みんなの美術館 みんなと美術館
「誰にとっても来館しやすい、楽しい美術館はどんな場所?」
金沢21世紀美術館では、このテーマを地域の人々と共有し、ともに行動していきたいと考えています。活動の一環として、見た目ではわかりにくい身体的な特性を持ち、「手話」をコミュニケーションに用いる、耳が聞こえない「ろう者」の人たちと、手話通訳者のサポートを受けながら、作品鑑賞や映画上映会などを行ってきました。
「わたしと美術館」から「みんなの美術館」、そして「みんなと美術館」へ。
多様な人々が芸術文化を通して社会参加できる場としての美術館をめざしていきます。
金沢21世紀美術館では、このテーマを地域の人々と共有し、ともに行動していきたいと考えています。活動の一環として、見た目ではわかりにくい身体的な特性を持ち、「手話」をコミュニケーションに用いる、耳が聞こえない「ろう者」の人たちと、手話通訳者のサポートを受けながら、作品鑑賞や映画上映会などを行ってきました。
「わたしと美術館」から「みんなの美術館」、そして「みんなと美術館」へ。
多様な人々が芸術文化を通して社会参加できる場としての美術館をめざしていきます。
2021年度
「みんなの美術館 みんなと美術館 来館しやすさと楽しさを考える10のレッスン 聞こえない・聞こえにくい・聞こえる人がともに活動した記録」(2022年3月発行)
2021年7月から2022年1月にかけて実施したワークショップの記録集です。「みんなの美術館 みんなと美術館 来館しやすさと楽しさを考える10のレッスン」(2021年7月−2022年1月)
「みんなと美術館」に向けた「はじめの一歩」をご一緒に聞こえない・聞こえにくい・聞こえる参加者と講師がテーマごとに集い、美術館の楽しみ方を発見・共有・発信するワークショップを開催しました。
2019年度
「手話で紹介する金沢21世紀美術館」(2020年2月)
社会福祉法人石川県聴覚障害者協会青年部の有志10名と地元のクリエーターが夜の美術館へ集まり、お気に入りの場所を表情や仕草、身体表現や手話などで紹介する動画を制作しました。2019年度 文化庁委託事業「障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」
「みんなの美術館 みんなと美術館 金沢21世紀美術館×手話×ろう者 活動のあゆみ」(2020年3月発行)
2004年の開館から15年にわたり、ろう者とともに過ごした活動を、美術館スタッフの座談会を通してふりかえる記録集です。「手話を交えたおしゃべり作品鑑賞会」
石川県立ろう学校文化部の生徒3名が進行役を担当し、作品を見ながら手話と話し言葉の両方を用いて意見を交換するプログラムを実施しました。2019年度 文化庁委託事業「障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」