サイトウ・マコト展：SCENE [0]

2008年8月2日（土）〜11月3日（月・祝）

作家プロフィール

サイトウ・マコト　（SAITO MAKOTO）
1952年福岡県出身。
1970年代よりグラフィック・デザインに携わり、80年にデビュー。当時から国内外で注目さ れ、日本、アメリカ、ヨーロッパ、南米などでデザイナーとして驚異的な受賞歴を持つ。そのグラフィック作品は、ニューヨーク近代美術館をはじめ、世界30以上の美術館にコレクションされており、サンフランシスコ近代美術館では約80点を所蔵。
1990年代半ばよりデザイン活動の傍ら絵画の研究を始め、今回の出展作品の原型を創り始める。近年新しい表現方法を用いた絵画制作を始め、幼少期の記憶に刷り込まれた映画のシーンをもとに、人間のイメージを大胆に解体、再構築を試みる。今回の金沢21世紀美術館での展覧会をこれらの絵画作品の初の発表の場とし、新たに画家としての第一歩を踏み出す。

主な展覧会

1986	「日本現代絵画83人展」（インド国立近代美術館）
1987	「現代のイコン：かみとひととものとときのなかに」 （埼玉県立近代美術館）
1989	「地・間・余白ー今日の表現から」（埼玉県立近代美術館）
1994	「Japanese Design: A Survey Since 1950」 （フィラデルフィア美術館、ポンピドゥーセンター国立近代美術館／パリ、サントリーミュージアム天保山／大阪）
1996	「サイトウ・マコト 現代デザインの視点」 （サンフランシスコ近代美術館）
1998	「Makoto Saito: Art of the Poster」 　Huntington Gallery（AIGAボストン、マサチューセッツ美術大学）
2003	「The Art of Design: The Architecture and Design Collection」 （サンフランシスコ近代美術館） 「Makoto Saito _ The Tokio Graphism」 （ハンブルグ美術館／ドイツ）
2005	「サイトウマコト展」（サンフランシスコ近代美術館）
他多数

主な展覧会

1979	第13回現代日本美術展　兵庫県立近代美術館賞 （日本）
1983	東京アートディレクターズクラブADC最高賞 （日本）
1984	第9、10回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ展金賞 （ポーランド） 日米グラフィックデザイン展金賞 （USA）
1985	第1回世界ポスタートリエンナーレトヤマ展金賞・銅賞2点 （日本）
1987	第1回ニューヨークアートディレクターズクラブ国際展金賞 （USA） 第18回現代日本美術展　兵庫県立近代美術館賞 （日本） ’87 毎日デザイン賞（日本）
1988	第2回ニューヨークアートディレクターズクラブ国際展金賞 （USA） 第2回世界ポスタートリエンナーレトヤマ展金賞・銅賞 （日本）
1989	第3回ニューヨークアートディレクターズクラブ国際展金賞・銀賞 （USA） 第8回ラハティ国際ポスタービエンナーレ展グランプリ （フィンランド） 第5回フランスポスター国際展グランプリ （フランス） コロラド国際ポスター招待展最高賞 （USA）
1990	第13回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ展銀賞 （ポーランド） 第19回ブルーノ国際グラフィックビエンナーレ展銀賞 （チェコ） 第6回フランスポスター国際展グランプリ （フランス）
1991	東京アートディレクターズクラブADC会員賞 （日本） 第3回世界ポスタートリエンナーレトヤマ展金賞 （日本）
1992	第6回ニューヨークアートディレクターズクラブ国際展金賞 （USA）
1995	東京アートディレクターズクラブグランプリ （日本） GOOD DESIGNアウォード受賞　’95〜’01まで連続受賞 （USA）
1996	メキシコ国際ポスタービエンナーレ展銀賞 （メキシコ）
2001	ドイツレッドドットアウォード　ベストオブベストアウォード受賞 （ドイツ）
2002	第18回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ展金賞 （ポーランド）
他多数

主なパブリック・コレクション

ニューヨーク近代美術館

ポズナニ美術館（ポーランド）

サンフランシスコ近代美術館

チューリッヒ造形美術館

ヴィクトリア＆アルバート美術館（イギリス）

コロラド州立大学

ミュンヘン応用美術館

シカゴ・アテニウム

ヴィラヌフ・ポスター美術館（ポーランド）

フィラデルフィア美術館

ラハティ市立美術館（フィンランド）

香港文化博物館

ステデリック美術館（オランダ）

東京国立近代美術館

ブランデンブルグ美術館（ドイツ）

富山県立近代美術館

ハンブルグ美術館（ドイツ）

兵庫県立美術館

デザイン美術館（ロンドン／イギリス）

他多数