本インターンシップ(実地研修)は、美術館の活動や学芸員の仕事に関心を持ち、将来、美術館や芸術、そして生涯学習に関わる現場で働く意思を持つ学生に対する「人材育成の場」です。大学院で専門分野の研究や知識を深めている皆さんにとっては「学びの実践の場」でもあります。今までの経験を活かし、そして美術館での研修の成果を自らの研究へ反映してみませんか。
研修の流れ
●説明会
日時:4月24日(水) 18:00〜18:45(受付17:45〜)
会場: 金沢21世紀美術館 レクチャーホール(本多通り口/東口付近)
※事前申込は不要です。直接会場にお越しください。
専門分野に沿った研修の実現に向けて、時期や内容など、質問を受け付けます。※希望者は必ずご参加ください。
●応募期間
5月10日(金) 美術館必着
書類の詳細は説明会でご案内します。
●書類選考・面接
5月中旬〜下旬
専門性や志望動機をふまえ、具体的な研修時期と内容を調整します。
●研修実施
2024年6月〜11月 ※期間や頻度は応相談
〈主な研修事例〉
・展覧会展示運営アシスタント
・教育普及プログラム運営アシスタント
・収集作品や関連資料の保存管理、展示収蔵環境の保全
・広報事業アシスタント
●レポート提出
2024年11月(予定)
●修了式
2024年12月(予定)
募集要項
対象:原則として大学院生
主な内容:美術館業務の補助
期間:2024年6月〜11月 ※期間や頻度は応相談
会場:金沢21世紀美術館
条件:無償(ただし自宅から美術館までの距離が2km以上の場合、1日上限500円の交通費補助あり)
採用:5名程度(応募書類を基に面接を行い、選考の上決定)
2022&23年度の研修生の声
○金沢美術工芸大学 芸術学専攻 修士1年 Tさん
研修を通じて、学芸員になりたい気持ちが⼀層強まった。対話型のツアーを実施したかったがアイデアがまとまらず断念したので、学芸員になることができたらぜひ企画したい。
○金沢大学 人文学専攻 博士前期課程1年 Bさん
インターンシップにおいて、21美の職員や展覧会に関わる沢山の方々との出会いがあった。何度も21美に足を運ぶなかで、「現代アートって面白いんだ」と思う機会ができた。
○金沢美術工芸大学 美術工芸研究科 デザイン専攻製品デザインコース修士2年 Mさん
展覧会の広報物の校正、グッズ検討の意見交換、キャプションパネルの制作補助など、普段知ることのできない業務の数々を学ぶことができました。このような展覧会を企画し展示していくプロセスの重要性を感じました。
○金沢大学 人間社会環境研究科 博士前期課程1年 Hさん
毎回の活動を通じて、どうやって子どもたちに美術館の魅力を伝え、楽しんでもらえるか考えスキルを向上させることができた。このスキルは社会人として働く上で不可欠なものであり、今後も継続していけるようにしたい。
○金沢大学 人間社会環境研究科 博士前期課程1年 Nさん
インターンシップにおいて、世代を超えて、色々な社会的背景を持つ人々と交流し、時には同じプロジェクトに携わったことで、多様な価値観を知り、視野を広げることができた。
主催・お問い合わせ
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
Tel: 076-220-2800(インターンシップ担当)