ジャネット・カーディフ 40声のモテット

2025年5月24日(土) - 2025年9月15日(月・祝)

インフォメーション

期間:

2025年5月24日(土) - 2025年9月15日(月・祝)

会場:

金沢21世紀美術館 展示室
13

休場日:

月曜日(ただし7月21日、8月11日、9月15日は開場)7月22日、8月12日

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

当館コレクション作家のジャネット・カーディフによる『40声のモテット』を国内巡回展示します。16世紀イングランドの作曲家トマス・タリスの「40声のモテット」(Spem in Alium)を基に、40台のスピーカーから再生される聖歌隊の40人の声が、空間を彫刻のように構築するサウンドインスタレーションです。楕円形に配置されたスピーカー1台ごとに個々の声が響き、重層的に音が重なり合うことで、まるでその場に40人の合唱が生まれるかのような臨場感と、音と空間の融合が体験できます。

作家プロフィール

  • ジャネット・カーディフ《40声のモテット》 2001
    ジャネット カーディフ
    (スイス、トゥールガウ州立美術館にて、2002年) 
    Photo by Stephan Rohner.
    Courtesy of the artist and Luhring Augustine, New York / Fraenkel Gallery, San Francisco / Gallery Koyanagi, Tokyo. 
    ©Janet Cardiff

    ジャネット・カーディフ

    ジャネット・カーディフ(1957〜)は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の田園地帯を拠点に、映画、ビデオ、写真などのメディアを用いた作品を制作している。2001年にジョージ・ビュレス・ミラーとともにヴェネツィア・ビエンナーレでカナダ館代表として参加。その後も2017年には当館で展覧会「ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー」を開催するなど、ミラーとともに、サウンド、彫刻、テクノロジーを融合させ、「聴く」、「見る」といった複合的な知覚体験を伴う、革新的で没入感のあるインスタレーションで国際的に高く評価されています。

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クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

後援:

北國新聞社