期間:
2022年11月25日(金)、26日(土)、27日(日)
関連企画:2022年8月2日(火)〜5日(金)、7日(日)/8月20日(土)、21日(日)/9月25日(日)
2022年11月25日(金)、26日(土)、27日(日)
関連企画:2022年8月2日(火)〜5日(金)、7日(日)/8月20日(土)、21日(日)/9月25日(日)
金沢21世紀美術館 シアター21
●一般前売:3,000円
●一般当日:3,300円
●プレビュー前売:2,500円
●プレビュー当日:2,800円
(全席自由/税込)
●高校生(15~18歳ユース):無料招待あり
(定員先着40名・要申込み・当日要身分証提示)
●小・中学生:無料(要申込み・当日要身分証提示・要保護者同伴)
無料招待お申込みフォーム
・未就学児童は入場不可。
・車いすでご来場など、配慮が必要なお客様は、らまのだ(lamanoda@gmail.com)までご連絡をお願いします。
・残席がある場合は、劇場受付にて当日券を開演45分前より販売いたします。
・新型コロナウイルス感染予防対策、ご来場前に必ずご確認のうえ遵守くださいますようお願い致します。また、政府からの通達および劇場ガイドラインに沿って、開演時間などが変更になる場合がございます。ご観劇当日に、美術館公式HPを今一度ご確認いただいてからのご来場をお願い致します。
・上演時間は、分かり次第劇団および美術館HPにてお知らせいたします。
チケット取扱
9月25日(日) 17 :00発売開始
・21世紀美術館ミュージアムショップ
・オンライン予約
カルテットオンライン(当日精算)
Peatix
※有料・要申込み・土日昼公演のみ
TEL:076-220-2815(託児室直通)
らまのだ lamanoda@gmail.com
金沢21世紀美術館 交流課 TEL 076-220-2811
【出演者降板・内容変更のお知らせ】
11月26日の14:00・19:00と11月27日14:00に上演を予定しておりました
らまのだ「あまやかな足音」につきまして、俳優・谷恭輔の体調不良により、降板させて頂くこととなりました。
代役として劇作家・南出謙吾が出演し、リーディング形式で上演させていただきます。
それに伴い、チケット料金をプレビュー公演の2,500円に改めます。
なお、払い戻しをご希望の方は、ご対応させていただきます。
lamanoda@gmail.comまでご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。
らまのだ
石油ストーブが禁止されているくらいの、遠くない未来。30年ぶりの友の来訪。
変わり果てていた。
自分はどうだろう。
金持ちのボンボンだけど小遣いが少なくて勉強のできる、運動はできないけれどマラソンはそこそこ走れる「僕」は、そのまま中年になった。
でもね、自慢できることがある。
一度だけ、本気で銃口を向けられたことがあるんだ。
おもちゃじゃなく。
それから、きっと僕は変わったはずなんだ。
でもどうしてこんなに友は眩しいんだろう。
2020年春の公演延期から約3年、第22回日本劇作家協会新人戯曲賞ほか受賞劇作家・南出謙吾の故郷石川県で念願の凱旋公演。金沢初演となる書き下ろし新作を上演。
脚本:南出謙吾
演出:森田あや
出演:谷恭輔(KAKUTA)
舞台監督:西村耕之
照明:南雲佑
音響:桜義一(劇団肋骨蜜柑同好会)
宣伝美術:HAMI
宣伝写真:古里麻衣
映像:渡邊寿博(寿工房)
PV照明:染川充成
セノグラフィー製作:勝又理音、田中鈴花、藤本 遥香、城下 裕美(順不同)
制作:小宮山雅美(KOMINOS)
企画・製作:らまのだ
はじめまして「らまのだ」です。
私たちは、演出家と劇作家のふたりだけのちいさな、演劇を創る団体です。
毎回作品に合わせて、俳優や音響家、照明家、舞台美術家たちの力を借り、一緒に作品を創っています。
ご縁があり、11月26日(土)~27日(日)に金沢21世紀美術館で私たちの作品を上演する機会をいただきました。
戯曲という二次元ですらない文学を空間に立ち上げる、セノグラフィーの可能性を他分野のアーティストと一緒に探ってみたいのです。
普段取り組んでいるアートとは違う演劇を創るこの過程を一緒に楽しんでみませんか。
戯曲とは:演劇の上演のために書かれた本。セリフとト書きという人物の動作や舞台効果などが書かれている。
対象者
北陸で美術を学んでいる学生、北陸でアート活動を行なっている方
※専攻アートのジャンルは問いません。演劇未経験者大歓迎です。
内容
・普段は違う分野のアートに携わるアーティストと、セノグラフィーの可能性を探る。
・他分野のアーティストと、同じ創作者として演劇の創作過程を体験する。
・相互にアイディアを巡らせることで、新しい表現の可能性を発見していきたい。
・2022年11月に金沢21世紀美術館で上演予定の作品の舞台美術のプランを一緒に考えてみたい。
このワークショップを通して、相互に今後の創作、生活や思考の刺激になったら嬉しいです。
舞台監督/舞台美術家や演出家の舞台美術に対する想いや考え方、仕組みなどを共有したのち、作品の短いシーンを使い戯曲からどのように舞台美術プランを一立ち上げられるかを一緒に考えてみるワークショップです。
戯曲に加え、実際に俳優の声や身体が及ぼす効果を試しながら、総合芸術としての演劇において、舞台美術はどんな可能性があるのかを探求し、実際に戯曲を使用して美術プランを一緒に考えてみます。
開催日時:2022年8月2日(火)〜5日(金)、7日(日)
8月2日(火)18:30~21:30
8月3日(水)18:30~21:30
8月4日(木)18:30~21:30
8月5日(金)18:30~21:30
8月7日(日)12:00~17:00 ※成果発表(予定)
受付・開場:ワークショップ開始の30分前
スケジュール詳細
2日(火)[解説1]舞台ってどうやってできてるの?
