期間:
2017年7月7日(金) - 2017年12月20日(水)
2017年7月7日(金) - 2017年12月20日(水)
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
金沢21世紀美術館では、「コレクション展1 粟津潔、マクリヒロゲル4 海と毛布—粟津潔の写真について」の開催にあたり、粟津潔が撮影した写真作品についての調査を進めました。特に、昭和34年に津軽地方を旅したときに撮影した写真について調査し、約40点の作品について制作年や撮影場所を明らかにすることができました。けれども、まだ詳細のわからない写真が残されています。
下記にあげた10枚の写真は、おそらく昭和34年3月の津軽地方で撮影されたと推測されるものですが、まだ場所を特定することができていません。撮影場所をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せください。
調査へのご協力のほどよろしくお願いいたします。
下記掲載の写真の撮影場所をご存知の方は、電話かメールにて下記にご連絡ください。メールの場合は、折り返しご連絡をさせていただきます。
電話 : 076-220-2801(担当:学芸課 高橋律子)
メール : aw@kanazawa21.jp (件名に「津軽の写真」または「粟津潔の写真」と記入ください。)
※調査の参考情報として活用させていただきます。個人情報ほか情報をそのまま公開することはございません。あらかじめご理解のほどお願いいたします。
※情報募集は2017年12月20日までとさせていただきます。
青森駅ではないかと推測しているが、駅構内についての情報が不足している。レンガ造りであったかどうか記憶がある方がいれば教えてほしい。
青森駅の待合室か。
02-03と同じく青森駅の待合室か。窓ごしに「そば」の文字が見える。
国鉄青森駅から青函連絡船の駅に向かう道ではないかと推定しているが、確定できていない。
05と同じ場所。背景に電話と書かれた看板が見える。
画面左に見える木の塀は3月でまだ積雪も残る津軽の防雪柵、カッチョだろう。印象的な煙突のある風景だが、特定できていない。
八方と呼ばれる煙だしの屋根が見える。海沿いの町並みではないかと推測し、粟津潔の訪れた場所から竜飛崎の可能性を検討している。
まさぶきの屋根の家が窮屈に建っており、勾配も激しい。竜飛岬ではないか。
狭い道に並ぶ杉板の壁の家。竜飛崎か。
粟津潔が竜飛崎であることを記している写真。少年の服は小学校の制服か、背景はイカ干しの竿か、海岸沿いを特定することは可能か。
竜飛崎の旅館で撮影されたことがわかっているが、旅館は特定できていない。12は、宿のおばあさんで年齢は80歳くらい。粟津潔によれば、宿は「東京の下町の家のような感じ」で、二食付きで700円くらいだったそうである。
「しゃぼん玉売り」の写真。津軽かどうか特定できていない。
津軽のどこかの駅だろうか。詳細不明。