茶室

施設の概要

美術館の敷地内には茶室があります。松涛庵、山宇亭・腰掛待合のいずれも加賀藩ゆかりの茶室で、通常一般公開しています。レンタルスペースでもあるので、茶会、句会、歌会、聞香会、読書会及び茶道に関連した展覧会など幅広くご利用いただけます。

休場日

月曜日(月曜日が休日の場合はその直後の平日)、年末年始

公開時間

9:00~17:00 *茶会開催時間は見学できません

入場料

無料

松涛庵(しょうとうあん)

この建物は江戸時代末期、加賀藩12代藩主 前田斉泰(文化8年~明治17年/1811~1884)により、江戸根岸の隠居所「冨有園」の居室として建築されたものです。天井や柱が紅殻塗りであったことから「赤い間」と呼ばれていました。その後、鎌倉の別邸への移築を経て、昭和11年(1936)前田家16代 利為(明治18年~昭和17年/1885~1942)により、独立した数奇屋風の茶室として整備され「松涛庵」と命名されました。昭和54年(1979)金沢市内に移築され、平成13年(2001)金沢市が取得したもので、江戸時代末の風情を今に残す貴重な建造物であり、今回の移築にあたっては、この雰囲気を伝えることに努めるとともに、新たに椅子点前による立礼席と水屋などを増築しています。

山宇亭(さんうてい)・腰掛待合

この茶室は昭和26年(1951)に高岡市から金沢市本多町に移築され、元産業機械製作会社社長 直山与二邸で使用されていたものです。付随する「腰掛待合」は加賀八家の一つである長家の本邸から同所に移築されたものといわれています。街中の自然に恵まれた本多の森の中程に位置し、木立に囲まれた草庵風茶席で、長く「山のお茶室」と親しく呼ばれていたことに思いをはせ、今回の移築に伴い「山宇亭」と命名しました。平成14年(2002)金沢市に寄贈され、今回の移築にあたっては極力、元の部材を再用し復元することに努めるとともに、傷んだ部分のみを補修することで元の建物の雰囲気や歴史的な価値を損なわないようにしています。

※茶室 松涛庵、山宇亭、腰掛待合は、貸施設としてご利用いただけます。
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