もっと踊ろう!共感のエコロジー 「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」連携企画





イラストレーション:赤池佳江子


概要
金沢21世紀美術館の開館20周年企画として開催される展覧会「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」と、同時期に開催される展覧会やワークショップ、トーク、パフォーマンスなどのプログラムを繋げます。本展と同じテーマを掲げる企画を「もっと踊ろう!共感のエコロジー」と呼び連携企画として位置づけます。

対象
以下の条件を満たす企画であること
・「エコロジー」「共生」「感性」といった本展と同じテーマをもった企画であること
 企画のフォーマットは問いません。展覧会、ワークショップ、トーク、パフォーマンスなど様々なプログラムを受け入れます。
・ 北陸3県内で開催、またはインターネットを利用して誰もが参加できるプログラムであること
・本展開催期間の11月2日〜3月16日に開催されていること
・ 「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」展の広報に協力できること
・ 有料・無料は問わないが営利目的でないこと



「もっと踊ろう!共感のエコロジー」連携企画(申込順)





消えつつ 生まれつつ あるところ
会期:2024年10月19日(土)〜11月18日(月) 12:00〜18:00 期間内の土曜日・日曜日・月曜日のみ
会場:金沢市菊川2丁目14-3 イクヤマ家 ほか4か所

本展覧会では金沢市・菊川の空き家群を「枯死」「休眠期」の過程にある植物として見立てています。人びとは迷路のような菊川の5軒の家屋(空き家、空き部屋、空き家を改装した住居)を巡り、彷徨いながら、植物のように家屋も人間もコミュニティも消えてはまた生まれるというサイクルのなかにあることを想起するでしょう。主催は空き家の活用とコミュニティの活性化を目指す NPO 法人「綴る」。参加アーティスト・グループは、中森あかね、田中宏和、佐藤宏隆、下出和美、道念邦子、マーガレット・ウィブマー、ニック・ヴァンデルギーセン、O33、清水冴、サブドキュメント。また、会期中はカフェ3店舗が展覧会拠点となるイクヤマ家キッチンにて交代で営業します。

主催:特定非営利活動法人綴る
ウェブサイト
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危機の時代における共感と菌糸体のダンス
会期:2024年12月8日(日) 11:00~12:00
会場:オンライン(Zoom)

アートによって、個人的な経験を超えた共感を創り出す方法を研究しており、『菌糸体機能の概念を活用すること』と『ダンスへの昇華』についてのトークをオンラインで行います。また、拡張現実と身体の共存を実験的に創造したダンスの映像上映を行います。

主催:Tomo Sone Dance Projects
peatix







SATOYAMA ー森と人の、美しい関係からー
会期:2024年月11月21日(木)~24日(日) 11:00~18:00 予定
会場:Oz studio 渋谷(渋谷区東1-25-5 フィルパーク渋谷東3F)、富山ガラス工房WEBサイト(オンラインショップ展示・販売)

富山ガラスの拠点、富山ガラス工房は里山・呉羽丘陵の一帯にあります。隣接する富山市ファミリーパーク協力の元、改めてこの地の美しさと豊かさを見つめ、素晴らしい創作環境から生み出されるガラス作品を紹介します。

主催:富山ガラス工房
ウェブサイト







一本杉復興マルシェ
会期:10月6日、11月3日、12月1日 11:00〜14:00
会場:花嫁のれん館(石川県七尾市馬出町ツ 部49)

能登半島地震で被災した七尾市一本杉通り商店街の復興イベント「一本杉復興マルシェ」。令和6年1月1日16時10分、M7.6の能登半島地震が発生し、私たちの拠点となる一本杉通り商店街も甚大な被害を受けました。出来る事から始めようと、震災から約1カ月後の2月11日に能登地域で先駆けて復興マルシェを始め、今まで1月1回ペースで開催してきました。このイベントを通して能登・一本杉通りの今を知って欲しい、会いに来て欲しいと思います。

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復元と更新/一本杉通りの記憶と新たな未来をつなぐ模型プロジェクト
会期:2024年9月25日(水)〜未定 9:30〜16:00
会場:花嫁のれん館(石川県七尾市馬出町ツ 部49)

