期間:
2016年9月19日(月)
14:00〜15:45
2016年9月19日(月)
14:00〜15:45
金沢21世紀美術館
会議室1
無料(ドリンク付き)
30名(先着順、要電話予約)
電話 076-220-2801
金沢21世紀美術館学芸課(担当:高橋律子)
「ぬう」展のテーマである「縫うこと」や「アート」についていろいろお話します!
5月21日から始まった「Nous ぬう」展もまもなく終了します。縫うことから始まり、縫われることで生まれる衣服にも着目したこの展覧会には9名の女性アーティストが出品しています。日常の延長から生まれる作品たちにはどんな思いが込められているのでしょうか。出品作家のモンデンエミコさんのトーク、「手芸」と「アート」に詳しい山崎明子さんのレクチャーなど盛り沢山。ドリンク片手にゆったりと、手芸やアートについて一緒に考えてみませんか?
「ぬう」展の小さくて壮大なプロジェクトがこの刺繍日記。5月21日からの会期中、作品は毎日生み出され、そしてほぼ毎日展示更新されていきました。終了間近に迫ったプロジェクトについて、モンデンさんと企画を担当したキュレーターが語ります。
出演:出演: モンデンエミコ × 高橋律子(担当キュレーター)
時間:14:00〜14:30
モンデンエミコ
1979年愛知県生まれ、石川県金沢市在住。2005年金沢美術工芸大学大学院彫刻専攻修了。毎日眠るように、食事をするように、当たり前の日常として作品を作りたいという思いから、2010年頃より、幼少期より継続している日記を刺繍作品で展開しており、長女モモちゃんが生まれた2016年2月27日から「MOMO Diary」を制作中。
近代の「美術」制度において、「手芸」は確かに「アート」ではありませんでした。今、手芸的な手法で制作をするアーティストが増えているのはなぜでしょう? 手芸とアート…その間にある根深く不思議な、そして魅力的な関係について考えてみましょう。
時間:14:30〜15:15
講師: 山崎明子(奈良女子大学生活環境学部生活文化学科准教授) +
レポーター: 山崎ゼミ(上田菜都美、西澤ゆきの、丸山早百合、森智美、綿野真子)
山崎明子と山崎ゼミ
専門は視覚文化論、ジェンダー論、美術制度論。特に「手芸」から女性たちの表現活動・ものづくりの分析を進めています。主著に『近代日本の「手芸」とジェンダー』(2005年、世織書房)ほか、現在『美術運動史研究会ニュース』で「現代日本のテキスタイルアート」を連載中。山崎ゼミでは、近現代のサブカルチャーやアート、ファッションなどの問題を卒業研究として取り上げています。
出演者や講師を囲んで「ぬう」展について一緒にお話しましょう。
時間:15:15〜15:45
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]