期間:
2017年12月9日(土) - 2017年12月10日(日)
2017年12月9日(土) - 2017年12月10日(日)
金沢21世紀美術館 シアター21
●1回鑑賞券
一般:500円
大学生以下:300円
●フリーパス
一般:1,500円
大学生以下:900円
※大学生以下の方は要学生証提示
※フリーパスは限定 50枚・前売販売のみ
●窓口販売
金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ
TEL 076-236-6072
●WEB予約
※フリーパスのみ ※当日会場にて精算
Web予約フォームはこちら
●当日券
各日10:30からシアター21で販売します。
有料・要申込
TEL 076-220-2815
※未就学児の入場はご遠慮願います。託児サービスをご利用ください。
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
今回の特集は和製ミュージカル!
戦前のものから(東京オリンピックがあった)60年代まで、名優による生き生きとした歌や踊りの演技をフィルムで披露します。
また、今年は来場者の方々にイベントとしての「まるシネ」を楽しんでもらおうというねらいから、従来の映画館とは一風変わった上映環境や企画を用意してお待ちしています。
みなさん、歌って踊ってる場合ですよ!
この上映会は、映画に魅せられたデジタル世代の学生たちとフィルム全盛期に映画に親しんだ世代が交流しながら、企画・運営しています。映画史に残る名作をフィルムで上映することを通してフィルムの良さを考え、併せて上映技術の継承にも取り組むことで、金沢におけるフィルム上映の環境を次代につなぐことや映画で金沢を盛り上げることを目的としています。
12月9日(土)
11:00 君も出世ができる (100分)
15:00 エノケンの頑張り戦術 (74分)
17:00 ゲスト・トーク [1] (90分)
12月10日(日)
11:00 ジャンケン娘 (92分)
15:00 大学の若大将 (82分)
17:00 ゲスト・トーク[2] (60分)
定員 110名(各回入替制・全席自由)
※各回10分前開場
※トークは入場無料(ただし1回鑑賞券またはフリーパスの半券が必要)
日時:2017年12月9日(土) 17:00〜18:30(10分前開場)
会場:金沢21世紀美術館 シアター21(地下1階)
料金:無料(ただし「まるびぃ シネマ・パラダイス!」の1回鑑賞券かフリーパスの半券提示が必要)
定員:先着80名
※事前申込は終了いたしました。
なお当日券は9日(土)10:30よりシアター21前で配布いたします。
「まるびぃ シネマ・パラダイス!」は、金沢美術工芸大学と金沢大学の映画研究会有志による日本映画の名作フィルムを紹介する2日間のプログラムです。初日には映画や音楽の評論を数多く手がけるミュージシャンの菊地成孔氏をお迎えして、ミュージカル映画と音楽の関係性についてお話しいただきます。今回上映する和製ミュージカル映画のほか、欧米の作品についても菊地視点での味わい方を知る好機となることでしょう。
★終演後、菊地氏の映画に関する著書をご購入の方を対象にサイン会を実施します。
1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイストであり、音楽批評、映画批評、モード批評、格闘技批評を執筆。ラジオパースナリティやDJ、テレビ番組等々の出演も多数。2013年、個人事務所株式会社ビュロー菊地を設立。
日時:12月10日(日) 17:00〜18:00(10分前開場)
会場:金沢21世紀美術館 シアター21(地下1階)
ゲスト:モカさん(JO-HOUSE2代目店主)
上野 克(シネモンド支配人)
料金:無料(ただし「まるびぃ シネマ・パラダイス!」の1回鑑賞券かフリーパスの半券提示が必要)
定員:先着80名(予約不要)
映画を彩るのに不可欠な存在となった音楽。物語を印象づける音楽の魅力について、「映画と音楽」への造詣が深い、金沢で活躍中のお二人をお招きして対談を行います。語り合いの場へ、ぜひご参加ください。
JO-HOUSE2代目店主
今年で45周年となるJO- HOUSE2代目店主。9月に私設公民館的なイベントスペース 「じょーの箱」 を旗揚げ。国産中古レコードオンリーイベント 「和ラダイスガラージ金沢」 部長。
シネモンド支配人
シネモンド開館前の自主上映に関わったことがきっかけで、2000年より石川県唯一のミニシアター、シネモンドにて働き始め、2006年より支配人を務める。好きな映画は『遊星からの物体X』。
上映作品に登場する食べ物や飲み物をご用意しました。昭和ロマンを味わいながら、映画について語り合いましょう。
・瓶ビール
・瓶ラムネ
・お茶漬け
・みかん
ほか
監督:中川信夫
出演:榎本健一、如月寛多、柳田貞一 ほか
1939年/東宝(東京)/白黒/74分
日本の喜劇王エノケンが最も脂が乗っていた時期の作品。監督はマキノ正博監督門下で修行を積み、戦後怪談映画の巨匠として知られる中川信夫監督。
日中戦争の途中で製作、放映された本作。そのため当時の世相がいくつか垣間見られます。その例として主人公役のエノケンは防弾チョッキ株式会社に勤めています。この設定は現代の感覚、少なくともテレビなどでは見られないと思います。エノケンの歌も随所に入っており、この映画を見た人は愉快な気持ちになること間違いなし! (西本 匠)
監督:杉江敏男
出演:美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ ほか
1955年/東宝/カラー/92分
当時人気であったひばり・チエミ・いづみの3人娘が主演した作品。東宝の中堅、杉江敏男監督よるポップな作品で、特徴的な赤・青・黄の色彩がスクリーンを彩る。
女学生コンビと京都の舞妓の3人組がキュートな作品。3人はそれぞれに悩みをかかえています。大きな悩みをもっていても3人寄れば吹き飛ばしてしまう、彼女たちのそれぞれの個性が溢れる歌とダンスに大注目です!(岡田 まい)
監督:杉江敏男
出演:加山雄三、星由里子、田中邦衛 ほか
1961年/東宝映画/カラー/82分
のちに俳優・加山雄三の代名詞となる、杉江敏男監督が手掛けた全17本の「若大将シリーズ」の第一作目。田中邦衛演じるライバル「青大将」も映画の大事なスパイス。挿入歌のレコードもヒットした。
監督:須川栄三
出演:フランキー堺、高島忠夫、雪村いづみ ほか
1964年/東宝/カラー/100分
本場ハリウッドのミュージカル・コメディを様々な面から研究して作られた、須川栄三監督による和製ミュージカル映画。芸達者な俳優たちにより厚みのある物語となっている。
平成29年度 優秀映画鑑賞推進事業
まるびぃ シネマ・パラダイス!実行委員会
金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]
文化庁
東京国立近代美術館フィルムセンター
特別協賛:
木下グループ
金沢美術工芸大学
金沢大学映画研究会
有限会社シネモンド
株式会社オーエムシー
JO-HOUSE