二十一世紀塾二〇〇九 no.2

小沢康夫 × 大友良英「大友良英を解剖する」

2010年1月9日(土)

インフォメーション

期間:

2010年1月9日(土)
開場15:30 開演16:00

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

<全席自由・1ドリンク付>
前売=1,500円/当日=2,000円

【友の会会員特典】
※優先入場特典があります。開場10分前にお集まり下さい。(入場時に会員証提示)

チケット取扱:

・金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
 TEL 076-236-6072
・チケットぴあ (Pコード 615-716)
  http://t.pia.jp/(電子チケットぴあ)
 TEL 0570-02-9999(自動音声)
 TEL 0570-02-9111 (オペレーター対応)
・ローソンチケット Lコード(no.2 56883)

託児サービス:

※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込(お問合せ TEL 076-220-2815)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

概要

「大友良英を解剖する」
小沢康夫(プロデューサー)× 大友良英(ミュージシャン・作曲家・プロデューサー)

第1部:映画上映(約100分) 第2部:トーク

「大友良英を解剖する」——なぜこんな大仰なタイトルをつけてしまったのか?
大友良英さんに音楽の話をしていただくわけではない。大友さんの音楽世界は、岩井主税監督によるすぐれたドキュメンタリー映画「KIKOE」に譲るとして、私は大友さんの多方面に及ぶ活動の原動力が、いったい何処から来ているのか、お聞きしたいと思っている。

常にインデペンデントとしての姿勢を貫き、あらゆるミュージシャンやアーティストとコラボレーションをするそのスタンスは、表現活動を実践するすべての人達や、これから新しいことを始めようとする若い人達にとって重要な示唆を与えてくれることでしょう。

——はたして、大友良英はいま何を考えているのだろうか?
小沢康夫

二十一世紀塾について

  • 様々なジャンルで活躍するアーティストや知識人との話場を定期的に設置、発展させて行く「二十一世紀塾」。2009年度は音楽家の土取利行氏、パフォーマンスプロデューサーの小沢康夫氏、作曲家の藤枝守氏がゲストとともにとっておきの話を展開します。

大友良英ドキュメンタリー映画「KIKOE」

  • 岩井主税監督作品

    1990年代から2007年までの大友良英の活動に焦点を合わせた大友初のドキュメンタリー映画。大友本人や彼と関わりのある多くの音楽家、評論家、アーティストなど総勢100名ほどの記録映像やインタビューなど500時間にも渡る膨大なアーカイブズを岩井主税独自の切り口で99分に構築した奇妙な時間の綱渡り。


    監督、製作、編集、撮影、インタビュー:岩井主税
    翻訳:木幡和枝、尾崎薫子、ペトル・ホリー、クリストフ・シャルル
    整音:近藤祥昭、大友良英、葛西敏彦
    2009年/日本/カラー/DV/ステレオ/99分

    出演:
    大友良英 / 菊地成孔 / 大谷能生 / DJスプーキー / ヤン・シュヴァンクマイエル / 宇波拓 / Mattin / 飯村隆彦 / 足立正生 / ジョナス・メカス / 田中泯 / 山本精一 / PHEW / ジム・オルーク / 巻上公一 / 芳垣安洋 / 高良久美子 / 水谷浩章 / 植村昌弘 / 杉本拓 / ヤマタカEYE / カヒミ・カリィ / 浜田真理子 / Sachiko M / フアナ・モリーナ / さがゆき / 伊集加代 / 一楽儀光 / 中村達也 / 吉田達也 / 加藤英樹 / ナスノミツル / 灰野敬二 / 吉田アミ / ユタカワサキ / 梅田哲也 / 中村としまる / 秋山徹次 / 山内桂 / イトケン / Hair Stylistics / 秋田昌美 / トリスタン・ホンシンガ− / 刀根康尚 / 飴屋法水 / 煙巻ヨーコ / 江藤直子 / 青木タイセイ / 石川高 / 津上研太 / 近藤達郎 / 栗原正己 / 宝示戸亮二 / 大蔵雅彦 / 島田雅彦 / アルフレート・ハルト / アクセル・ドゥナー / ジョン・ゾーン / ビル・ラズウェル / モリイクエ / クリストフ・シャルル / カレン・ブルークマン・ベイリー / ブリュンヒルト・マイヤー・フェラーリ、クリスチャン・マークレー / フレッド・フリス / ボブ・オスタータグ / カール・ストーン / ジョン・ローズ / ジャジー・ジョイス / 木幡和枝 / 椹木野衣 / 平井玄 / 副島輝人 / 佐々木敦 / 音遊びの会 / Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra / Ground-Zero / Novo Tono / I.S.O. / COSMOS / Incapacitants / sim / Optrum / DJ TRANQUILIZER / 他多数(順不同)

    KIKOEオフィシャルWEBSITE  http://www.kikoe-otomo.com/


出演

  • photo: CHIKASHI KASAI

    小沢 康夫 Yasuo Ozawa

    プロデューサー、日本パフォーマンス/アート研究所代表。
    2003年、企画制作会社プリコグ設立。2008年に代表を退き、後進に譲る。同年、日本パフォーマンス/アート研究所を設立。コンテンポラリーダンス、現代美術、現代演劇、メディア・アート、音楽など既存のジャンルにこだわる事なく、独自の観点でプロデュースする。
    最近の主な活動として、ラフォーレ原宿30周年企画「HARAJUKU PERFORMANCE +Special」、金沢21世紀美術館「二十一世紀塾」、美学校「超・日本・パフォーマンス論」、ヨコハマ国際映像祭2009オープニングパフォーマンス「停電EXPO」、「Postmainstream PeformingArts Festival 2010」など。
    http://j-pai.net/

  • 大友 良英 Yoshihide Otomo

    1959年生。ギタリスト / ターンテーブル奏者 / 作曲家 / プロデューサー。
    ONJO,INVISIBLE SONGS、幽閉者、FEN等常に複数のバンドを率い、またFilamnet,JoyHeights、I.S.O.等数多くのバンドに参加。常に同時進行かつインディペンデントに多種多様な作品をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。ノイズやフィードバックを多用した大音量の作品から、音響の発生そのものに焦点をあてた作品に至るまでその幅は広く、ジャズや歌をテーマにした作品も多い。映画音楽家としても田壮壮監督「青い凧」等の中国映画から相米慎二、安藤尋、足立正生、田口トモロヲといった日本を代表する映画監督の作品,横浜聡子等若手監督の作品、テレビドラマ、CFの音楽等、数多くの映像作品の音楽を手がける。近年は美術家とのコラボレーションも多く、自身でもサウンドインスタレーションを手がけ、2008年には山口YCAMでの大規模展示「Ensembles」展を行う一方、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップにも力をいれている。著書に「MUSICS」(岩波書店)「大友良英のJAMJAM日記」(河出書房)がある。
    http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj/

二十一世紀塾二〇〇九 今後の予定

    • no.3 2010年2月20日(土)開場15:30 開演16:00
      「いのちの文様」
      藤枝守(作曲家)× 鶴岡真弓(美術文明史家・ケルト芸術研究家)
      「いのち」からみいだされた文様。その生命の軌跡をたどります。
      ※トークの後に西山まりえ(中世ゴシック・ハープ他)による《植物文様》が演奏されます。


    ◎no.3のチケット発売中!
    料金:前売1,500円 当日2,000円(全席自由・1ドリンク付)
       ※友の会会員は優先入場特典があります。開場10分前にお集まり下さい。(入場時に会員証提示)
    チケット取扱:金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
           チケットぴあ:[615-716]
           ローソンチケット:Lコード[No.3:56884]

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]