期間:
2009年2月28日(土) - 2009年4月19日(日)
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで)
2009年2月28日(土) - 2009年4月19日(日)
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで)
金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
毎週月曜日
入場無料
金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800
金沢のまちづくりとデザインの関係を考える機会として、環境デザイン各分野の専門家:田中寛志(ディスプレイデザイン)、坂本英之(都市・建築デザイン)、角谷修(インテリアデザイン)、鍔隆弘(庭園・ランドスケープデザイン)の4人のディレクターの恊働により研究・制作された作品群やその考え方を展示します。今後の金沢のまちづくりの可能性やデザインの役割についてご来場された皆様と共に考えたいと思います。
金沢のまちづくり
<金沢の近未来>
まちづくりをテーマに、若い世代が関心を寄せるホットスポットの傾向を紹介する。デザインギャラリー入口の壁面全面(一面)を使い、金沢を舞台に提案された94の作品を調査し、作品群の傾向と分布を図表で紹介する。そこから導き出されるのは近未来の金沢の姿。金沢美術工芸大学環境デザイン専攻/コースのフィールドワークから金沢のまちを読み解く。
まちづくりとデザインの関係
<環境デザインとは>
環境デザインとは、身体が持つ空間的な感覚を活用し、場の持つ魅力を引き出す創造行為である。その過程を紹介し展示する。
これからの金沢と環境デザイン
<まちづくりへの提言>
これらの検証から、田中寛志、坂本英之、角谷修、鍔隆弘が提案する金沢のまち。まちを回遊するように環境デザインの作品を眺めながら、まちづくりのキーワードを探っていく。
来場者からの一言
<共に歩むデザインの可能性>
まちづくりの可能性やデザインの役割について、来場者と共に考える。
1945年 東京都生まれ
1967年 金沢美術工芸大学産業美術学科卒業
1967年 株式会社資生堂宣伝部入社
株式会社資生堂スペースクリエイト部長、エグゼクティブアートディレクターを歴任
2005年 田中寛志デザイン事務所代表
2006年 金沢美術工芸大学環境デザイン専攻教授
2007-08年 金沢アートプロジェクト審査委員長
内閣総理大臣賞等受賞。社団法人日本ディスプレイデザイン協会会長等を歴任し、現在、金沢市都市景観審議会委員。
金沢の文化技術を活かし、街の回遊が楽しく、伝統と革新(未来)を大切にするまちづくりを目指している。
1954年 加賀市生まれ
1986年 ドイツ政府給費留学・シュツットガルト大学都市デザイン研究所客員研究員
1987年 シュタットバウ・アトリエ勤務(都市・建築デザイン)
1994年 工学博士学位取得(シュツットガルト大学)
1995年 金沢美術工芸大学助教授
2003年 金沢美術工芸大学環境デザイン専攻教授
日本ディスプレイデザイン賞特別賞、グッドデザイン賞(建築・環境部門)、SDレヴュー入選等受賞。
現在、石川県、金沢市をはじめとする自治体の都市計画審議会、都市景観審議会委員等を兼務しながら、市内外の建物の設計、都市や景観の整備、町家の再生、商店街や街路・広場のデザイン等のプロジェクトや調査研究を通じてまちづくりに関わる。
1959年 金沢市生まれ
1982年 金沢美術工芸大学産業美術学科卒業
1982年 株式会社乃村工藝社入社
1991年 株式会社乃村工藝社チーフデザイナー
1992年 金沢美術工芸大学商業デザイン専攻講師
2008年 金沢美術工芸大学環境デザイン専攻教授
現在、金沢市まちづくり専門員、金沢市屋外広告物審議会委員、社団法人日本ディスプレイデザイン協会会員、石川県インテリアデザイン協会理事長等を務める。日本サインデザイン賞他、受賞。
金沢湯涌夢二館等の博物館施設や金沢美大教員作品展、広坂ひかりプロジェクトの展示・演出計画及びテクノパークのシンボルサイン等の企画設計を担当、主に文化施設や屋外サインでまちづくりと関わる。
1962年 金沢市生まれ
1984年 千葉大学園芸学部環境緑地学科卒業
1990年 マニトバ大学建築学科ランドスケープアーキテクチュア学科修了
1998年 金沢美術工芸大学環境デザイン専攻准教授
株式会社アルプ設計室、有限会社ap造景工房代表を経て、現職。金沢市都市景観審議会計画部会委員、同緑化推進部会委員、七尾市景観アドバイザー、石川県中山間・地域等総合対策審議会委員を務める。2008年には能登有料道路別所岳SA拡張整備デザインコンペ当選。
金沢美大キャンパスや湯涌創作の森などの敷地修景整備、保育園の遊び場設計、住宅やオフィスの庭園デザイン、金沢の社寺の樹林や庭園調査に関わる。
金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]
金沢美術工芸大学環境デザイン専攻