「ONE DAY,MAYBE いつか、きっと」高知公演無事終了しました

内容について事前にお知らせできない演出の為、多少出足が遅れましたが、初日幕開けとともに口コミが広がり、最終的にはチケット完売となりました。ひとえに、ご来場の皆様、並びに関係者の皆様のおかげと、感謝しております。
印象的なエピソードがありましたのでご紹介します。
特筆すべきは、パフォーマー同志の「仲間意識の高さ」、或いは「共同体」、とでもいうのでしょうか?「全員で一人」、のような錯覚すら覚えました。
光州公演でも、まとまりがよい事は伝え聞いておりましたが、単なる「仲の良さ」以上のものを感じざるを得ないパフォーマンスでした。
そして、公演中のエピソードについてひとつ。
今回は美術館内と、中庭などの屋外スペースも使用しました。
11月3日(日)は当初の雨予報もあり、直前までお客様や演出にかかわる箇所での雨対策に追われておりました。
案の定、観客が中庭を通るシーンは土砂降りになりましたが、ここは「雨」が幻想的な雰囲気を高めてくれたと、内心ホットしました。
(後程アンケートにも「雨効果」についての感想も多数ありました)


そして、ご来場頂いた方なら「あのシーン!」と思い浮かべる事ができると思いますが、雨が降ればやむを得なく演出を変更しなければならない場面になりました!
ところが、なんと奇跡的にその場所の準備をする前に、雨がピタッと止んだのです!見事なまでに、直前でした。
そして最後、霧雨の中でのラストシーン。
お客様は身じろぎもせずに見守ってくださいました。


さて、これからは金沢です!
どんな変化を見せてくれるのか、今からわくわくしております。

演出のトリスタン・シャープスと、高知スタッフ、ボランティア、そして体験して頂いたお客様。作品にかかわったすべての方たちが共同で創り上げた、「ONE DAY,MAYBE いつか、きっと」高知公演。
『日韓英国際共同制作』という言葉の意味を深く噛みしめています。
最後に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして見逃した方へ
「金沢でお待ちしております」
高知制作スタッフ