藤枝守プロデュース回「響きの生態系」

二十一世紀塾 第3回「気は音に従い、音は気に従う」

2008年11月8日(土)

インフォメーション

期間:

2008年11月8日(土)
開場15:30 開演16:00

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

<全席自由・1ドリンク付>
・1回券
 前売=1,500円
 当日=2,000円
・3回券
 3,600円
・5回券(友の会会員限定・美術館内での購入のみ)
 5,000円

【友の会会員特典】
※友の会会員は、優先入場特典があります。開場10分前にお集まり下さい。(入場時に会員証提示)

チケット取扱:

金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
チケットぴあ
TEL 0570-02-9999
(1回券Pコード 613-514)
(3回券Pコード 986-202)

託児サービス:

※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込(お問合せ TEL 076-220-2815)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

概要

モデレーターにメディアプロデューサーの桑原茂一、作曲家の藤枝守、舞台プロデューサーの小沢康夫を迎え、様々なジャンルで活躍するアーティストからとっておきの話を引き出します。

・21世紀の自由人とは? モデレーター / 桑原茂一
 第1回 2008年8月2日(土) 「らしく、生きて、つくる。」
 第2回 2008年10月4日(土)「奇妙であることの自由」

・響きの生態系 モデレーター / 藤枝守
 第3回 2008年11月8日(土)「気は音に従い、音は気に従う」

・新世紀のメディア・パフォーマンス モデレーター / 小沢康夫
 第4回 2009年1月17日(土)「スポンテイニアス」なるものへ
 第5回 2009年3月21日(土)「TENORI-ON」

★特設ページはこちら
http://www.kanazawa21.jp/theater21/2008/21_cramschool/index.html

スケジュール

  • 第3回 11月8日(土)開場15:30 開演16:00

    響きの生態系 「気は音に従い、音は気に従う」
    【出演者】藤枝守、杉浦康平、砂原悟(クラヴィコード演奏)

    「大気の呼吸」ともいえる風。その風が樹木の葉をふるわすときに生まれる響き。その響きに身体をゆだねてみると、しぜんに、われわれの呼吸もしずかに整ってきます。風、響き、呼吸などをめぐって、杉浦康平さんの「声」に耳をかたむける時間をつくりました。さらに、その「声」の続きとして、美術館の周りに佇む樹木の「生の軌跡」から生まれた《植物文様》という音楽を、砂原悟さんの奏でるクラヴィコードの微かな響きのなかで聴いてみたいと思います。
    藤枝守

出演

  • ©池田ひらく

    藤枝 守 Mamoru Fujieda

    作曲家。カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。Ph.D.を取得。純正調などの音律のあらたな可能性を模索。また、植物の電位変化に基づく《植物文様》という作曲シリーズを展開。《箏組曲?植物文様》や《クラヴィコードの植物文様》などのCDや『響きの生態系』『 [増補]響きの考古学』の著作がある。この秋にTZADIKからの3枚目のCDとなる《Patterns of Plants II》がリリース。「金沢アートプラットフォーム2008」では金沢21世紀美術館の外壁の曲面ガラスに風を響かせる《エオリアン・ハープ・リザウンディング》というサウンド・インスタレーションを計画中。現在、九州大学大学院芸術工学研究院教授。
    http://www.fujiedamamoru.com/

  • 杉浦 康平 Kohei Sugiura

    グラフィックデザイナー、神戸芸術工科大学名誉教授。意識領域をイメージ化する独自の技法によって、多くのクリエーターに影響を与え続けている。アジアの図像研究の第一人者としても知られ、アジア文化を紹介する展覧会の企画・構成や造本を数多く手掛ける。97年、紫綬褒章を受章。主な著書に『日本のかたち・アジアのカタチ』『かたち誕生』『宇宙を呑む』『宇宙を叩く』『生命の樹・花宇宙』など。

  • ©青柳 聡

    砂原 悟 Satoru Sunahara

    東京芸術大学付属高校を経て、83年、同大学卒業。同大学院在 学中の85年、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金を得て 渡独。87年、ミュンヘン音楽大学マイスタークラッセを修了して帰国。87年、ポルト市国際ピアノコンクール(ポルトガル)入賞。東邦音楽大学・大学院准教授、東京芸術大学講師。宮島敏、中山靖子、クラウス・シルデ、小林仁の各氏に師事。

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]