期間:
2012年3月3日(土) - 2012年3月4日(日)
<全2回公演> 公演スケジュールは下記をご覧下さい。
2012年3月3日(土) - 2012年3月4日(日)
<全2回公演> 公演スケジュールは下記をご覧下さい。
金沢21世紀美術館 シアター21
一般前売=3,500円 / 一般当日=4,000円
学生前売=2,500円 / 学生当日=3,000円
【友の会会員特典】
※一般・学生会員とも美術館での購入に限り1割引。
(会員証とともに学生証提示)
※優先入場特典があります。
開場10分前にお集まり下さい。
(入場時に会員証提示)
・金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
TEL 076-236-6072
・ローソンチケット(Lコード: 54750)
http://l-tike.com/ (ローチケ.com)
TEL 0570-000-777
※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込 (お問合せ TEL 076-220-2815)
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
鳥になり、筆になる。
あっけにとられる我々の前で、男は鳥になる。体は筆になり、高らかにサックスが鳴り響く──
〜アヴィニョン演劇祭カタログより〜
1987年「カナール・ペキノワ」で初来日以来、日本でも多くのファンを魅了してきたジョセフ・ナジによる最新作。
振付家・ダンサーとしてだけでなく、美術家、写真家としても才能を発揮するナジが、これまで数々の作品で名コンビを組んできた同郷のジャズ・ミュージシャン アコシュ・セレヴェニの力強い演奏とともに、ダンスとアートを融合させた独特の世界観で表現する。
本作は、ジョセフ・ナジが日本滞在中、劇場の屋上で稽古をしている時に偶然出会った一羽のカラスが創作の原点になっている。ナジは鳥類学者のような精緻な観察眼でカラスを見つめ、その様々なムーヴメントや黒い羽から想像力をかき立てる新たなイメージを創出した。
神聖なるものの象徴であると同時に、不安や恐怖をも司るミステリアスな存在であるカラス。高い英知を持つ一方で、時に滑稽で愛らしい姿をみせるこの黒い鳥を媒体にして、人間と動物、生と死、夢と現実、神と悪魔など、あらゆる相反するものがクロスオーバーしていく。
日本で生まれ、アヴィニョン演劇祭でも絶賛されたジョセフ・ナジ渾身のソロパフォーマンスをお見逃しなく!
振付・出演:ジョセフ・ナジ
音楽・演奏:アコシュ・セレヴェニ
Production: Centre chorégraphique national d'Orléans
Coproduction: Théâtre Forum Meyrin-Suisse
Avec le soutien de la Scène Nationale d'Orléans
Cette performance reçoit une aide exceptionnelle à la création de la Ville d'Orléans pour sa présence au Festival d'Avignon. Le Centre chorégraphique national d’Orléans est subventionné par le Ministère de la Culture et de la Communication − DGCA -DRAC Centre, la Ville d’Orléans, la Région Centre, le Département du Loiret. Il reçoit l'aide de l'Institut français (opérateur du Ministère des Affaires Etrangères et Européennes pour l'action culturelle extérieure) pour ses tournées internationales. Le Centre chorégraphique national d'Orléans − direction Josef Nadj est membre de l'Association des Centres Chorégraphiques Nationaux (ACCN).
「カラス / Les Corbeax」の動画はこちらをご覧下さい。
2012年3月3日(土) 18:00開演 (17:30開場)
2012年3月4日(日) 15:00開演 (14:30開場)
全2回公演
※3/3終演後アフタートークあり
美術や音楽、演劇、そしてパントマイムや武道まで、多彩な経験をもつジョセフ・ナジによるワークショップです。ダンス以外にもアートや演劇、ムーヴメントに興味のある方は、年齢・性別問わず、ぜひご参加ください!
