国際シンポジウム「新しいエコロジーをめぐるディスカッション:ダンスを踊る、リズムを探して」

2024年11月2日(土)

インフォメーション

期間:

2024年11月2日(土)
13:30~17:00(開場13:00)

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

無料

登壇者:
ステファノ・マンクーゾ、エマヌエーレ・コッチャ、エヴァ・ジョスパン、アドリアン・ロハス、AKI INOMATA、マリア・フェルナンダ・カルドーゾ、ソーレン・ソールキア

モデレーター:長谷川祐子

定員:

150名(先着順)※定員になり次第締切
peatix

言語:日本語/英語 ※同時通訳あり

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

金沢21世紀美術館が本年度掲げるテーマである「新しいエコロジー(社会や精神的環境も含めた総合的な環境)」。このテーマに対応し国際シンポジウム「新しいエコロジーをめぐるディスカッション:ダンスを踊る、リズムを探して」を開催します。
過度な資本主義による環境の持続可能性が問われています。こうした時代において、アーティストは、その鋭敏な感性で、私たちを取り巻く新しいエコロジーを調査・観察し、新しい美学を通して、私たちに伝える媒介者となる役割を担っています。
当館では2024年11月2日から「共感のエコロジー:すべてのものとダンスを踊って」を実施します。この展覧会のオープニングに合わせてシンポジウムを実施します。本展の着想にも影響をあたえたステファノ・マンクーゾ氏の基調講演に加え、出展作家同士のディスカッションを実施します。
アートは、感覚を通した学び(Sensory Learning)を通して、分断された私たちを「共感」で繋ぐ力を持っています。さらに動物や植物、物を含む脱人間中心的な、複数のヒューマニティと共鳴しながら、ともに生きる方法をさぐる可能性を探ります。

スケジュール

  • 13:30 開会の辞:長谷川祐子
    13:40 ステファノ・マンクーゾ基調講演 「植物は知性をもっている(仮)」
    14:30 (休憩10分)
    14:45 ディスカッション1「物質の魔術」(45分)-15:30
         アーティスト:エヴァ・ジョスパン/アドリアン・ロハス
         モデレーター:エマヌエーレ・コッチャ
    15:30 (休憩10分)
    15:45 ディスカッション2「自然/動物と人間」(45分)-16:30
         アーティスト:AKI INOMATA/マリア・フェルナンダ・カルドーゾ/ソーレン・ソールキア
         モデレーター:長谷川祐子
    17:00 トーク「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジーに寄せて」-17:20
        妹島和世
    17:20―終了予定

登壇者

  • ステファノ・マンクーゾ

    イタリア、フィレンツェ大学農学部教授。 フィレンツェ大学付属国際植物ニューロバイオロジー研究所(LINV) の所長を務め、また国際的な「植物の信号と行動学会」(The Society of Plant Signaling & Behavior)の創設者のひとり。本国イタリアや日本でもベストセラーとなった『植物は〈知性〉をもっている』ほか多数の著作があり、国際誌に250 以上の研究論文が掲載された。La Repubblica 紙 で、2012 年の「私たちの生活を変えるにちがいない 20人のイタリア人」のひとりに選ばれている。

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クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

共催:

イタリア大使館