期間:
2023年2月11日(土)
14:00〜16:00(開場13:45)
2023年2月11日(土)
14:00〜16:00(開場13:45)
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
70名
無料
市民無料の日:
2月11日(土)は「美術奨励の日」。 金沢市民の方は金沢21世紀美術館主催の「コレクション展」を無料で観覧できます。(要証明書)
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
(火〜日、祝日10:00〜18:00)
フォーラムアールでは様々な分野の専門家をお迎えし、世界にある「今」への新しい視点や考え方を学びます。各回で美術館の専門スタッフが聞き手となり、みなさんとともに「少し先の未来」との向き合い方を考える、のびやかな学びと語らいの場を目指します。科学技術の進歩が社会を変化させ続ける中、また地球環境や社会システムの更新などに対応すべく、私たちはあらゆる分野で協調して対応しなければなりません。各回のトークを通じて、変化を理解し、仕組みや態度を調整/更新していく学びの機会としたいと思います。
沖縄全島の陸域環境をモニタリングする「OKEON 美ら森プロジェクト」では、最新の科学技術を用いた生物多様性観測システムを構築するとともに、昆虫専門家と地元スタッフによるチーム体制や高等学校・博物館・行政の連携などにより、地域社会への持続的な還元と発展に貢献しています。吉村正志先生の教員として、アリ研究者としての経験にはじまり、探究心が原動力となり地域が一体となって足元の生物多様性の世界に迫る様などのお話を伺いながら、ともに暮らす人たちが集まることで生まれるものについて考えます。
聞き手:木村健(金沢21世紀美術館エデュケーター)
1月11日(水)10:00より受付開始
下記お申し込みフォームより、必要事項を記入の上お申し込みください。
WEB申し込みフォーム
沖縄科学技術大学院大学(OIST)「OKEON美ら森プロジェクト」コーディネーター。1971年神奈川県生まれ。博士(農学)。大学卒業後に北海道利尻島の中学校教員として赴任。環境教育の取り組みを模索する中で雄アリ研究者となる。2015年より、沖縄の社会協働型の大規模環境研究「OKEON 美ら森プロジェクト」コーディネータとして活動中。現在、沖縄フィールド研究チーム長。専門はアリ類分類学、体系および形態進化学。保全生物学。
金沢21世紀美術館学芸部交流課長、エデュケーター。1972年岡山県生まれ。金沢21世紀美術館には2000年に建設事務局スタッフとして就任し、2004年の開館以降、キッズスタジオでの造形プログラムを始めとする教育普及活動全般に携わる。
vol. 1 太田光海「氾濫する映像の中に、自分だけの水脈を見つける ―感覚民族誌の視点から―」
vol. 2 高橋そよ「生きものをめぐる―琉球弧の生物文化多様性の視点から―」
vol. 3 藤原辰史「これからの「食」とアート」
vol. 4 吉村正志「地域社会と見つめる『生物多様性』〜沖縄の陸域環境調査から」
vol. 5 フランソワーズ・モレシャン「時代は変わる、ファッションも」
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]