期間:
2009年2月1日(日)
13:00〜/14:00〜/15:00〜
2009年2月1日(日)
13:00〜/14:00〜/15:00〜
金沢21世紀美術館 交流ゾーン
入場無料
有料・要申込(お問い合わせ TEL 076-220-2815)
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
今年度最後となるmusic@rt。
今回は特別にオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督の井上道義氏が司会進行役として登場します。どんなお話が飛び出すか、お楽しみに!
「transcription トランスクリプション」
音楽においてトランスクリプションとは一つは<採譜>、もうひとつの意味には<編作>があります。昔から多くの音楽家たちは民謡や口承音楽の記譜に取り組み、それを自分の時代の楽器にあわせて再生をしたり、また先人の作品の変奏や編曲を自由におこなうことで作曲技法を高めてきました。たとえばバルトークはハンガリー民族音楽研究の第一人者でもあったり、バッハには同じ旋律と構成で複数編成の曲が多く見られたり、モーツァルトも楽器を柔軟に取り換えて演奏ができるように作っています。身近ではムソルグスキーの「展覧会の絵」などオリジナルよりラベル編のオーケストラのほうがより広く演奏されています。そんな中で、今回のストリングカルテットメンバーにふさわしい秀品をお届けします。
★旧サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/theater21/2008/musicart2_01/index.html
アメリカ・コロラド州出身の日系3世。4才よりヴァイオリンを始める。1981年、デンバーヤングアーティストオーケストラ及びコロラドオールステートオーケストラのコンサートマスター、またデンバーユースミュージシャン弦楽団の指揮を務める。1987年、クリーブランド音楽大学大学院卒業。同年、山形交響楽団の招待演奏家として来日。1989年よりOEK第1ヴァイオリン奏者。
オーストラリア生まれ。マクアリー大学卒業後、ニューキャッスル大学で音楽を学び、同大学院修了。2000年キャンベラ交響楽団で活躍し、シドニー交響楽団でもエキストラとして演奏するほか室内楽の演奏も多い。2004年よりOEK第2ヴァイオリン副首席奏者。
京都市立堀川高等学校音楽科を経て東京藝術大学卒業。2003年よりウィーン国立音楽大学ヴィオラ科、室内楽科(文化庁派遣芸術家海外研修員)に学ぶ。ヴィオラを店村眞積、内田博、百武由紀、ジークフリート・フューリンガー、室内楽を岡山潔、 P・マツカ、J・マイッスルの各氏に師事。日本室内楽コンクールファイナリスト、しづかホールヴィオラコンクール林光賞受賞。OEK客演奏者。
スロヴァキアを代表するチェリスト。80年プラハの春国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際音楽コンクールなど主要なコンクールで上位入賞。ソリスト、またOEK首席チェロ奏者(90年より)として活躍する一方、音楽祭の講師など後進の指導にも積極的である。
※OEK=オーケストラ・アンサンブル金沢
金沢21世紀美術館 [(財)金沢芸術創造財団] / オーケストラ・アンサンブル金沢 [(財)石川県音楽文化振興事業団]