2013年9月アーカイブ

東京記者発表リポート

日韓英国際共同制作「ONE DAY, MAYBE いつか、きっと」世界初演である光州公演も終了し、いよいよ日本公演に向けての準備も本格化していきます。

高知・金沢での日本公演に向けて、912日(木)東京のブリティッシュ・カウンシルで記者発表を行いました。

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記者発表には、およそ30名の記者や編集者、舞台関係者などが集まり、日本公演では作品の題材となっている光州事件がどのように扱われるのか、各地の会場選びの理由、また台本がないという独特な作品の作り方についてなど、活発に質問が交わされました。

 主催者からは93日にオープンした韓国光州公演についての報告や、今回のプロジェクトの経緯、なぜ英国のカンパニードリームシンクスピークに作品を依頼することになったのか、などのいきさつを解説しました。

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トリスタン・シャープスは、高知会場では独立精神が旺盛な地域であるという、光州とも通じる特性を、また金沢会場では近代社会の一種のメタファーとして相応しい空間をそれぞれ活かした作品になる、また観客はこの作品を体験することで「旅に出るような感覚になる」のだと語りました。

 観客が部屋を回遊して作品を体験し、自らパフォーマンスの一部を形成する喜びや、舞台と展覧会あるいは劇場と美術館を合わせ見るような魅力があるという「ONE DAY, MAYBE いつか、きっと」。これまでにない作品体験が期待されます。10月からいよいよ日本でのリハーサルがスタートします。どうぞご期待ください!

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記事掲載されたウェブサイト

・聯合ニュース

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/09/13/0200000000AJP20130913001500882.HTML

 

http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2013/09/13/0200000000AKR20130913042000005.HTML?from=search

 

 

光州公演リポート

日韓英国際共同制作「ONE DAY, MAYBE いつか、きっと」の光州公演が201393日から開幕しました。街のあちらこちらでポスターやバナー・チラシなどを見かけることができ、地域をあげて本公演の後押しをしていただいていると実感できました。

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(スタッフ・キャストが宿泊しているホテルでも歓迎の幕が張られていました)


開演時間は夜8時からと遅めですが、開幕早々チケットは完売となり好調なスタートを切りました。95日公演はメディア関係者を中心に私たち日本の制作チームも観覧し、キャストたちの演技や舞台セット演出効果などを含め作品を初めて目にすることでき、新たな感動を覚えました。

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その日の公演後には光州市内のレストランでレセプションが開かれ、英国・韓国・日本のメディアや協力団体、公演関係者、スタッフが作品についての意見交換しました。

光州公演は915日まで上演されます。

会場の雰囲気も規模も異なる高知、金沢公演ではここからどのように作品が進化していくのか、今から楽しみです。

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