戯曲から考えるセノグラフィー&舞台の裏側からみるセノグラフィー。
3日(水)[解説2]舞台空間を知ろう!大道具&セノグラフィーの考え方
4日(木)[実践1]戯曲を使ってセノグラフィーを考えてみよう!
5日(金)[実践2]11月に公演する作品に取り組んでみよう!〜作品理解と場面構想〜
6日(土)[実践3](実践2のプランを考えよう!)※ワークショップはお休みです。
7日(日)[実践4]プラン発表と検証
※ワークショップの進行によって内容が変更になることもあります。
場所
金沢21世紀美術館内 プロジェクト工房
参加料
全日通し 一般:2,000円、学生:1,000円(要学生証)
(1日のみご参加の場合は500円/1日)
※連続した内容になりますが、1日からでもご参加いただけます。
お申し込み
期限:8月1日(月) 23:59まで
申込は締め切りました。
講師
森田あや(らまのだ主宰/演出家)
プロフィールは、下記らまのだについて「構成員」を参照。
西村耕之(舞台監督/セノグラファー)
滋賀県大津市出身。桐朋学園芸術短期大学に入学後、演劇・スタッフの基礎を学ぶ。
卒業後、フリーの舞台監督として様々な小劇場作品に携わる。舞台監督を主体としつつ、演出部・舞台美術家としても活動している。
[主な関係作品]
・ミュージカル「黒執事 NOAH'S ARK CIRCUS」 演出・毛利亘
・久馬君と石田君の演 「生前葬ng♪」 演出・石田明(NONSTYLE)久馬歩(ザ・プラン9)
・内村光良単独ライブ 「内村文化祭'20配信」 演出・内村光良
・らまのだ「優しい顔ぶれ」 演出・森田あや
・PARCOプロデュース公演 「チョコレートドーナツ」 演出・宮本亜門 主演・東山紀之
・muro式.公演 「muro式.がくげいかい」 演出・ムロツヨシ
・劇団東京都鈴木区公演「リセマラ・ハイ!」 演出・鈴木智晴
・2.5次元ダンスライブTSUKIPROSTAGE 「月野奇譚 太極伝奇-金蘭之契-」
過去の舞台8作品の映像をシアター21で上映します。
入場無料
出入自由
事前申し込み不要
場所:
金沢21世紀美術館 シアター21
対象者:
どなたでも
スケジュール:
8月20日(土)
11:00~12:10 「あたらしいニュース」2020年
12:20~12:42 「天気予報を見ない派」2016年
12:50~14:35 「明後日まで内緒にしておく」2017年
14:45~16:30「青いプロペラ」2015年
8月21日(日)
11:00~12:00 「終わってないし」2016年
12:10~12:40 「優しい顔ぶれ」2020年
12:50~14:35 「青いプロペラ」(再演)2018年
19:00~20:34 「未明かばんを閉じた」<R25ver.>2018年
※上映会の作品は変更になることもあります。
作品紹介:
「あたらしいニュース」(上演時間70分)
九条改憲の国民投票が迫り、特需に沸く零細ネットメディア制作会社。
だが、納品した記事に自衛隊からクレームがついた。ねつ造の疑いがかけられたのだ。
代理店も巻き込み彼らはもはや風前の灯だ。
「天気予報を見ない派」(上演時間22分)
10年ぶりに再会したかつての恋人。もはや埋められない溝。
多くを語らなぬ二人の自立と依存。
再演毎に手触りの変わる南出謙吾処女作品
「明後日まで内緒にしておく」(上演時間105分)
山奥にある全寮制の予備校。生徒たちは様々な問題を抱えている。
将来の不安、学業の不振、家族の問題・・・それを支える先生も危なっかしく頼りない。人は人を、どこまで支えられるのだろう。
幼いころ鉄棒を握った確かなあの感触。叱られた記憶。
「青いプロペラ」(上演時間105分)
山あいの小さな町の
老舗スーパーは、隣町の大型ショッピングセンターの
出店に揺れている。
反対運動を繰り広げるも従業員たちに切迫した様子は無く、
どこかその運命を受け入れているようにすら見える。
だが、かつてはそこも、地元商店街に壊滅的な打撃を与え出店したのだ。
「終わってないし」(上演時間約60分)
彼女が家を出て行った。
