島袋道浩:能登

2013年4月27日(土) - 2014年3月2日(日)

インフォメーション

期間:

2013年4月27日(土) - 2014年3月2日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)

会場:

金沢21世紀美術館

休場日:

月曜日(休日の場合、翌平日休。ただし、4月30日、8月12日、2月10日は開場)、12月29日(日)~2014年1月1日(水)

料金:

入場無料。
ただし9月28日(土)以降、展示室13への入場には、当日の「コレクション展II」の観覧券が必要です。

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

島袋道浩は世界中を旅しながら、人間の生き方やコミュニケーションのあり方に関する作品を制作してきました。本企画は能登特有の風習や産物に興味をもった島袋が能登を旅し、アーティストならではの視点で発見したことを元に新作を作り上げる、1年間の長期プログラムです。金沢を中心とした若い人たちに芸術活動参画の機会を提供する「金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム」の第7弾として、4月より約28名のボランティア・メンバーが活動をしてきました。メンバーは作家と一緒に能登を訪れ、作家の作品制作に参加したり、メンバー通信『能登へ』を発行したりしています。展示を見てメンバー通信を読んだ人は、能登の魅力を感じるとともに、作家の能登への視点に触れることで、普段の身の回りの様々なものに対しても以前と少し違う視点を持つことができるでしょう。

関連プログラム

島袋道浩によるアーティスト・トーク

日時:2013年9月28日(土)14:00〜15:30
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
料金:無料
定員:先着90名

絵本を読もう

日時:2014年1月18日(土) 14:00〜(約40分)
集合場所:金沢21世紀美術館 授乳室(キッズスタジオ横)
料金:無料
対象:子どもからおとなまで(小さなお子さんは保護者の方とご参加ください)

作家プロフィール

  • 島袋道浩(しまぶく・みちひろ)

    1969年生まれ、ベルリン在住。 1990年代初頭より世界中の多くの場所を旅しながら、人間の生き方や新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品などを制作しています。パリのポンピドゥ・センター、ロンドンのヘイワー ド・ギャラリーなどでのグループ展や2003年ヴェネツィア・ビエンナーレ、 2006年サンパウロ・ビエンナーレなどの国際展に多数参加。金沢21世紀美術館では2009年、開館5周年記念展「愛についての100の物語」に出品し、同出品作《箱に生まれて》《浮くもの/沈むもの》は当館に収蔵されました。

プログラム・メンバー

  • 間垣見学ツアー
    (2013年4月13日 輪島市大沢)

    「メンバー」とは、公募で集まった18〜39歳の若者です。11月現在、金沢を中心に、石川県、富山県などから28名が活動しています。4月より作家とともに能登に関する調査、作品制作への参加をしています。11月よりメンバーの視 点で能登の魅力を発信する、メンバー通信「能登へ」を発行。展示室13で配布中です。
    (メンバー募集の説明会は、4月、6月、11月の計3回実施)

展示

  • 1年間の会期は、調査期間にあたる前期(4月27日〜9月半ば頃)と新作展示期間にあたる後期(9月28日〜2014年3月2日)に分かれます。
    前期の展示室13では、島袋が関心を持った能登の産物や風習などを、実際のものや映像などによって展示しました。長期インスタレーションルームでは、島袋の紹介として、関連する島袋の過去の映像作品《ヘペンチスタのペネイラ・エ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした》(2006年) を展示しました。
    後期は、両方の展示室で能登の調査を経てメンバーとともに作った新作17点を展示しています。

記録集

  • 「島袋道浩:能登」の作品写真や島袋自身が能登で撮影した写真、メンバーの活動記録などを収めた記録集。

    『島袋道浩:能登』
    仕様:280mm×210mm
    ページ数:184ページ
    言語:和/英併記
    デザイン:中島英樹
    発行日:2014年3月1日
    発行:金沢21世紀美術館
    価格:2,800円(税別)

Images

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]

助成:

財団法人 地域創造

後援:

北國新聞社

協賛:

宗玄