アペルト18 顧剣亨 陰/残像 関連プログラム

アーティスト・トーク

2023年4月8日(土)

インフォメーション

期間:

2023年4月8日(土)
14:00〜16:00(13:30受付開始・開場)

会場:

金沢21世紀美術館 レクチャーホール

料金:

無料

定員:

90名(先着順・要事前予約、当日受付可)

予約方法:

3月27日(月) 14:00〜予約受付開始予定
お申込み後、3日以内に担当者より申込受付完了のご連絡をいたします。

WEB申し込みフォーム

《注意事項》
・キャンセルする場合、事前に076-220-2800 またはevent.g.kanazawa21@gmail.com にご連絡ください。
・1申し込みにつき1名様までお申し込みが可能です。

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
076-220-2801 または event.g.kanazawa21@gmail.com

概要

顧剣亨(こ・けんりょう)は、「デジタルウィービング」という複数の写真をピクセルごとに編み込む独自の手法によって、まるで織物のような質感を持つ写真作品を生み出し、イメージの背後に潜在している文脈を表現します。本トークではゲストに文化研究者の山本浩貴氏をお呼びし、作家の過去の制作を振り返りつつ、本展を様々な角度から深掘りしつつ、これからの写真表現を考えます。

登壇者:顧剣亨、山本浩貴(金沢美術工芸大学講師)
モデレーター:黒沢聖覇(金沢21世紀美術館 学芸員)
言語:日本語

プロフィール

  • Photo: Yosuke Kamiyama

    顧剣亨(こ・けんりょう)

    1994年京都生まれ、上海育ち。京都芸術大学(元京都造形芸術大学)現代美術・写真コース卒業。大学在学中にフランス・アルル国立高等写真美術学校へ留学。現在、京都を拠点に活動中。
    移動することで得られる自身の身体感覚を、風景が蓄積する一つのフィールドと捉え、そこから収集された情報を変換・再構成する装置として写真を拡張的に用いています。
    主な個展に「A PART OF THERE IS HERE」(YUKIKOMIZUTANI GALLERY/東京/2021)、「15972 Sampling」(SFERA/京都 /KYOTOGRAPHIE 2019)、「Utopia」(GALLERY WATER/東京/TOKYOGRAPHIE 2018)、「霧霾| Wu-Mai」(ワコールスタディホール京都ギャラリー/京都/2018)、「Utopia」(元淳風小学校/京都/2018)など。主な受賞歴に「KG + Award 2018」グランプリ、「sanwacompany Art Award / Art in The House 2019」グランプリ。

  • 山本浩貴(やまもと・ひろき)

    文化研究者、アーティスト。1986年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教を経て、2021年より金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師。単著に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019年)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022年)、共著に『トランスナショナルなアジアにおけるメディアと文化 発散と収束』(ラトガース大学出版、2020年)、『レイシズムを考える』(共和国、2021年)、『東アジアのソーシャリー・エンゲージド・パブリック・アート 活動する空間、場所、コミュニティ』(ベーノン・プレス、2022年)など。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]