期間:
2024年12月7日(土)
2024年12月7日(土)
金沢21世紀美術館 シアター21
・1作品鑑賞券 一般 2,000円
25歳以下 1,500円
・2作品通し券 ※前売のみ 一般 3,000円
25歳以下 2,500円
Peatix事前予約
※『アートなんかいらない!』の前売チケットをご購入の方に劇場用パンフレットをプレゼント
当日券販売(現金精算のみ)
※25歳以下の方は当日会場で年齢を証明できるものの提示をお願いします。
※障害者手帳をお持ちの方の介助者1名:無料
証明書の提示が必要です(身体障害者手帳・療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳、障害者手帳アプリ「ミライロID」)
※金沢21世紀美術館「友の会」のメンバーは優先入場あり
有料・要申込Tel 076-220-2815
※未就学児の入場はご遠慮願います。託児サービスをご利用ください。
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
E-mail event_k@kanazawa21.jp(交流課直通、火〜日10:00-18:00)
美術館から発信する地域に開かれた映画コミュニティ「広坂シネマクラブ」の3年目の活動が始まりました。部員が主体となって、企画、運営、映写をし、映画を上映します。
今回の上映会は、部員が提案した二つの映画作品『アートなんかいらない!』と『響け!情熱のムリダンガム』を上映する予定です。お誘い合わせの上、お気軽に足をお運びください。
12/7(土)
10:30〜12:08『アートなんかいらない!』(Session1「惰性の王国」、98分)
13:00〜14:29『アートなんかいらない!』(Session2「46億年の孤独」、88分)
上映後ゲストトーク(約50分)
ゲスト:山岡信貴(映画監督)
16:30〜18:42『響け!情熱のムリダンガム』(132分)[応援上映]※UD Cast対応
上映後ゲストトーク(約50分)
ゲスト: 稲垣紀子(本作配給者)
2021年/Session1: 98分 Session2: 88分
監督:山岡信貴
出演:北川フラム、津田大介、倉本美津留、ケロッピー前田、郡司ペギオ幸夫、人工知能美学芸術研究会 ほか
あらすじ
「あいちトリエンナーレ2019」での『表現の不自由展・その後』の展示中止事件から程なくして、全世界的なパンデミックが始まった。日本全国で不要不急が叫ばれ、美術館をはじめとするアートの現場の閉鎖が相次ぐと、アートの存在意義についてさまざまな意見が飛び交い、時にはアート不要論も叫ばれるようになる。そこから日本人にとってアートとは何なのかについて考察する2部作にわたる、この映画の旅が始まった。
Session1
惰性の王国
アートはどこで道を踏み外したのか
「越後妻有大地の芸術祭」と「あいちトリエンナーレ2019」で見えてくる日本におけるアートの現状について検討する。
Session2
46億年の孤独
壊れているのはアート? それとも人間?
アートに限界があるならそれはどこから産まれ、それをどのように超えることができるのかを探る旅。
おすすめコメント
『アートなんかいらない!』この挑戦的なタイトルにもかかわらず、実は、そもそもアートって何なの?と根源的な問いを突きつけてくる映画。アートに関わっている人や、一見アートに無関係そうだが実はどうなの?と言うさまざまな人達のインタビューが中心なのだが、このインタビューがとても面白い!そして、この映画を見た後、あなたもアートについて語ってほしい!
(広坂シネマクラブ 山川博子)
2018年/132分
原作・監督:ラージーヴ・メーナン
音楽監督:A.R.ラフマーン
キャスト:G.V.プラカーシュ・クマール、アパルナー・バーラムラリ、ネドゥムディ・ヴェーヌ、ヴィニート ほか
[応援上映]
手拍子・拍手応援を歓迎した上映です。
上映前に説明があります。
本作品は「UDCast MOVIE」に対応しています。
アプリをダウンロードした機器が必要となります。
ご利用の方は事前にご準備ください。
UDCast MOVIE
あらすじ
南インド伝統音楽(カルナータカ音楽)で演奏される打楽器・ムリダンガム職人を父に持つピーターは、映画スター・ヴィジャイの推し活に余念のない学生として生活している。ところがある日父の作ったムリダンガムを巨匠ヴェンブ・アイヤルが演奏するのを目の当たりにし、自分もその奏者になりたいという衝動が起きる。その瞬間から、それまでにあまり感じてはいなかったカーストによる差別、伝統音楽と映画・テレビ業界との軋轢、伝統芸能の生き残りと承継、世代間の意見の相違など、様々な障壁や困難がピーターに降りかかっていく。
おすすめコメント
本作は「南インド料理なんどり」のマダム稲垣紀子さんのインド映画への推し活から始まり、クラウドファンディングを経て上映に繋がった。言わば、インド映画ファンによって支えられてきたインド映画です。
主人公ピーターが目の前に立ち塞がる身分や試練の壁を乗り越えようとする努力と魂の演奏には思わず心打たれます。
本作は何か新しいことを始めようとしているけど、一歩踏み出せない人にオススメします。元気がもらえる熱い青春映画を是非ご覧になってください。
(広坂シネマクラブ 大野広輝)
初長編映画「PICKLED PUNK」がベルリン映画祭ほか多数の映画祭で上映。以後も実験的なスタイルの作品群を発表し続け、2013年にはロサンゼルスで全長編作品のレトロスペクティブが開催された。
1998年『ムトゥ踊るマハラジャ』日本公開時以来のインド映画ファン。夫の営むインド料理店でインド映画の様々な「推し活」をしていた縁から、『響け!情熱のムリダンガム』の日本上映権を取得。テンドラル合同会社を設立、映画業界未経験・異業種からの映画初配給にチャレンジ中。
映画をテーマに多世代で多様な人たちがつながる、まちに開かれた新しいコミュニティです。金沢21世紀美術館を拠点として、映画をみる、みせる、学ぶなどの活動を通して、映画の魅力を地域に発信しています。
【シンボルマークについて】
カメラの中に、「し・ね・ま」の手話のイラストが描かれており、映画を多様な人に開いていくといったコンセプトを表しています。
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
石川インド映画クラブ、富山インド映画クラブ、シネモンド
北國新聞社