期間:
2009年4月29日(水) - 2010年3月22日(月)
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで) *1月2日(土)、3日(日)は17:00まで
2009年4月29日(水) - 2010年3月22日(月)
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで) *1月2日(土)、3日(日)は17:00まで
金沢21世紀美術館
毎週月曜日(ただし、5月4日、7月20日、9月21日、10月12日、11月2日、11月23日、1月11日、3月22日は開場)、
10月13日(火)、11月4日(水)、11月24日(火)、12月28日〜1月1日(年末年始)、1月12日(火)
2009年9月11日(金)まで無料
2009年9月12日(土)から有料
コレクション展との共通観覧券
<当日>
一般=350円
大学生・65歳以上=280円
小中高校生=無料
<団体>
一般=280円
大学生=220円
小中高校生=無料
※同時開催の特別展を観覧される場合、別途観覧料が必要です。
美術奨励の日
市民がより美術に親しみ、豊かな心を育むよう、金沢21世紀美術館では、「美術奨励の日」を設けております。
この日は、金沢市民の方が金沢21世紀美術館主催の「コレクション展」を無料で観覧できる日です。
※今回は、「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」も併せて無料でご覧頂けます。
総合案内で金沢市民であることを証明できるものを提示いただき、無料の観覧券をお受け取りください。
9月12日 / 10月10日 / 11月14日 / 12月12日 / 1月9日 / 2月13日 / 3月13日
(いずれも第2土曜日)
金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800
「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」は、金沢若者夢チャレンジアートプログラムの第三弾で、金沢21世紀美術館で展開される長期プロジェクト型展覧会です。当館の展示室13において、広瀬光治と西山美なコ制作による作品《ニットカフェ・イン・マイルーム》が展開されます。
卓越した技術で独自のニット表現を展開するニット界の伝道師・広瀬光治と個人や共同体にとっての「あこがれ」や「理想」の世界を独自の造形言語によって追求してきた西山美なコ。二人のコラボレーションによって、「ニットカフェ・イン・マイルーム」という空間が展示室に作り出され、この場をプラットフォームとして、鑑賞者に向けた様々な編物プロジェクト、ワークショップが展開されます。一年間という長期プロジェクトを通して、「編む」という行為や創造の意義、可能性を探ります。
日時:2010年3月6日(土)14:00〜14:40
集合場所:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
料金:無料
対象:子どもからおとなまで
日時:2010年3月20日(土)19:00〜20:00
会場:金沢21世紀美術館 会議室1及び展示室13
料金:無料
定員:15名
対象:どなたでも
申込方法:お電話(076-220-2801)にてお申し込み下さい。
定員になり次第、締め切ります。
期間:2010年3月22日(月)~2010年3月28日(日)
配布時間:22日19:00〜20:00 / 23日〜28日13:00〜16:00
会場:金沢21世紀美術館会議室1
料金:無料
閉場一時間前より、「ニットカフェ・イン・マイルーム」がナイトタイムの空間に変貌します。
ニットの表現世界、素材感を新たな視点でお楽しみいただけます。
期間:2010年2月23日(火)〜3月22 日(月・祝)
時間:閉場一時間前より閉場時まで
本展では、一般鑑賞者を対象に、毎日(閉場日を除く)編物プロジェクトを行っています。18歳から39歳の年齢層の本展のボランティアメンバーたちが、このプロジェクトの運営を担っています。広瀬光治がデザインしたモチーフの編物制作を体験できます。ボランティアメンバーとともに、指編み、かぎ針編みを行い、出来上がったモチーフは、展示空間の一部として、展示されます。編物体験を通して、創造することの意義を問うプロジェクトになることを目指しています。
※ 本プロジェクトにおいて制作されたモチーフは、展示空間の一部となります。
※ 希望者多数の場合は、お待ちいただく場合があります。
※ ご用意している材料には限りがあります。
本展では、一般鑑賞者を対象に、月一回程度、有料で編物ワークショップを行っています。日本編物文化協会の講師が指導にあたり、モチーフ、エコたわし、マフラー等、様々な物を制作します。出来上がったものは、持ち帰ることができます。
展示室内で広瀬光治と西山美なコの共同制作の作品世界を感じながら、様々なものを編み上げます。
2009年 5月【終了しました】 | 「かぎ針でモチーフを編もう!」 |
6月【終了しました】 | 「かぎ針でモチーフを編もう!」 |
7月【終了しました】 | 「親子で編み物体験! エコたわしを編もう!」 |
9月【終了しました】 | 「8本ゆびで編むマフラー」 |
10月【終了しました】 | 「かぎ針編みのマフラーを編もう」 |
11月【終了しました】 | 「ガーター編みで2WAYニットを編もう」 |
12月【終了しました】 | 「2目ゴム編みで簡単手袋を編もう」 |
