせて「フェミニズム」です。モードとフェミニズムの興味深い関係やその未来への展望について、フランスの最新情報を交えながらモレシャンさんにお話いただきます。

※なお、5月、8月の2度延期となりました「フランソワーズ・モレシャンのおしゃれ講座 なぜ、フランス人は『わび・さび』について 興味があるのか?〜シンプルさと賢明さを求める西洋社会〜」につきましては、来年の3月19日(土)に実施予定です。

お申し込み方法

2021年11月4日(木) 10:00受付開始

  • webお申込みフォーム
    必要事項はフォームに沿ってご記入ください。「webお申し込みフォーム」送信後、当方で受信を完了した場合、受信完了のメールが自動配信されます。追って担当者よりご予約受付に関するメールを差し上げます。
    ※備考欄に氏名のふりがなをご入力ください。

    Webお申込みフォームはこちら

  • FAX 076-220-2806 お名前、電話番号、人数分の名前を明記の上「モレシャンのおしゃれ講座係」までお申し込みください。

  • 電話 076-220-2811(交流課 / 火〜日曜日 10:00〜18:00)

フランソワーズ・モレシャンからのメッセージ

今、金沢21世紀美術館では「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」「フェミニズムズ/ FEMINISMS」と題した展覧会が催されています。今回、私たちはフェミニズムという社会の変化にモード(ファッション)がどのような役割を果たしたか、いや、今も果たしているのかを考えてみたいと思います。

モードは社会の変化に素早く反応するレーダー探知機のようなもので、フェミニズムの隆盛にも重要な役割を担っています。象徴的な現象が女性たちがズボン(パンタロン)を身に付ける権利を獲得するまでの闘争です。

それは既に中世のジャンヌ・ダルクの時代に遡ります。彼女がフランスの敵だったイギリス軍に捕らわれて魔女として火あぶりの刑にあった数多くの罪状のひとつが「ズボンの着用(男装)」でした。

それから4世紀たった1800年代も、ズボン(パンタロン)は男性の象徴で、ナポレオン1世は「ズボンをはいたものだけが権力を持つ!」と宣言し、パリの警視庁では女性が男装をすることを禁じていました。

その後もずっと…19世紀末までモードは個人の自由を束縛する手段でもあったのです。ズボンが男性でドレスが女性!…単純な区別です。

その後、乗馬姿でズボンをはいたシャネルのような女性が登場し、女性にも自由がもたらされました。そして、イヴ・サンローランによって女性の男装風ファッションが登場するようになりました。

日本でも70年代には女性の政治家がスーツにパンタロン姿で話題にもなりました。

そして、ソニア・リキエルの登場です!女性は男装をしなくても、花柄の女性的なドレス姿で、同時に自由な女性としてのフェミニストでありえると主張します…

21世紀には自由を勝ち得た母親に育てられた世代のデザイナーが登場します。もはや「スカートかズボンか?」などという論争は遠い昔。公園で子供たちが遊ぶ姿は男の子も女の子もジーンズにナイキのシューズ。彼らの関心は「ボクは女の子?、それともアタシは男の子?」もはやフェミニズムの時代でなく、関心はトランスジェンダーの時代です。

フェミニズムの完全な勝利の結末とは…きっと男の子たちも自由を獲得してスカートをはく日が来ることかもしれません。

12月4日14時…長い長いトンネルを過ぎて、やっと皆さまに実際にお会いできる時が来ます…楽しみにしています。

フランソワーズ

プロフィール

フランソワーズ・モレシャン Françoise Moréchand

パリ生まれ。ソルボンヌ大学・東洋語学校日本語学科を経て来日。1964年パリに戻りレブロン、ディオール社勤務。74年シャネル美容部長として、再来日。著書『失敗しないおしゃれ』が100万部を越える大ベストセラーとなる。その後、ファッションアドバイザーとして活躍。一方で『国境無き医師団』、『世界の医療団』日本支部の創立に協力するなど社会貢献活動も続けており、その多彩な活動は《ファッション、ダンス、音楽、映画、文学などメディアを通じてのあらゆる文化の基本はライフスタイルと偏見のないグローバルな精神を養うためにある》というポリシーと広い意味での《国境無き》精神に支えられている。フランス政府から長年の日仏友好などの功績に対して、国家功労勲章、レジオンドヌール勲章を叙勲。2007年より金沢21世紀美術館国際アドバイザー。2020年の勲章「旭日小綬章」を受章。

新型コロナウイルス感染拡大予防のための対策について

新型コロナウイルス感染拡大予防のための当館の取り組みにご理解とご協力をお願いします。

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・その他、当館の新型コロナウイルス感染症対策について詳しくは当館のホームページでご確認ください。
・感染状況によっては講演の開催に変更が生じる場合があります。

主催/ほか

主催:
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]