期間:
2013年3月14日(木)
2013年3月14日(木)
金沢21世紀美術館
各詳細は下記をご覧ください。
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
世界的に有名なウクレレ指導者、ロイ・サクマ氏によるワークショップ及び講演会を開催します。ワークショップでは、ロイ・サクマ氏が子どもたちにウクレレの親しみやすさ、楽しさを伝えます。ウクレレ指導や音楽教育に関心のある方々の見学も歓迎いたします。
講演会では、「なぜ子どもたちは傷つけあうのか、なぜいじめが起こるのか」といった現在の教育問題をテーマに講演を行います。
日時:3月14日(木)18:00〜19:00(17:45受付開始)
会場:金沢21世紀美術館 展示室13
講師:ロイ・サクマ
対象:小学生
定員:30名
参加無料
申込方法:お電話にてお申し込みください(076-220-2801)
定員に達し次第、締め切ります。
講演会
日時:3月14日(木)19:30〜20:30(19:15受付開始)
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
講師:ロイ・サクマ
モデレーター:関口和之
対象:どなたでも
定員:80名
逐次通訳有
入場無料
1960年代、ハワイの若者の多くがロックンロールに熱狂していた頃、ハワイ伝統の小さな楽器ウクレレは、物置の隅に追いやられていました。
そんな中、ロイ・サクマは、小さなウクレレに秘められた無限大の可能性を感じていました。それから40年以上の歳月をかけて、ロイと妻のキャシーと彼らの育てたスタッフたちはウクレレの普及を行ってきました。ウクレレの指導を通して音楽や文化と触れ合うことの素晴らしさを共有し、毎年世界中から参加者が訪れる大型音楽イベント「ウクレレフェスティバル・ハワイ」を主宰するなど、ウクレレ文化の未来を担う活動をしています。
ロイ・サクマは、常に向上心に溢れ、暖かく明るい性格のハワイのウクレレ指導の第一人者として知られています。これまでの40年間、ウクレレ指導者としてだけでなく、音楽プロデューサー、プロモーターとしてもウクレレ業界に貢献し続け、たくさんの生徒やプロアーティストをサポートしてきました。
ウクレレ界の大御所であるハーブ”オータサン”オータ氏に師事し、若くしてその才能を開花させました。師であるオータサンは、パフォーマーとしてのデビューを薦めましたが、ロイは「教えるプロ」になる道を選んだのです。
誰でも楽しく効果的にウクレレが弾けるようになる独自のレッスン法「Roy Sakuma Method of Ukulele Instruction」を開発。1974年以来、妻のキャシーとともにロイ・サクマ・ウクレレスタジオを拡大させ、オアフ島に4校、30人を超えるスタッフとともにウクレレ指導を行っています。
音楽出版レーベル「Roy Sakuma Productions, Inc., 」では、ウクレレの魅力を世界に伝える音楽作品の制作を行っています。
1971年より、ロイの企画と主宰で始まったウクレレフェスティバルは、多くのサポーターとスポンサーの協力を得て、ワイキキで行われる無料の音楽祭として定着しています。地元はもちろん世界中から多くの参加が訪れ、800人を超える子供たちによるウクレレオーケストラなど、その規模は他には類を見ないフェスティバルとなり、ハワイの人気大型イベントのひとつとなっています。
2004年、ロイとキャシーはウクレレフェスティバル・ハワイを非営利団体として創設。彼らのライフワークとしての決意を表明し、世界へ向けてのウクレレの普及活動、フェスティバル開催、子供たちの進学をサポートする奨学金制度などを行っています。ウクレレフェスティバル・ハワイの目標は、ウクレレの魅力を通して笑顔と愛と希望を世界中に広めていくことなのです。
40年をかけて成長し、認められてきたウクレレの世界。今やウクレレはカッコいい楽器となり、学校で、公園でショッピングモールでも若いプレーヤーたちがウクレレを楽しみ、多くの人がその魅力に触れています。まさに何十年も前、ロイ本人がウクレレの魅力に引込まれていったように。
また、ロイはハワイのハイスクールを中心に、教育問題に関する講演も精力的に行っており、その内容が大きな話題となっています。