それからはずっとお客様センターに勤めている。1日50本ほどの電話を、取ってはきっている。
今はゲームににのめりこんでいる。町を造るのだ。現実と違って、この世界は毎日ちょっとずつでもちゃんとに前に進んでいる。理想の世界を追い求めて堅実に、堅実に。
突然女の子に好かれてしまって、すごく嬉しい。これは現実のほう。
「優しい顔ぶれ」(上演時間30分)
重篤な妻を献身的に看病する夫。だがその夫の献身は、夫の不倫相手の女の、我慢と配慮によって支えられている。妻がかつて参加していたデモ行進のシュプレヒコールは、はるか遠くに響くだけ。
「未明かばんを閉じた」<R25ver.>(上演時間94分)
旅の途中で鞄を盗まれた。
鞄の中に入っていたもの。
後悔と少しばかりの成功、長年かけて作り上げた自分らしさ。
すべてを失い身軽になった。
一番気の合う人と、一緒になれないのは、なんで。
会話劇のワークショップ
劇作家、演出家らまのだの作品を使って、実際にセリフを声に出してみませんか?
日程
8月20日(土)17:00~19:00
講師:南出謙吾(劇作家)
8月21日(日)15:00~17:00
講師:森田あや(演出家)
※連続する内容ではございません。
※講師プロフィールは下記「らまのだとは」構成員をご覧ください。
対象:
演劇に興味のある方。未経験者大歓迎。年齢性別不問。
参加費:
500円/1コマ
申し込み:
申込は締め切りました。
場所:
金沢21世紀美術館 シアター21
らまのだの代表作「青いプロペラ」をリーディング発表してみます
石川県のとある地域を舞台にした方言芝居『青いプロペラ』。
日本劇作家協会新人戯曲賞の最終選考に残りつつも惜しくも受賞を逃したらまのだの旗揚げ作品。
私たちの出発点でもある大切な作品を、南出謙吾の故郷石川で、北陸の俳優の皆さんと一緒にリーディングいたします。
「青いプロペラ」
作:南出謙吾 演出:森田あや
〔あらすじ〕
山あいの小さな町の
老舗スーパーは、隣町の大型ショッピングセンターの
出店に揺れている。
反対運動を繰り広げるも従業員たちに切迫した様子は無く、
どこかその運命を受け入れているようにすら見える。
だが、かつてはそこも、地元商店街に壊滅的な打撃を与え出店したのだ。
日時:9月25日(日) 15:00(開場14:30、上演時間2時間程度)
場所:金沢21世紀美術館レクチャーホール
入場:無料(要申込み)※未就学児童はご入場いただけません。
申込み:https://forms.gle/gajFL6c4ycGG5Ndk7
出演者プロフィール(50音順)
上野聡美 – Satomi Ueno –
おはなし ひまわり主宰。学生時代は合唱団と演劇部活動に明け暮れ、社会人になってからの活動は、オペラ・ミュージカルの合唱、民話朗読、音楽とお芝居の舞台、劇団出会い頭旗揚げ公演出演など。
酒井まゆみ – Mayumi Sakai –
15歳の時、地元の劇団「タント演劇学校」に出会い演劇活動を始める。社会人になり芝居から離れたが、作:土田英生の『ー初恋』に出演したのをきっかけに、役者を復帰。K-CATに入団した後、現在はフリーで演劇活動中。
高田伸一 – Shinichi Takata –
金沢で演劇をコツコツつくっているので文章を読み上げるようなことをすることが多いです。最近は10月1日海みらい図書館にてジュニアクラブ「じゅに・らじ」公演(講師)、10月8日に同じく海みらい図書館にて110SHOW読みあわせの会「犬と猫」(朗読手)、11月12日・13日に金沢市民芸術村にてAgクルー「奇譚回廊」演出としてお芝居に関わります。
橋詰誠 – Makoto Hashizume –
福井市生まれ、福井市在住。小中学生時に剣道部、高校生時に剣道部とボランティア部を兼部、大学生時はラグビー部に所属。社会人になってワークショップをきっかけに福井県の劇団「演衆やむなし」に所属。
春海圭佑 – Keisuke Harumi –
