西京人―西京は西京ではない、ゆえに西京は西京である。

レクチャー&ディスカッション ホウ・ハンルウ × ギムホンソック × 小沢剛

2016年7月2日(土)

インフォメーション

期間:

2016年7月2日(土)
13:00〜15:00(開場 12:45)

会場:

金沢21世紀美術館 レクチャーホール

料金:

無料

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

アジア諸国に出自を持つアーティストをインターナショナルな場へと力強く引きあげたキュレーター、ホウ・ハンルウ。長く親交も厚い西京人のギムホンソック、小沢剛と共に、アジアのアートシーンについて語り合います。

※逐次通訳付(英—日)
※当日10時からレクチャーホール入口にて整理券を配布します。
※レクチャーの途中は緊急の場合を除いて出入りはできません。

出演者プロフィール

  • Photo: Musacchio Lanniello
    Courtesy: Fondazione MAXXI

    ホウ・ハンルウ

    1963年中国広州生まれ。現在、MAXXI、ローマ/ イタリア、アーティスティック・ディレクター。パリとサンフランシスコを中心に美術批評と展覧会企画を中心に活動し、近年は、ローマ在住。北京の中央美術学院卒業(1988年修士)後、1990年に中国からフランスに移住。2006年に米国・サンフランシスコに移るまで、パリで16年間を過ごした。代表的な展覧会の企画に、『China/Avant-Garde』展(1989年)、『Parisien(ne)s』展(1997年)、『Cities On The Move』展(1997年〜2000年)、上海ビエンナーレ(2000年)、光州ビエンナーレ(2002年)、三度のヴェネツィア・ビエンナーレ[フランス館(1999年)、『Z.O.U.--Zone Of Urgency』展(2003年)、中国館(2007年)]、イスタンブール・ビエンナーレ(2007年)、リヨン・ビエンナーレ(2009年)がある。また、世界各地の美術館、ソロモン・R .グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、デ・アペル財団(アムステルダム)、ロックバンド美術館(上海)、ドイツ銀行コレクション(フランクフルト)、アジアン・アート・アーカイヴ(香港)などへの助言、アドバイザーを務めるなど、幅広く活躍している。2013年12月から現職。

  • 西京人

    チェン・シャオション(中国)、ギムホンソック(韓国)、小沢剛(日本)の3人のアーティストによって2007年に結成されたアーティスト・ユニット。プロジェクトベースで作品を制作する。5つのプロジェクトを通じ、西京というアジアのどこかにある都市を設定し、架空の物語を伝えている。

    ※今回のディスカッションには、ギムホンソックと小沢剛が参加します。

    ギムホンソック
    1964年ソウル(韓国)生まれ、在住|個展「REDCAT」(ロサンゼルス、2004年)、アート・ソンジェ・センター(ソウル、2011年)、プラトー・サムソン美術館(ソウル、2013年)。グループ展「第50回、第51回ヴェネチア・ビエンナーレ」、「第10回イスタンブール・ビエンナーレ」、「第4回、第6回、第9回広州ビエンナーレ」、「Brave New Worlds」(ウォーカー・アート・センター、2007年)、「Laughing in Foreign Languages」(ヘイワード・ギャラリー、2008年)、「Your Bright Future」(ロサンゼルス州立美術館、2009年)など。

    小沢剛
    1965年東京生まれ、埼玉在住|個展「同時に答えろYesとNo!」(森美術館、東京、2004年)、「透明ランナーは走りつづける」(広島市現代美術館、2009年)、「帰って来たペインターF」(資生堂ギャラリー、東京、2015年)。グループ展「第50回ヴェネチア・ビエンナーレ」、「第5回アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(クイーンズランド・アート・ギャラリー、2006年)、「プロスペクト2」(現代美術センター、ニューオリンズ、2011年)など。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

助成:

公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団