フォーラム・アール〜これからを話そう vol.2

雨宮国広 トーク&石斧ぶんぶん「縄文人もまた人間 身体を通じて1万年前の人間と交信する」

2025年2月11日(火)

インフォメーション

期間:

2025年2月11日(火)
14:00-15:30(開場13:30) ※トーク終了後、石斧ぶんぶんタイム

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

無料

定員:

120名(事前予約優先)

申込方法:

Peatixにて2024年11月15日(金) 10:00より受付開始

Peatix

聞き手:
本橋 仁(金沢21世紀美術館 レジストラー)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
(火〜日、祝日10:00〜18:00)
event_k[a]kanazawa21.jp
※[a]を@に変更してお送りください。

概要

日常生活から縄文人——縄文の息吹を宿す雨宮国広氏は、わずかな情報しか残されていない1万年前の縄文時代と、身体を通じて交信を試みています。能登・真脇遺跡のプロジェクトで石斧と出会い、それを使い始めたことが、彼を縄文大工の道へと導きました。雨宮氏のアプローチは学術的な検証とは異なりますが、石斧による建設作業など自身の身体を介したトランスヒストリカルな方法は、国立科学博物館の「3万年前の航海プロジェクト」への貢献が示すように、人類史の研究において重要な実証的成果をもたらしています。縄文人もまた人間です。過去と現在の人間が、同じ身体をもって対峙することで、私たちはどこからきたのか。人類のアイデンティティへの問いを投げかけてくれます。

コミュニケーション・サポート

  • 金沢21世紀美術館 託児室
    開室時間:10:00‐18:00 (金・土曜日は20:00まで) 
    対象年齢:3ヶ月以上〜未就学児
    利用料金:火曜日-金曜日:1歳未満 600円、1歳以上500円
         土・日・祝・金曜日(18‐20時):1歳未満 800円、1歳以上700円
         ※1名1時間あたり ※すまいるクーポンが使えます。
    お問合せ:TEL 076-220-2815(託児室直通)E-mail hoiku@kanazawa21.jp
    当日の持ち物など詳細はこちら

    手話通訳
    ご希望の方には、手話通訳が見えやすい席をご用意します。
    (申し込みフォームに該当欄あり)
    ※手配の都合上、開催日の1週間前までにお申し込みください。

    その他の相談
    参加にあたって気になることや支援を要する場合は、お問い合わせください。
    (申し込みフォームに該当欄あり) 

プロフィール

  • 雨宮国広(あめみや くにひろ)

    縄文大工、建築家。山梨県出身。丸太の皮剥きのバイトをきっかけに、大工の道へ。古民家、社寺文化財修復の仕事で、先人の手仕事に出会い感動。手道具のみでの伝統的な手法に傾倒する。2009年に石斧と出会い、東京都立大学の山田昌久教授と共に、能登半島の真脇遺跡で縄文住居の復元に携わる。その後、国立科学博物館の日本人のルーツをたどる「3万年前の航海プロジェクト」では、台湾から与那国島へ渡る丸木舟を制作した。現在は手道具のみで自作した小屋に暮らす。

フォーラム・アール 全日程

  • Vol.1 ウォーリー木下 トーク&ワークショップ「すべての人に舞台を。その実践とアイデアの授業」
    日時:2024年12月15日(日) 10:00-15:00(開場9:45、昼休憩含む)

    Vol.2 雨宮国広 トーク&石斧ぶんぶん「縄文人もまた人間 身体を通じて1万年前の人間と交信する」
    日時:2025年2月11日(火・祝) 14:00-15:30(開場13:30) ※トーク終了後、石斧ぶんぶんタイム

    Vol.3 三船温尚 ワークショップ&トーク「青銅器からエンジンへ ―人類の歩んだ道から未来を考えよう―」
    日時:2025年2月22日(土) [1] 鋳造ワークショップ 13:00-14:00(開場12:45)[2]トーク 15:00-16:30(開場14:45)

    Vol.4 フランソワーズ・モレシャン トーク「失われた「日本」を求めて《L’avenir de Japon est-il dans son passé ?》」
    日時:2025年3月16日(日) 14:00-16:00(開場13:30)

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

協力:

社会福祉法人石川県聴覚障害者協会

後援:

北國新聞社