期間:
2023年4月29日(土・祝)〜9月18日(月・祝)
10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
2023年4月29日(土・祝)〜9月18日(月・祝)
10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
金沢21世紀美術館
展示室13
月曜日(ただし7月17日、9月18日は開場)、5月14日、7月18日
無料
金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800
本展では、奈良美智《Dog-o-rama》をはじめ《Lonely Moon/Voyage of the Moon》、そして収蔵後初めての展示となるドローイング群を紹介します。いずれも奈良が当館の「開かれた」機能を前提に構想した奈良美智展「Moonlight Serenade ― 月夜曲」(2006–2007年)で生まれたものです。《Dog-o-rama》は、奈良の重要なモチーフである「犬」によってくりひろげられるプロジェクト型作品です。犬の着ぐるみをまとった子供たちが美術館の中を巡ることにより、作品世界が拡がっていく「Pup Patrol」と、人々から持ち寄られた古着等の布類を詰め、全長7メートルの巨大なぬいぐるみ「Pup King」を完成させる「Pup Up the Dog」の2つのプロジェクトから成ります。本プログラム展示では、ボランティアとともに古着収集を行い、来場者を巻き込みながら「Pup King」を完成し、「Pup Patrol」では子供たちによる館内パトロールが行われます。《Dog-o-rama》で作品に参加しながら、ドローイングや皿絵の作品など空間全体で奈良の作品世界を体感するとともに、犬に扮した子供たちの活動をとおして美術館における作品鑑賞のあり方を再考する機会となるでしょう。
本展では、2006-07年に開催された展覧会、奈良美智展「Moonlight Serenade ― 月夜曲」で制作された作品群を紹介しています。今回、奈良美智氏をお招きし、当時の様子や展覧会や作品ができるまで、そして個々の作品について詳しくお話を伺います。
日時:2023年6月24日(土) 18:00〜20:00 (開場17:45)
会場:金沢21世紀美術館 展示室13
料金:無料
定員:60名(先着順、定員に達し次第締切)
1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。
愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。展覧会での発表の他、絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。
《Lonely Moon / Voyage of the Moon》 は、皿状の支持体全体が月のイメージという立体性と物質感を備える一方、多層な色彩により、イメージは心象の如く流動性を増す。穏やかな表情の瞳には宇宙が映る。
《Dog-o-rama》は、犬の着ぐるみをまとった子供たちが美術館の中を巡ることにより、作品世界が拡がっていく「Pup Patrol」と、人々から持ち寄られた古着等の布類を詰め、全長7メートルのぬいぐるみを完成させる「Pup Up the Dog」の2つのプロジェクトから成る。
《奈良美智展「Moonlight Serenade-月夜曲」のためのドローイング一式(22点)》は、奈良が当館の「開かれた」機能を前提に構想した個展の企画段階に描いたもので、この機能と空間的特徴を作品に取り込んだ奈良の構想がつぶさに映し出されている。
奈良美智デザインの犬の着ぐるみを着て、館内をパトロールしよう!
どんな場所がある?どんなにおいがする?どんな音がきこえる?子犬の気持ちになって館内を見て回ろう!
会場:金沢21世紀美術館 展示室13
日時:毎週土曜日開催 ①11:00 ②13:30 ③15:00(各回約1時間)
人数:各回先着10名程度
対象:4才~小学6年生 ※必ず保護者の方が同伴してください。
料金:無料
受付・予約: 各回の20分前から会場にて受付
詳細はこちら
展示室で寝ている大きな犬。やせていてちょっと元気がないみたいです。みなさんの協力で、大きな犬を元気にしましょう!
※古着の受付は終了しました。
【参加方法】
おうちに眠っている古着や布などをお持ちいただくか、ご郵送ください。会期中に犬の詰め物として使います。
【古着についての注意事項】
※必ず洗濯済みのものでお願いします。
※下着や固い素材のもの、絨毯やラグなど大きなもの、汚れていたり、臭いがするものはご遠慮ください。
※返却はいたしかねますので、ご了承ください。
詳細はこちら
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
北國新聞社