期間:
2021年1月23(土)、24日(日)
両日14:00〜16:00(13:45開場)
2021年1月23(土)、24日(日)
両日14:00〜16:00(13:45開場)
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
無料
各回45名(一般25名、高校生20名)
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
FAX 076-220-2806
現在開催中の企画展「ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス」をより楽しんでいただくため、高校生から一般の方までを対象としたレクチャーを開催します。今回のレクチャーでは、彫刻史、絵画史に精通する美術史家をお招きし、2回にわたって彫刻と絵画の歴史をたどりつつ、ボレマンスとマンダースの作品へとどのように接続するのか、それぞれの視点から語っていただきます。歴史を知ることは、わたしたちが作品から受け取る、言葉にならない「なにか」の幅を広げ、わたしたちの知覚に奥行きをつくりだしていくはずです。一般の方だけでなく、高校生やユース世代にも聴いていただきたいレクチャーです。
1. 彫刻の歴史―マーク・マンダースをめぐる"なぜ"から考える
2021年1月23日(土)
講師:金井直(かない ただし)
2. 絵画の歴史―西洋絵画史断章ボレマンス理解のために
2021年1月24日(日)
講師:熊澤弘(くまざわ ひろし)
信州大学人文学部教授
1968年福岡県生まれ。豊田市美術館学芸員を経て2007年より信州大学准教授、2017年より同教授。専門はイタリアを中心とする新古典主義および近現代彫刻。主なキュレーションに「アルテ・ポーヴェラ」(豊田市美術館、2005)、Vanishing Points(ニューデリー国立近代美術館、2007)、「あいちトリエンナーレ2016」(共同キュレーション、愛知県美術館他、2016)、共著に『彫刻の解剖学』(ありな書房、2010)、『ジョルジョ・モランディの手紙』(みすず書房、2011)、『自然の鉛筆』(赤々舎、2016年)『彫刻の問題』(トポフィル、2017)、共訳に『Art since 1900』(東京書籍、2019)などがある。ヴェネツィア大学哲学文化財学科客員研究員(2017-18)。愛知県立芸術大学客員教授(2019-)。
東京藝術大学大学美術館准教授
1970年生まれ。武蔵野音楽大学を経て2017年4月より現職。オランダ美術史を中心とした西洋美術史、博物館学を専門とする一方、国内外の美術展覧会にかかわる。主な担当展覧会に「線の巨匠たち――アムステルダム歴史博物館所蔵素描・版画展」(東京藝術大学大学美術館他、2008)、「Japans Liebe zum Impressionismus」展(ドイツ連邦共和国美術展示館、2015)、「ミラクル エッシャー展」(上野の森美術館、2018)等。『レンブラント 光と影のリアリティ』(角川書店、2011)、『脳から見るミュージアム アートは人を耕す』(中野信子と共著、講談社現代新書、2020)他編著書多数。
金沢21世紀美術館は、16歳から20歳のユース世代を対象に、美術、音楽、身体表現、科学、歴史など、様々な領域を横断するプログラム「自治区ユース」を開催しています。プログラムに参加して、エキサイティングでクリエイティブな活動で知られる同時代を生きる人々との交流や、共に生きる新しい仲間を見つける機会を捉え、若者たちは自身の世界観を拡張し、コスモポリタンになる最初の一歩を踏み出していきます。「自治区ユース」は、彼らのそうした勇気を応援し、芸術を通した人材育成を長期的視野に立って行うことを目的にしています。
当日は下記をご一読いただいた上でご参加ください。
新型コロナウイルス感染症に関する対応について
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
本事業は宝くじの助成を受けて実施しています。