期間:
2015年10月24日(土)
14:00〜15:00(開場13:45)
2015年10月24日(土)
14:00〜15:00(開場13:45)
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
入場無料
先着80名(申込不要)
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
めし盌→オブジェ→インスタレーション、建築とのコラボレーション、展覧会企画、著述、美術教育と、多角的に活動してきた戦後を代表する金沢出身の革新的陶芸家・中村錦平氏が自作とその経緯を語ります。
1935年金沢市尾張町生まれ。瓢箪町国民学校4年生で敗戦を体験。批判と模索の姿勢に目覚める。1955年金沢美術工芸大学彫塑科中退、割烹「中嶋」で北大路魯山人の器と料理の実学を経て、梅山窯世襲。'68年ロックフェラーⅢ世財団のフェローで滞米。日米陶芸文化の比較で制作を深化させる。「時代こそが素材、土は宅配便で」と東京青山に電気窯を設置、東京焼と呼称。'88年個展「日本趣味解題」で伝統工芸に対峙。'93年個展「メタセラミックスで現在をさぐる」(高さ7mの陶製円柱+10tのかち割った超高圧碍子+シリーズ日本趣味解題による巨大インスタレーション)で'93年芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年「東京焼・ANTI−VIRTUAL REALITY 触と飾」。2014年大分県立美術館竣工記念で個展「東京焼インスタレーション」。05年著書「東京焼 自作自論」。多摩美術大学名誉教授。
金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]