「ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ:どこにもない場所のこと」関連プログラム

モバイル・アゴラ セッション1:量子化する身体と世界

2022年7月1日(金)

インフォメーション

期間:

2022年7月1日(金)
18:00〜20:00

会場:


金沢21世紀美術館 光庭2 ※雨天の場合は展示室11前

定員:

30名(要事前申し込み・先着順)

料金:

無料

申込方法:

※定員に達したため申込受付を終了しました

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
または
moonandjeon@gmail.com

概要

ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホが2015年のチューリッヒでの個展以来、重要な活動のひとつと位置づけている「モバイル・アゴラ」。古代ギリシャのアゴラ(広場)に着想を得て、アートの社会的役割と機能を問い直すという彼女らの考えの核心から拡がり、アート、社会学、科学、政治、文化などの諸領域から社会全体を考察するプラットフォームの構築を目指すプロジェクトです。
本展の会期中、数回にわたり展覧会の中心部にある「光庭」を会場に、「モバイル・アゴラ」をひらき、ゲストをお招きします。ここに集い、語り合うことで、私たちが今日直面している危機の根本的な原因を探り、新しい価値の創造や未来のヴィジョンの提案を試みます。

セッション1は、豊田啓介氏(建築家/東京大学生産技術研究所 特任教授)をお招きし、メタバース、ゲームAI、デジタル記述、量子化といったキーワードから、「量子化する身体と世界」をテーマに論じていただき、議論を深めます。

登壇者

  • 豊田 啓介 Keisuke Toyoda

    1972年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築事務所を経て、コロンビア大学建築学部修士課程修了。SHoPArchitects(2002–06)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを共同主催。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・製作・研究・コンサルティングなどの活動を、建築からプロダクト、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。
    2020年よりコモングラウンド・リビングラボのアドバイザーと建築情報学会の副会長に就任。
    2020年より東京大学生産技術研究所客員教授、2021年より同特任教授。

    https://commonground.iis.u-tokyo.ac.jp

  • ムン・キョンウォン MOON Kyungwon
    1969年ソウル(韓国)生まれ。 ※写真左

    チョン・ジュンホ JEON Joonho
    1969年釜山(韓国)生まれ。 ※写真右

    ムン・キョンウォンとチョン・ジュンホによるデュオ。近年、学際的なプラットフォームを作ることに焦点を当てた共同プロジェクト「News from Nowhere」を活動の中心としている。最初のサイトスペシフィックな共同作品を2012年のドクメンタで発表。主な個展に2013年「News from Nowhere」シカゴ美術館附属美術大学、2015年ミグロス現代美術館 (チューリッヒ)、「The Ways of Folding Space & Flying」ヴェネチアビエンナーレ韓国館、2017年「Freedom Village」スカイ・ザ・バスハウス(東京)、2018年~2019年「News from Nowhere」テート・リバプール、2021年「News from Nowhere: Freedom Village」韓国国立近現代美術館(ソウル)、2021年「奥能登国際芸術祭」(珠洲・石川)などがある。金沢21世紀美術館では、2018年東アジア文化都市2018「変容する家」、2019年開館15周年記念「現在地:未来の地図を描くために[1]」、2018年〜2019年自治区AIR 金石大野アートプロジェクトに参加。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]