2010年 1月【終了しました】 | 「アイリッシュレースのモチーフを編もう」 |
2月【終了しました】 | 「ブリューゲルレースのストールを編もう」 |
3月20日(土) | 「レース編みのかわいい小ものを編もう」 |
■ 広瀬光治講演会
本展では、広瀬光治による講演会を定期的に行っています。本展への思い、西山美なコとの共同制作についての話に加え、日常的な編物制作、ニットデザインについての講演を展開しています。また、編物の実演も行ってきました。さらには、広瀬光治が制作してきた様々なニット作品も展示します。今後の展開としては、ファッションショー、「歌とニット」と題する講演会も予定されており、本講演会をとおして、広瀬光治の表現世界の全貌に迫ります。
■ 西山美なコ講演会
西山美なコは、1965年に兵庫県に生まれ、「ピンク」、「かわいい」など日本社会の側面を押し出した作品で注目されました。近年では、光の反射に着目し、建築、空間と融合する作品を展開し、より本質的な世界への探求が見られます。現在までの西山の表現について言及しながら、本展への思いを語ります。
2009年 4月【終了しました】 | 広瀬光治×西山美なコ 公開制作オープン記念トーク |
5月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会「かぎ針編みのお話〜ニットカフェ・イン・マイルーム」 |
6月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会 「棒針編みと世界のレースのお話〜ニットカフェ・イン・マイルーム」 |
8月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会「親子でニット!ゆび編みマフラーを作ろう」 |
9月【終了しました】 | 作品展示開始記念トーク 広瀬光治×西山美なコ コラボレーション・トーク |
10月【終了しました】 | 対談:西山美なコ×村田大輔(本展担当学芸員) |
11月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会「展示作品の解説〜各パーツのテクニック紹介〜」 |
12月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会「歌とニット〜トーク&ミニコンサート」 |
2010年 1月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会「伝統のニットのお話」 |
2月【終了しました】 | 広瀬光治 講演会「ニットファッションショー」 |
3月21日(日) | 展覧会クロージングトーク 広瀬光治×西山美なコ コラボレーション・トーク |
本展のプロジェクトの一つとして、地元小中学校との連携プログラムがあります。特に近年、広瀬光治は子どもたちへ編物やものづくりの意義を伝えることに力を入れています。本プロジェクトでは、広瀬光治が編物や何かを作り出すことについてレクチャーをするだけでなく、実際に子どもたちに指編み体験をしてもらい、その楽しさ、素晴らしさを体感してもらっています。学校の規模によっては、本展のボランティアメンバーたちが、広瀬とともに本プログラムの運営を行っています。
本展覧会は、二つの大きな柱を中心に展開しています。
1. 広瀬光治、西山美なコによる巨大インスタレーション
「ニットカフェ・イン・マイルーム」の展示(展示室13)
《ニットパビリオン - ニットカフェ・イン・マイルーム》
本インスタレーションの中心部分には、4月より制作を進めてきた二人の共同制作作品《ニットパビリオン - ニットカフェ・イン・マイルーム》が展示されます。西山美なコがデザインしたパビリオンを、広瀬光治がニットによって表現していきます。また、パビリオンの中心には、ニットによって編み上げられる「靴」の作品が設置されます。
2. プロジェクト「ニットカフェ・イン・マイルーム」の展開
本展では、以下のA〜Dのようなプロジェクトを行っています。
A. 若者とのプロジェクト:本展覧会は、金沢若者夢チャレンジアートプログラムの第三弾として展開しています。若者を中心としたプロジェクト参加者は、作家と共同で展示空間を創出し、来館者、ワークショップ参加者、小中学校の子どもたち等、様々な人々へ発信するプロジェクトの担い手となっています。
B. エブリデイ・ニット・プロジェクト:一般鑑賞者を対象に、毎日(閉場日を除く)編物プロジェクトを行っています。指編み、かぎ針編みを体験できます。
C. サタデー・ニット・ワークショップ:一般鑑賞者を対象に、月一回程度、編物のワークショップを開催しています。
D. 地元小中学校との連携:小中学校との連携によって、地元の子どもたちへ向けた編物教育普及プロジェクトを展開しています。
また、これらに加え、関連企画として、広瀬光治講演会、西山美なコ講演会を開催しております。
1955年埼玉県生まれ。
高校生の頃から作品を編み始める。講習会活動を通して編物普及にも力を注ぎ、ニット界の伝道師として活躍している。現在、(社)日本編物文化協会技術顧問、霞ヶ丘技芸学院学院長。
1965年兵庫県生まれ。
「ピンク」、「かわいい」など日本社会の側面を押し出した作品で注目される。近年は、光の反射に着目し、建築/空間と融合する作品群を展開し、より本質的な世界への探求が見られる。
金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]
北國新聞社
芸術文化振興基金
社団法人 日本編物文化協会 / ハマナカ株式会社