期間:
2019年3月2日(土)
13:30開場 / 14:00開演
2019年3月2日(土)
13:30開場 / 14:00開演
金沢21世紀美術館 シアター21
1,500円(当日精算)1ドリンク付
※当日13:00からシアター21前で受付を開始します。料金をご精算いただいた後に整理券付きのチケットを先着順でお渡しします。
※友の会会員の方は優先入場特典があります。開場時刻までにお集まりください。
先着100名(要事前予約)
※定員に達したため、申込受付を終了しました。
※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込(お問合せ TEL 076-220-2815)
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
アートやファッション、そして現代社会についてモレシャン流の鋭い視点で時代を切り取るトークシリーズ。
今回のテーマは、日常着として扱われていたニットをモードの高級品にまで高めたファッションデザイナーのソニア・リキエルです。
妻であり、母であり、政治家であり、芸術家であり、ビジネスウーマンでもある。
いくつもの役割を同時にこなせる自由を持ったパリジェンヌの生き方を学びます。
ソニア・リキエル
永遠のパリジェンヌ…オンナとして生きるパリジェンヌ!
「私にはわからないことがあります。小さい時から『読み書き計算』は教えるのに、『おしゃれとセックス』についてなにも教えないのはなぜ?」
そんな過激な彼女の発言にも見られるように、ソニア・リキエルのファッションは彼女自身を、いや、真のパリジェンヌを体現しています。
パリジェンヌとはどんな女性なのでしょう?
まず、生涯を通じてオンナであること。《快楽を求めて、仕事に生きて、権力を求めて、欲望に生きる》そんな女性像を求めたのが彼女です。
なによりも「自由」!
同時にいくつもの役割をこなせる自由。妻であり、愛人であり、母であり、政治家であり、芸術家であり、ビジネスウーマンである…驚かないでください、私たちパリジェンヌには当たり前のことです。
ソニア・リキエルがデザインするのは、そんな女性たちのため。パリに愛されるオンナたちのため。その考え方が、ファッションの大先輩、ココ・シャネルに共通しているせいか、彼女のことをココ・リキエルと呼ぶ人さえいます!
今回はエロティシズム(官能)とフェミニズム(真の女性らしさ)を融合した「リキエルの世界」がテーマです。微笑みを持って最高の女性らしさに配慮しながらも、パーティでは男性のように座り込み、一番の美男子を探しながら、政治に対する意見もきちんと持つこと…どのようにすれば、そんな彼女のようなパリジェンヌになれるのか…を学びましょう。
最後に、彼女は男性も大好きでしたが、チョコレートも大好きという甘い女性らしさも持ち合わせていました!
会場にはチョコレートも用意しておきますね!
フランソワーズ
当日13:00からシアター21前で若干枚販売します。
パリ生まれ。ソルボンヌ大学・東洋語学校日本語学科を経て来日。1964年パリに戻りレブロン、ディオール社勤務。74年シャネル美容部長として、再来日。著書『失敗しないおしゃれ』が100万部を越える大ベストセラーとなる。その後、ファッションアドバイザーとして活躍。一方で『国境無き医師団』、『世界の医療団』日本支部の創立に協力するなど社会貢献活動も続けており、その多彩な活動は《ファッション、ダンス、音楽、映画、文学などメディアを通じてのあらゆる文化の基本はライフスタイルと偏見のないグローバルな精神を養うためにある》というポリシーと広い意味での《国境無き》精神に支えられている。フランス政府から長年の日仏友好などの功績に対して、国家功労勲章、レジオンドヌール勲章を叙勲。2007年より金沢21世紀美術館国際アドバイザー。
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]