期間:
2025年5月4日(日)
14:00-15:30
2025年5月4日(日)
14:00-15:30
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
無料、予約優先
※Peatixよりお申し込みください
Peatix
当日飛び込み参加可(最大50席)
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
本トークは、金沢21世紀美術館が所蔵する鈴木ヒラクの初期作品《bacteria sign(circle)》(2000)を起点に、彼のドローイングに対する独自の視点を探るレクチャーパフォーマンスです。鈴木は、ドローイングを「発掘行為」と捉え、空間や時間に潜在する線の断片をアーカイヴし、身体を通して再構築する試みを続けています。彼の著書『DRAWING ドローイング 点・線・面からチューブへ』では、線を「チューブ」として捉えることで、ドローイングの概念を拡張し、私たちの生きる世界の見方に革命を起こすことを提案しています。 今回のトークでは、アーティスト自身の手元をリアルタイムで投影しながら、これらの概念や実践について語ります。
1978年宮城県(日本)生まれ。
描くと書く、あるいは絵と言語の間を主題に、平面・彫刻・映像・インスタレーション・パフォーマンス等により、ドローイングの概念を拡張する制作活動を展開する。ドローイング行為を「発掘」と捉え、世界各地の古代の洞窟壁画や路上の記号から、植物や鉱物、光の軌跡といった非人間の描く線の断片までをアーカイヴし、身体を通して再構築することで、空間や時間に新たな通路としての線を生み出す試みを続けている。
髙木 遊(金沢21世紀美術館学芸員)
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]