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21th Century Museum Of Comtemporary Art, Kanazawa DesignGallery Exihibition
 
 
MEGANE FACTORYによせて
Megane-bu メガネ部
展示される主なメガネ
主催:金沢21世紀美術館{(財)金沢芸術創造財団] 協力:金沢美術工芸大学メガネ部・社団法人福井県眼鏡協会
 
MEGANE FACTORYによせて
メガネって不思議だ。いつも見慣れた自分の顔がガラッと変わる。いや、メガネひとつでいつもの顔が変えられるのだから、こんなに面白いことはない。「メガネは顔の一部です」というCMもあったけれど、まさにそのとおり。ファッションともいうけれど、顔にのっかっているんだから、これは最重要課題。洋服とは比較にならないほどの使命を帯びているのだ。
金沢美術工芸大学には「メガネ部」がある。製品デザイン専攻の学生が中心となって日夜メガネのデザインについて考えている集団である。学生だから、若いからという言葉は使いたくないが、その発想の斬新さは、頭の柔らかさゆえ。これまでにない新たなデザインのメガネが、部の伝統とともに次々と生み出されていく。
学生たちが考えたメガネが現実のものとなったのは、福井県眼鏡協会の協力があってのことである。福井県眼鏡協会が主催する「メガネデザインコンペ」にメガネ部が参加し、受賞をきっかけにプロダクトが作られることとなった。まさに産学官協同プロジェクトによってこれらのメガネが生み出されたのである。今回の展示はメガネ部が中心となって企画してくれた。斬新なメガネと共に、見せ方へのこだわりも存分に発揮して、未来のメガネ工場がデザインギャラリーの誕生する。
 
Megane-bu メガネ部
金沢美術工芸大学の製品デザイン専攻の学生が中心となり結成した、メガネ好きの集団。2001年に発足し、日々メガネのデザインについて研究している。福井県眼鏡協会との「メガネデザインコンペ」を通じた産学官共同プロジェクトを主な活動とし、福井県鯖江市の企業とのコラボレーション、金沢市内でのグループ展や美大祭での展示など、精力的に活動している。
 
展示される主なメガネ
izumikei kidomasashi yokozekiryota
二重構造のフレームが豊かな表情と
快適な使用感を生み出すアイウェア。
Kei Izumi / 2005
全体がばね構造になっている
フレームが快適な使用感を生み出す。
Masashi Kido / 2003
ヒンジにテコの原理を応用したメガネ。
商品化決定。
Ryota Yokozeki / 2005
sandamayu asakurakentaro
たたむとテンプルがそのまま
ケースになるサングラス。
Mayu Sanda / 2003
片手で着脱可能な老眼鏡で、
こめかみで固定する仕組みになっている。
Kentaro Asakura / 2003
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