特別展示

名和晃平 Foam

2019年4月27日(土) - 2019年8月25日(日)

インフォメーション

期間:

2019年4月27日(土) - 2019年8月25日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)

会場:

金沢21世紀美術館
展示室13

休場日:

月曜日(ただし4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開場)、5月7日(火)、7月16日(火)

料金:

無料

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

名和晃平は本展において、泡と光のインスタレーション作品「Foam」を展示します。次々と終わりなく湧き出る小さな泡が次第に寄り集まり、泡の集合体(フォーム)として有機的な構造を自律的に形成してゆく様子を表現します。生成と消滅というシンプルなプロセスを繰り返す個々の泡は、代謝や循環を支える細胞の本質的な振る舞いと類似しており、見る者に生命の根源を連想させます。

作家プロフィール

  • photo: OMOTE Nobutada | SANDWICH

    名和晃平 (なわ こうへい)

    彫刻家/SANDWICH Inc.主宰/京都造形芸術大学教授 1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年、京都に創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」を立ち上げる。独自の「PixCell」という概念を軸に、様々な素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を拡げている。 近年は建築や舞台のプロジェクトにも取り組み、空間とアートを同時に生み出している。

  • 《Foam》
    installation view, “FUKAMI –une plongée dans l’esthétique japonaise”,
    Hôtel Salomon de Rothschild, Paris, France, 2018
    soundscape: HARA Marihiko
    photo: OMOTE Nobutada | SANDWICH
    ©️NAWA Kohei

    液体のわずかな振幅と共に、次々と終わりなく湧き出る「Foam」。小さな泡は、次第に寄り集まって液面を覆い尽くし、泡の集合体(フォーム)として、有機的な構造を自律的に形成する。立ち上がったボリュームは、飽和し、膨らみ続け、時に萎えて地面に落ちる。

    名和晃平

Movies

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

助成:

芸術文化振興基金

協力:

大和実業株式会社