期間:
2022年7月23日(土)
16:30〜18:00
2022年7月23日(土)
16:30〜18:00
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
無料
一般70名(要事前申し込み:先着順)
7月6日(水)10:00よりWEBお申し込みフォームにて受付開始
Web申込フォーム
※お申込み後、3日以内に担当者より申込受付完了のご連絡をいたします。
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
または
hitogata2022@gmail.com
本展ゲストキュレーターの唐澤昌宏氏(国立工芸館 館長)をお招きしてトークを開催します。
あなたの目の前に高さ40センチほど の 、 人の形をした作品があります。 あなたは 「人形」 だと思いますか。それとも「彫刻」だと思いますか。また、その作 品がヤキモノだったとしたら 「陶芸」 でしょうか 。 さらにそれが等身大だったらどうでしょう 。 このように 、人の形をした造形の中には、 大きさや素材・技法 などを手掛かりにしてそれが何であるかを考えることが少なくありません 。しかし、それが作品を鑑賞することに重要かどうかは判断が難しいこと があります。 現代の若者像を着想の原点に、陶による表現で作品を構築する北川宏人(1967年生まれ)や、伝統的な博多人形の技法を用いつつ、ロマンあふれる作品を生み出す 中村信喬(1957年生まれ)らの人の形をした造形「ひとがた」を通して、あらためて「工芸」 や 「美術」 を考える機会とします。
ゲストキュレーター 唐澤昌宏(国立工芸館 館長)
1964年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。愛知県陶磁資料館(現、愛知県陶磁美術館)学芸員を経て、2003年に東京国立近代美術館主任研究員。2010年に工芸課長。2020年より現職。2018年第39回小山冨士夫記念賞(褒賞)受賞。専門は近・現代工芸史。日本陶磁協会賞選考委員。著書に『窯別ガイド日本のやきもの 瀬戸』(淡交社)、共著に『日本やきもの史』(美術出版社)、『やきものを知る12のステップ』(淡交社)など。主な企画・監修に、「青磁を極める-岡部嶺男展」、「現代工芸への視点―茶事をめぐって」、「日本伝統工芸展60回記念-工芸からKŌGEIへ」、「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」、「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」、「近代工芸と茶の湯のうつわ―四季のしつらい―」など。
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
国立工芸館