金沢21世紀美術館 友の会 館長トーク

長谷川祐子 未来支度の部屋 vol.2「パフォーマンスの未来支度」【振替開催】

2022年12月25日(日)

インフォメーション

期間:

2022年12月25日(日)
16:00〜17:30(15:30開場)

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

定員:

100名(友の会会員限定)
※全席指定(座席はお選びいただけません)

料金:

無料

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 友の会
TEL 076-220-2814

概要

様々なジャンルで未来を模索しながら先端を走り続けるゲストをお迎えし、それぞれの視点から “今”を捉え、未来を迎えるにあたりその指針や希望をひもとき、皆さんとともに未来支度を始めます。
今回の「パフォーマンスの未来支度」のゲストは、ダンサー、俳優、アート・パフォーマーとして、演劇、映画、パフォーマンスとジャンルを超え、多様で実験的な試みを行ってきた森山未來さん。
私たちの身体は今、インターネットの発達やオンラインコミュニケーションの増加から、今までとは違ったリアリティを持つようになっています。これまで森山さんが行ってきた人間以外のものに変容していく身体、脱皮をメタファーとしたアップロードする身体、複数の身体が絡まり作り出す彫刻的なダンス、MR(複合現実)を組み合わせたライゾマティクスとのコラボレーションなどの先端的な取組みや開催中の展覧会「時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの」からインスパイアされた新作パフォーマンス(2023年2月に当館にて公開予定)の構想について語っていただき、さらに未来のパフォーマンスのあり方について長谷川館長と語ります。

申込

  • 受付開始:11月27日(日) 10:00
    Webお申込みフォームよりお申し込みください


    ※定員に達したため、申込受付を終了しました

    友の会会員の方のみお申込みできます。申込フォームに会員番号を入力ください。
    ・お申込み1件につき1名様までとなります。
    ・お申込みいただくと自動返信が届きます。受付完了および座席のお知らせは、別途友の会よりメールにてご連絡いたします。

プロフィール

  • ©️Takeshi Miyamoto 

    森山未來

    1984年、兵庫県生まれ。
    5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。
    2013年には文化庁文化交流使として、イスラエルに1年間滞在、Inbal Pinto&Avshalom Pollak Dance Companyを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。
    「関係値から立ち上がる身体的表現」を求めて、領域横断的に国内外で活動を展開している。
    俳優として、これまでに日本の映画賞を多数受賞。第10回日本ダンスフォーラム賞受賞。
    2021年3月11日には京都・清水寺でのパフォーマンス「Re:Incarnation」の総合演出を務め、東京2020オリンピック開会式では鎮魂の舞を踊った。
    近年の映画出演としては、「アンダードッグ」(20年)「僕たちはみんな大人になれなかった」(21年)「犬王」(22年)「山女」「iai」(共に23年公開予定)。
    2022年4月より神戸市中央区にArtist in Residence KOBE(AiRK)を設立し、運営に携わる。10月にはパフォーマンス公演「FORMULA」で構成・演出・振付・出演を務める。
    2023年に神戸市内で開催されるアーティスト・イン・レジデンスにまつわるイベント「KOBE Re: Public ART PROJECT」ではキュレーターを務める。ポスト舞踏派。
    miraimoriyama.com

  • 長谷川祐子

    金沢21世紀美術館 館長 / 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授
    キュレーター/美術批評。京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。水戸芸術館学芸員、ホイットニー美術館客員キュレーター、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長及び芸術監督、東京都現代美術館学芸課長及び参事を経て、2021年4月から現職。犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター。文化庁長官表彰(2020年)、フランス芸術文化勲章(2015年)、ブラジル文化勲章(2017年)を受賞。これまでイスタンブール(2001年)、上海(2002年)、サンパウロ (2010 年)、シャルジャ(2013年)、モスクワ(2017年)、タイ(2021年)などでのビエンナーレや、フランスで日本文化を紹介する「ジャパノラマ:日本の現代アートの新しいヴィジョン」、「ジャポニスム 2018:深みへ―日本の美意識を求めて―」展を含む数々の国際展を企画。国内では東京都現代美術館にて、ダムタイプ、オラファー・エリアソン、ライゾマティクスなどの個展を手がけた他、坂本龍一、野村萬斎、佐藤卓らと「東京アートミーティング」シリーズを共同企画した。主な著書に、『キュレーション 知と感性を揺さぶる力』、『「なぜ?」から始める現代アート』、『破壊しに、と彼女たちは言う:柔らかに境界を横断する女性アーティストたち』、『ジャパノラマ―1970年以降の日本の現代アート』、『新しいエコロジーとアート―「まごつき期」としての人新生』など。

新型コロナウイルス感染拡大予防のための対策について

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]