日 時:2月29日(水)19:00~21:00
場 所:金沢21世紀美術館シアター21
講 師:ジョセフ・ナジ
定 員:15名(先着順・要申込)
参加費:2,000円 ※チケットを買った方1,500円
対 象:年齢不問。身体表現(ダンス・演劇など)の経験者もしくは興味のある方。
◎お申込み方法 ※定員に達したため、受付は終了しました(2/28)
電話またはFAXにてお申込み下さい。
FAXの方は、氏名、性別、年齢、電話番号、メールアドレス、経験、応募理由をご記入の上、下記までお送りください。
お問い合わせ(交流課):TEL 076-220-2811(電話受付は平日火〜金12:00~18:00)
FAX 076-220-2802
旧ユーゴスラヴィアのカニジャ生まれ。美術学校を卒業後、ブダペスト大学で美術史と音楽を学ぶ。在学中、武術の訓練や、演劇のクラスで演技の勉強をする機会を得る。演劇の師の強い勧めから、1980年、パリを目指す。マルセル・マルソーらのもとでマイムや演技を学ぶうちダンスと出会い、マーク・トンプキンスや、カトリーヌ・ディヴェレス、フランソワ・ヴェレらの作品に参加。
86年、自らのカンパニー“テアトルJEL”を設立し、87年、不朽の名作『カナール・ペキノワ』を発表。95年、フランス国立オルレアン振付センター設立に伴い、芸術監督に就任。デビュー以来、詩的なユーモアあふれる、東洋的な香り漂う不思議な世界観に包まれた作品は、世界中で高く評価され熱狂的なファンを集める。また、作品イメージをまとめたデッサンや、立体作品などを発表するなど、美術家、写真家としても活躍している。
日本でも96年の初来日以来、『ヴォイツェック』、『ハバククの弁明』公演で多くのファンを魅了してきた。06年、世界最大の舞台芸術フェスティバル アヴィニョン演劇祭のアソシエイトディレクターを務め、オープニングプログラムとして『遊*ASOBU』を世界初演。本作は、世田谷パブリックシアターとの日仏共同制作公演として、日本の舞踊界をけん引する若手ダンサーたち(黒田育世/斎藤美音子/大駱駝艦:田村一行、捩子ぴじん、塩谷智司、奥山ばらば)を起用、5ヶ国15都市をツアーし、世界中で高い評価を得た。
主な受賞歴
95年《 Comedia tempio 》 ペリグー・マイムフェスティバル(MIMOS) <批評家賞> (フランス)
98年《 Le vent dans le sac 》サラエヴォ国際演劇フェスティバル <最優秀作品賞> (ボスニア・ヘルツェゴビナ)
98年《 Woyzeckヴォイツェック 》第32回ベオグラード国際演劇祭(BITEF) <最優秀賞> (セルビア・モンテネグロ)
00年《 Les veilleurs 》<黄金のマスク賞 “最優秀外国舞台芸術賞”> (ロシア)
01年《 Les philosophes 》フランス舞台芸術批評家協会賞 <大賞> (フランス)
02年《 Petit psaume du matin 》フランス舞台芸術批評家協会賞 <大賞> (フランス)
ハンガリー出身。ブダペストでクラシックや伝統音楽を学び、17歳より、ジャズ・ミュージシャンとして活躍。作曲家、サックス奏者として、フリージャズや即興ジャズの分野で活躍する。80年代にフランスに活動の拠点を移し、アーチー・シェップ、スティーブ・レイシー、デューイ・レッドマンと出会う。さまざまなジャンルのアーティストとの出会いを求めて、フランス国立サーカス学校のディレクター フランソワ・セルバンテスの演出作品への楽曲提供や、フランスの伝説的ロックバンド ノワール・デジールのサポートメンバーを務めるなど、多方面で活躍。03年、ジョセフ・ナジと出会い意気投合。以降、『遊*ASOBU』(06)、『嵐の後の風景』(06)、『エントラクト』(08)、『Sho-bo-gen-zo(正法眼蔵)』(08)で音楽を担当。ナジが最も信頼を寄せるミュージシャンの一人。
アコシュ・セレヴェニ www.akosh-s.com
2月15日(水)、16日(木)、17日(金) 世田谷パブリックシアター(東京)
2月21日(火)、22日(水) 愛知県芸術文化センター(愛知)
2月25日(土)、26日(日) 伊丹市立演劇ホール AI・HALL(兵庫)
3月 9日(金)、10日(土) 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉)
金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]
アンスティチュ・フランセ
エールフランス航空
東京日仏学院
在日フランス大使館