期間:
2024年12月7日(土)
17:00〜19:00
2024年12月7日(土)
17:00〜19:00
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
無料(発酵文化芸術祭 金沢のチケットをお持ちの方限定)
※ チケットはWEBでオンライン購入または21世紀美術館のプロジェクト工房展示ゾーンで購入可能
【 企画全体に関するお問い合わせ 】
発酵ツーリズム金沢実行委員会
info[a]hakko-department.com
※[a]を@に変更してお送りください。
【美術館会場に関するお問い合わせ】
金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800
(火〜日、祝日10:00〜18:00)
石引地区の杜氏がかつて深夜の作業時に謡っていた酛かき唄を現代の映像と楽曲で蘇らせたVIDEOTAPEMUSICさん、100年前に建てられた大手町洋館(旧山田詩郎邸)の空間に能登・金沢の各地で制作・採取した種々の工芸品を散りばめた遠藤薫さん、そして観客と作品の関係を「発酵」的に解釈した新しいプロダクトデザインのかたちを提示したseccaさんを招いて、それぞれの作品制作のプロセスをお聞きします。ミュージシャン・映像作家として活躍するVIDEOTAPEMUSICさんと、染織をバックグラウンドに持つ現代美術作家の遠藤薫さん、伝統的な工芸を先端技術によって更新するseccaさんが金沢の発酵文化とどのように出会い、受け止め、自身の創作とかけ合わせたのでしょうか。聞き手は本企画共同キュレーターのドミニク・チェン、地域コーディネーターの山本耕平が務めます。
ミュージシャンであり、映像ディレクター。失われつつある映像メディアともいえるVHSテープを各地で収集し、それを素材にして音楽や映像の作品を作ることが多い。VHSの映像とピアニカを使ってライブをするほか、映像ディレクターとして数々のミュージシャンのMVやVJなども手掛ける。近年では日本国内の様々な土地でフィールドワークを行いながらの作品制作も行っていて、日本各地での滞在制作の記録をカセットテープと160Pの書籍にまとめたカセットブック作品『Revisit』を2024年6月にリリースした。
2013年沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。2016年志村ふくみ主宰アルスシムラ卒業。沖縄や東北をはじめ国内外で、その地に根ざした工芸と歴史、生活と密接な関係にある社会的、政治的な関係性を紐解き、主に工芸技法を用い、工芸の拡張を試みる。
その作品形態は、雑巾や落下傘、船の帆を含む舟そのもの、ガラスや陶芸など多岐にわたる。近年、無意識の形に触れるべく、自身の夢から得た作品制作のアプローチがある。
近年の主な展覧会に、「国際芸術祭あいち2022」(2022、一ノ宮市豊島記念資料館)、「Osaka Directory3 遠藤薫『重力と虹霓ー南波照間島について』」(2023、大阪中之島美術館)、「美術の中のかたちー手で見る造形 遠藤薫『眼と球』」(2023、兵庫県立美術館)がある。
2013年文化都市石川県金沢市に設立。seccaでは日本固有の伝統工芸における伝統を敬い学んだ上で、新しい視点と最新の技術を積極的に取り入れながら今求められるカタチへデザインし、ホテルやレストランなどに向けてオーダーメードのプロダクトを制作し手渡している。こうしたseccaが考える現代の工芸を「巧藝(KOGEI)」と定義し、思想や技能を含めた伝統を磨きながら、未来により良い形で繋げていくことを目指している。
金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]、発酵ツーリズム金沢実行委員会
一般財団法人地域創造
今川酢造、大手町洋館、額三、小堀酒造店、紺市醤油、四十萬谷本舗、髙木糀商店、武久商店、鶴来商工会、直源醤油、中初商店、白山市、白山市観光連盟、福光屋、北陸鉄道、ヤマト醤油味噌(五十音順)
北國新聞社、MRO北陸放送、テレビ金沢、石川テレビ放送、HAB北陸放送、エフエム石川