私たちは地域に根差す建築事務所として能登の復興を目指し、まずは被害の大きかった七尾の中心市街地である一本杉通りから取組を始めたい。街の復元模型を制作し、失われたかつての日常を想い、街への追悼を行うことが、再建への第一歩となる初期プロセスであると考えました。一本杉通りの被災前の姿をS=1:50模型で復元し、地域に育まれてきた街並みや歴史、人々の暮らしや文化の記憶の保存と継承を目指します。そして次のステップとして、一本杉通りの未来について皆で議論を深めながら、新たな街の姿を思考することを目指します。

主催:岡田翔太郎建築デザイン事務所
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ゲッコーパレード 家を渉る劇vol.6 野外演劇 『バイオマス・マクベス』
会期:2024年11月17日(日) 11:00開演/15:30開演
会場:岡山県真庭市内のバイオマス関連施設 ※作品関連映像の事前オンライン配信あり

シェイクスピアの名作『マクベス』は、将軍マクベスが魔女の予言にそそのかされ王を殺し、暴君に成り果てる物語です。ついには「バーナムの森が動かない限りマクベスは安泰である」という魔女の予言にも裏切られ、森を従えた復讐者マクダフに討たれます。
今回の上演は、その物語を木材を巡るエコロジーの観点から再解釈したツアー型の野外演劇です。観客は演者と共に、森、木材集積場、バイオマス発電所を巡りながら、この悲劇に立ち会うことになります。マクベスの野心と破滅、それに魔女たちの声は、人間の営みと自然との折り合いについて、考えるきっかけを私たちに与えてくれます。真庭の森でお会いしましょう。

主催:「森の芸術祭 晴れの国・岡山」実行委員会
企画:家を渉る劇/本橋仁、黒田瑞仁、渡辺瑞帆
芸術祭ウェブサイト
作品詳細サイト







文化的景観研究集会「風景を耕す、その悦び」
会期:2024年11月16日(土) 13:00〜17:45
会場:独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所(奈良県奈良市二条町2-9-1)※オンライン配信あり

「風景を耕す、その悦び」というテーマのもと、これからの風景について考える講演と座談会からなるシンポジウムです。また、ポスターセッションも開催します。

主催:主催:奈良文化財研究所 文化遺産部 景観研究室
ウェブサイト







金沢工大ミライバ2025~未来をつくる学びの場~
会期:2025年2月15日(土) 13:00〜17:00
会場:金沢工業大学ライブラリーセンター(石川県野々市市扇が丘7-1)

金沢工業大学が取り組む新しい教養教育「ミライバ」。石川県内の複数のミュージアムを訪問しながらリベラルアーツの学びを深める工大生が、「気づき」を起点とした学窓を来場者と共創する公開イベント。

主催:金沢工業大学ミライバ事務局(プロジェクト教育センター)
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NESTINGはくい
会期:2024年10月5日(土)~12月末の土日祝 9:00~18:00
会場:羽咋市某所

VUILDは能登半島地震・能登水害における自主再建を支援する住宅モデルを確立させるためのパイロットケースを羽咋で進めており、つくり手としてのボランティア募集をしています。能登における再建は土地柄もあり様々な課題を抱えていますが、その一つである業者不足の問題を、待つのではなく、より早く自立型で再建できる手段として、VUILDがデジタルテクノロジーより開発した素人でも家づくりができる住宅キット「NESTING」を用いた住宅再建が有効であると考えています。ボランティアや被災者自身の力でいち早く再建に進めるだけでなく、地域間・コミュニティ間の「共生」的支援、また、NESTINGは全国のShopBot加工ネットワークによる輸送コストの削減、地場木材の活用による環境負荷の削減、はたまた今の日本が抱える林業課題、職人不足などにまで俯瞰して取り組むことのできる可能性を秘めた「エコロジー」なプロジェクトです。世の中の方に知っていただく機会をいただけると嬉しいです。

主催:VUILD株式会社
ウェブサイト







長土塀三軒長家
会期:2025年1月(曜日を決めて開催の予定)
会場:長土塀三軒長家(金沢市長土塀2丁目2-20)

長土塀三軒長屋は作家やデザイナー、翻訳家が共同利用する住居+アトリエ+カフェとして改修した場所です。
現在も改修中ですが、カフェの仮オープンと同時に入居者によるワークショップ等を企画します。

主催:長土塀三軒長屋
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関連リンク

すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー