金沢21世紀美術館 友の会 館長トーク

長谷川祐子 未来支度の部屋 vol.8「アートの未来支度」

2024年10月16日(水)

インフォメーション

期間:

2024年10月16日(水)
18:30〜20:30(18:00開場)

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

無料

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 友の会
TEL 076-220-2814

概要

様々なジャンルで未来を模索しながら先端を走り続けるゲストを迎え、それぞれの視点から“今”を捉え、未来を迎えるにあたりその指針や希望を紐解き、ともに未来支度を始めるトークシリーズ。
第8回目は、当館コレクション作家のレアンドロ・エルリッヒさんをゲストにお迎えします。「レアンドロのプール」の愛称で親しまれている作品《スイミング・プール》は2004年の開館以来、鑑賞者と現代美術との距離をぐっと近づけてくれています。
開館準備に奔走していた長谷川館長がこの作品と出会い、SANAAが設計した当館の建築のコミッションワークに選ばれるまでの過程など《スイミング・プール》制作秘話をレアンドロさんと語り合います。(逐次通訳付き)

プロフィール

  • © Kornilov

    レアンドロ・エルリッヒ

    1973年ブエノスアイレス(アルゼンチン)生まれ、モンテビデオ(ウルグアイ)在住。2000年のホイットニー・ビエンナーレをはじめ、2001年、2005年のヴェネチア・ビエンナーレ、サンパウロ、リバプール、イスタンブールといった多くの国際展に出展。世代や国境を超えて人々が共有できる体験の場を創造してきた。日本国内では美術館のみならず、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭などでも作品を発表。当館で2014年に開催した「レアンドロ・エルリッヒ―ありきたりの?」は、日本におけるエルリッヒ初の個展となった。「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(会期2024年9月28日〜11月24日)でも作品が展示されている。

  • 長谷川祐子

    金沢21世紀美術館 館長 / 東京藝術大学名誉教授 / 総合地球環境学研究所客員教授
    キュレーター/美術批評。京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。水戸芸術館学芸員、ホイットニー美術館客員キュレーター、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長及び芸術監督、東京都現代美術館学芸課長及び参事を経て、2021年4月から現職。犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター。文化庁長官表彰(2020年)、フランス芸術文化勲章(2015年)、ブラジル文化勲章(2017年)を受賞。これまでイスタンブール(2001年)、上海 (2002 年)、サンパウロ (2010 年)、シャルジャ(2013年)、モスクワ(2017年)、タイ(2021年)などでのビエンナーレや、フランスで日本文化を紹介する「ジャパノラマ:日本の現代アートの新しいヴィジョン」、「ジャポニスム 2018:深みへ―日本の美意識を求めて―」展を含む数々の国際展を企画。国内では東京都現代美術館にて、ダムタイプ、オラファー・エリアソン、ライゾマティクスなどの個展を手がけた他、坂本龍一、野村萬斎、佐藤卓らと「東京アートミーティング」シリーズを共同企画した。「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(会期2024年9月28日〜11月24日)にてアートディレクターを務める。主な著書に、『キュレーション 知と感性を揺さぶる力』、『「なぜ?」から始める現代アート』、『破壊しに、と彼女たちは言う:柔らかに境界を横断する女性アーティストたち』『ジャパノラマ―1970年以降の日本の現代アート』『新しいエコロジーとアート 「まごつき期」としての人新世』など。

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]