2000年頃に地元金沢の劇団に入り演劇活動を始める。現在はフリーとして他劇団への客演やオーディションなどを受けて、定期的に舞台公演に参加。テレビやラジオCM、テレビ番組、企業VPなどのナレーションを担当し、ナレータとしても活動中。
美緑トモハル – Tomoharu Miroku –
役者として舞台やテレビCMへの出演を軸に、さまざまなCMナレーションを担当。時にはダンスの経験を活かし、振り付けをする事もある。2022年にはNHK制作のミニドラマへの出演も果たし、さらなる活動の幅を広げ活躍中。
宗村春菜 – Haruna Munemura –
俳優・ナレーター。石川県金沢市出身。高校在学中から地元の劇団で演劇を始める。卒業後は単身でイギリスの大学へ語学留学し帰国。その後も県内外及び韓国・ロシアなどで数多くの舞台に立つ。最近は主に朗読や映像制作などを手掛ける。
東川清文 – Kiyofumi Higashikawa –
演芸列車「東西本線」主宰。介護福祉士。「面白い!」を発信するため他ジャンルとのコラボや劇場以外での公演など幅広く活動中。
また演劇的手法を用いて認知症介護のワークショップや施設訪問も行っている。
Tenseedsとして学校教育現場や幼児教育現場、高齢者や障がいのある方などを対象に演劇的表現を用いた体験型ワークショップを県内外で展開している。
感染対策へのお願い:
・37.5℃以上の発熱等、体調が優れない場合のご参加はご遠慮ください。
・マスクを着用の上、入室時には検温にご協力ください。
・手指消毒、換気等の感染予防対策にご協力ください。
大阪府出身。
舞台、映像と幅広く活躍しながらも、
一方でお笑い畑出身という異色の経歴を持つ。
近年は話題作への出演も多数。
【出演作】
『天国と地獄~サイコな2人~』 幅健太郎 役(TBS)
『推しの王子様』 織野洋一郎 役(フジテレビ)
『インビジブル』 近松延武 役(TBS)など
ご挨拶
はじめまして、「らまのだ」です。
金沢での上演は、ひとつの夢でした。
石川県出身の劇作家南出謙吾が、筆の壁に苦しむ中初めて郷土の石川を描き、演出家の森田あやは、突然目の前に現れた石川という土地に何度も足を運び作品を創り上げました。それが旗揚げ作品「青いプロペラ」となり、らまのだの代表作になりました。石川は、私たちにとって、勝手な思い入れと思い込みの入り混じった、特別な場所なのです。どうぞ、よろしくお願いします。
らまのだとは?
石川県出身の劇作家・南出謙吾と演出家・森田あやで演劇作品を創作をする団体。2015年旗揚げ。
2016年、劇作家の南出が日本劇作家協会新人戯曲賞を、演出家の森田が日本演出者協会主催「若手演出家コンクール2016」優秀賞をダブル受賞。2018年シアタートラムネクストジェネレーションvol.11に選出。
構成員
森田あや(主宰・演出)
神奈川県生まれ。演出家、俳優。2015年「らまのだ」を旗揚げ。日本演出者協会主 催「若手演出家コンクール 2016」にて優秀賞受賞。俳優同志と共に「海外戯曲をやってみる会」を運営。息抜きは、野球とイヌ。
南出謙吾(劇作)
石川県生まれ。劇作家、演出家、俳優。第21回日本劇作家協会新人戯曲賞で『ずぶ濡れのハト』が最終選考選出、第2回希望の大地の戯曲北海道戯曲賞を『終わってないし』にて、第7回希望の大地の戯曲北海道戯曲賞を『夕映の職分』にて、それぞれ優秀賞を受賞。『触れただけ』にて第22回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞。
・マスクの着用をお願いいたします。
・37.5℃以上の発熱等、体調が優れない場合はご来場をお控え下さいますようお願いいたします。
・手指消毒、換気等の感染予防対策にご協力をお願いします。
「アンド21」は、地域文化の活性化を支援すべく、金沢21世紀美術館が芸術性と創造性に富み地域交流と次世代育成につながる事業を公募・採択し、共催事業として広報・制作面で主催者をサポートする事業です。アンド21 芸術交流共催事業
らまのだ
金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]
らまのだ