アートバス

アートバスは、金沢21世紀美術館の収蔵作家でもあるアーティストの金氏徹平がデザイン、金沢21世紀美術館に来館される団体の送迎用として無料で運行しています。アートバスをご利用いただき、新感覚の美術館で、新しい芸術を体感してください。

※アートバスご利用についての注意事項がございます。下記PDFをご確認ください。

利用対象:

金沢21世紀美術館の開催する催事への参加及び施設見学のために来館する20名以上28名以下の団体(個人ではご利用できません)
※アートバス乗車定員 28名
※1団体につき同一年度2回までご利用頂けます。

利用可能範囲:

  • 運行日:年末年始の休館日(12月29日〜1月3日)以外の日
  • 運行可能時間:アートバスが午前9時に所定の車庫(金沢市御供田町)を出庫し、午後5時に入庫できる間の時間 ※時間内に出庫・入庫ができなかった場合、超過時間料金を頂くことがあります。
  • 送迎可能範囲:石川県内でかつ総運行距離250km以内とします。ただし、学校が団体見学で利用する場合、250㎞以内であれば石川県外も運行可能です。
  • 運行計画:美術館の催事内容、休館日等をご確認のうえ、時間に余裕を持った計画を立ててください。当館以外の施設への立ち寄りは出来ません。
  • 運行回数:1日1回
  • その他:有料道路や有料駐車場を利用する場合、料金は利用者で負担してください。

申込受付期間:

利用希望日の3ヶ月前の午前9時から2週間前まで(申込は先着順)

申込方法:

1. 申込受付期間内に、お電話またはメール、FAXにて空き状況をご確認ください。メール、FAXの場合は概ね3営業日以内に担当者がご返信いたします。
TEL: 076-220-2800
FAX: 076-220-2802
Mail: info@kanazawa21.jp
※主催事業やメンテナンス等でご利用頂けない日がございます。

2. ページ下部より、
❶アートバス利用申込書
❷アートバス発着場所略図をダウンロードして頂き、ご記入の上利用予定の2週間前までにご持参、郵送、FAX(076-220-2802)、メール(info@kanazawa21.jp)のいずれかの方法でご提出ください。
※学校団体鑑賞のお申込がまだの場合は、同時にこちらよりお申込ください。


作家ステイトメント:

これまでtowerシリーズはドローイングに始まり、映像、演劇、靴下、カフェ、彫刻、建築物、と形を変え、フィクションと現実を行き来しながら、展開してきました。スケールや用途が曖昧なtowerは形を変えるたびに、その時の世界の状況も影響し、存在感や見え方も変化してきました。towerの壁は世界、もしくは都市と個人の有機的な境界線ですが、どちらが内でどちらが外かはわかりません。穴はその通路であり、新しい物や空間との接続口でもあります。今回のバスもいろんな人や物が出入りし、移動し、金沢の街を攪拌するような存在になると良いなと思っています。

作家プロフィール:


金氏徹平
1978年、京都府生まれ。2001年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学。2003年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。現在、同大学美術学部彫刻専攻 准教授。日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求。個展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016)など国内外での展覧会のほか、舞台美術や装丁も多数。あうるすぽっとプロデュース『家電のように解り合えない』(2011)、KAAT キッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい『わかったさんのクッキー』(2015-2016)での舞台美術をはじめ、自身の映像作品を舞台化した『tower(THEATER)』(KYOTO EXPERIMENT 2017)では演出を手掛ける。