期間:
2010年6月19日(土)
開場15:30 開演16:00
2010年6月19日(土)
開場15:30 開演16:00
金沢21世紀美術館 シアター21
<全席自由・1ドリンク付>
前売=800円/当日=1,000円
【友の会会員特典】
※優先入場特典があります。開場10分前にお集まり下さい。(入場時に会員証提示)
・金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
TEL 076-236-6072
・チケットぴあ (Pコード 617-310)
http://t.pia.jp/(電子チケットぴあ)
TEL 0570-02-9999(自動音声)
TEL 0570-02-9111 (オペレーター対応)
・ローソンチケット(Lコード 55421)
※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込(お問合せ TEL 076-220-2815)
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
KOGEI、いろいろ〜芸術のなかの工芸、生活のなかの工芸、産業のなかの工芸、地域のなかの工芸
Many faces of KOGEI: a face of art, a face of life, a face of product, a face of region
第1回 金沢・世界工芸トリエンナーレ関連企画
ゲストスピーカー:
ジョー・アール(ジャパン・ソサエティ・ギャラリー ディレクター)
パネリスト:
原智(作家、金工)
中田博士(作家、陶磁)
田中信行(作家、漆)
辻和美(作家、ガラス)
山村慎哉(作家、漆)
モデレーター:
秋元雄史(金沢21世紀美術館館長)
第1部では、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館を経て、現在ニューヨークのジャパン・ソサエティ・ギャラリーのディレクターを務める、日本工芸の専門家ジョー・アールが、近現代の日本の工芸についてお話しします。
第2部では、金沢・世界工芸トリエンナーレの出品作家より、金沢、加賀の中堅、若手作家がパネリストとして加わり、ディスカッションを行います。今の工芸について作家はどのように思っているか、その中で自分の仕事をどのように位置づけているかについて語り合う中で、工芸の様々な側面が現れてくるでしょう。それを国際的な批評の俎上にのせながら、金沢の工芸の今後の展開を模索します。
様々なジャンルで活躍するアーティストや知識人との話場を定期的に設置、発展させていく二十一世紀の寺子屋です。今年は若い才能や新しい表現が生まれてくる現場を作っているキュレーターをモデレーターに迎え、今まさに誕生してくるモノや表現を体感していただきます。
オックスフォード大学卒。1974年よりヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)東洋美術部門に勤務、83年、同美術館の東洋美術部長に就任。86年、The Toshiba Gallery of Japanese Artをオープン。91年、『Japan Festival 1991』 のハイライト企画である『Visions of Japan』展に携わり、以降、主要美術館、オークションハウス、アートディーラーのコンサルタントとして、日本、欧米において数々の展覧会企画を手がける。2003年、ボストン美術館アジア・オセアニア・アフリカ美術部長就任以来、改めて日本美術に焦点をおいた様々な特別展を開催したほか、膨大なアジア・コレクションの資料化を進め、5万枚に及ぶ浮世絵版画のコレクションをデジタル化して、ウェブで公開する事業を開始。07年よりジャパン・ソサエティのバイス・プレジデント兼ギャラリー・ディレクター。
金沢21世紀美術館館長
1955年東京都生まれ。東京芸術大学美術学部絵画科卒業。91年から2004年6月まで、㈱ベネッセコーポレーションに勤務。美術館の運営責任者として国吉康雄美術館、ベネッセアートサイト直島(旧・直島コンテンポラリーアートミュージアム)の企画、運営に携わる。ベネッセアートサイト直島では、97年から2002年まで直島・家プロジェクト(第一期)を担当。主な展覧会は、「直島スタンダード」展、「直島スタンダード2」展など、街中の民家、空家、路上など直島全体を会場とした屋外型美術展の開催。1992年~2004年までベネッセアートサイト直島、チーフキュレーター。2004年~2006年12月まで地中美術館館長/(財)直島福武美術館財団常務理事、ベネッセアートサイト直島・アーティスティックディレクター。2007年より現職。
1962年横浜市生まれ。東京芸術大学大学院鍛金研究室修了。東京を中心に屋外作品を多数設置。近年はさまざまな素材と技術を制作に積極的に取り入れ、色金を中心とした研究と作品制作を行う。2003年金沢美術工芸大学工芸科助教授(現准教授)に就任し現在に至る。
1979年石川県小松市生まれ。2004年京都精華大学卒業。05年第7回国際陶磁器展美濃銅賞、09年第56回日本伝統工芸展新人賞を受賞。国内各地にて個展・グループ展を開催。磁器による器型作品を中心に制作活動。
1959年東京都生まれ。83年東京芸術大学美術学部工芸科卒業、85年同大学院美術研究科漆芸専攻修了。2003年第14回タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞受賞。漆の独自な造形言語を生み出すこと、そのことを通して日本人の固有な美意識から生まれる表現を追求している。最近の主な展覧会に、04、08年個展(KOICHI YANAGI Oriental Fine Arts・ニューヨーク)、07年「六本木クロッシング2007 未来への脈動」(森美術館・東京)。08年「JAPAN! CULTURE+HYPER CULTURE」招待出品(ケネディセンター・ワシントンDC)。09年個展「漆が喚起するもの」(入善町下山の森発電所美術館・富山) 現在、金沢美術工芸大学工芸科教授。
1964年金沢市生まれ。金沢美術工芸大学卒業後渡米、カリフォルニア美術工芸大学でガラスを学ぶ。金沢卯辰山工芸工房・ガラス工房専門員を経て、96年にガラスデザイン制作ユニット「factory zoomer」をスタート。同時に現代美術の活動を開始。99年に金沢市に工房を設立。
1960年東京都調布市生まれ。金沢美術工芸大学大学院修了。主な受賞歴に朝日現代クラフト展ジュエリー部門賞、国際漆ジャパンデザインコンペティション96銀賞ほか、ヴィクトリア&アルバート美術館、スコットランド王立美術館、ロサンゼルス・カウンティーミュージアムなど国内外の美術館に作品が収蔵されている。漆芸の加飾(蒔絵・螺鈿・卵殻・鞘塗)を中心としたオーナメントやジュエリーおよび「茶」や「香」における道具類を制作。現在、金沢美術工芸大学工芸科教授。
金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]