すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー 金沢21世紀美術館 ✕ 地球研「アニマレイヴ」関連企画

「コンポストの土で、何か植物を育てませんか?」

2025年3月16日(日)

インフォメーション

期間:

2025年3月16日(日)
14:00-18:00

会場:

金沢21世紀美術館
本多通り口 屋外作品付近

料金:

無料

定員:

50名(予約不要、先着順、オリジナルトートバッグ付き)

お渡し人:
保良雄(美術家)
青池歌子(総合地球環境学研究所 研究員)
中出道子(総合地球環境学研究所 研究推進員)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

微生物と人間との輪舞で生み出した循環、あたなも参加しませんか?

3月16日の展覧会最終日、科学に基づく自然循環の実験現場を体感するイベントを開催します。2024年10月30日、14リットル×20袋(合計220kg)の黒土、米ぬか16kg、鶏ふん23kg、さらに美術館周辺で集めた落ち葉36kgを用い、『コンポスト・ハウス』は始動しました。ここでは、周辺ホテルから提供された生ゴミが加わり、微生物の働きにより分解され、初期温度11.9℃から展示開始時には55.2℃、その後60℃以上の熱エネルギーを放出。1グラムあたりの微生物数は5億個から、食品ゴミ投入後には35億個へと増加する、その緻密な循環プロセスは、微生物と人間との輪舞が生み出す循環の一端を示しています。

この実験の成果として得られた栄養豊かな土を、先着50名様に配布。展示会場で、実際に手に取って、その科学と自然が交差する再生プロセスを体感してください。あなたもこの輪舞に加わり、次世代へと続く循環の現場を、自らの手で感じ取ってみませんか?

当日はコンポストの土を、オリジナルトートバッグに入れてお配りします!

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クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]、総合地球環境学研究所、総合地球環境学研究所 有機物循環プロジェクト