LEARNINGラーニング
中学生まるびぃアートスクール「考え方を考える」関連プログラム
はじまりの座談会 「なにもない」ってどういうこと? 宇宙から細胞まで、すべての「はじまり」
インフォメーション
- 期間:
-
2021年1月17日(日)
14:00〜15:30(開場13:45) - 会場:
- 金沢21世紀美術館 レクチャーホール
- 料金:
- 入場無料
- 定員:
- 40名 ※事前予約不要、先着順
- お問い合わせ:
- 金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800
概要
どんな物事にも「はじまり」はある。あたりまえのようですが、では、はじまりのはじまり、つまり「なにもない」とはどういうことなのか、想像するのは難しいです。それでも、はじまりはあるはず。ブラックホールからガン細胞まで、ガンマ線の観測をとおして、見えない世界を見る研究をされている谷森達さんをゲストに、宇宙や生物、思想や哲学などの、あらゆる「はじまり」について考えます。
中学生まるびぃアートスクールとは?
金沢市内の中学校を対象に、アーティスト・学校・金沢21世紀美術館が協力して美術鑑賞・制作のワークショップを行うプログラムです。参加者が、ワークショップを通じて、いろいろな感じ方、見方、考え方、表現の仕方があることを理解する力や他の人を思いやる想像力、そして生きる力につながる創造力を養うことを目的としています。
ゲスト
谷森達(たにもり・とおる)
京都大学大学院理学研究科教授 宇宙線物理学。
富山県出身、1985年東京大学大学院修了。KEK、東京工業大学を経て2000年より現職。素粒子実験に従事後、研究を宇宙に広げ、カミオカンデ、続いて豪州での宇宙高エネルギーγ線観測を実施。現在は気球による核γ線天体観測を実施。同時にISS放散線モニター、中性子画像装置を実用化。また、医療用γ線及び廃炉用画像法の開発と共にNASA気球による銀河観測を推進中。1997年仁科記念賞受賞。
講師
椿 昇(つばき のぼる)
現代美術作家、京都造形芸術大学教授・美術工芸学科長
瀬戸内芸術祭の醤+坂手地区ディレクターを始め、数多くのワークショップ設計を手がける。
シロくま先生(しろくませんせい)
アートディレクター、京都造形芸術大学准教授
京都造形芸術大学のワークショップ授業を牽引するトップファシリテーター。