EXHIBITION展覧会
主催展覧会2017
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日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展
日々の生活 – 気づきのしるし Everyday Life – Signs of Awareness
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
デンマークと日本は、それぞれの歴史や文化を背景に、ときに影響し合いながら発展してきました。特に、機能と実用性に加え、美しい意匠をまとった優れたデザインは、両国の文化的アイデンティティと美意識を示すものとして、極めて高い評価が与えられています。 デンマークは、建築、家具、生活用品をはじめ、福祉、教育、交通網など、国のグランド・デザインも含めた優れたモデルを構築して、屈指のデザイン大国として世界の人々の強い関心を集めてきました。一方の日本は固有の文化・思想に基づき、時代の象徴となるデザインを創造し、小型でシンプルな形を可能にした技術力、素材の特徴を最大限に引き出す伝統の技とその継承によって、デザインの分野でも独自の価値を提案し続けています。本展では、日本とデンマークのデザイナー、建築家、アーティストによる、日常を豊かにする気づきの「現れ」を紹介し、デザインを通して両国の現代の暮らしに見るモノとコトについて考察します。
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ヨーガン レール 文明の終わり Jurgen Lehl The End of Civilization
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
自然とともに暮らし、その尊さを伝えてきたデザイナー、ヨーガン レール(1944-2014)が「最期の仕事」に選んだのは、深刻な環境の問題に向かい、海岸に打ち寄せられた廃品のプラスティックから美しい照明を作り出すことでした。決して自然に還ることのないプラスティックが、再び実用の場を与えられ輝き出します。 また、展覧会ではこれらの照明と共に、ヨーガン レールが、その唯一無二の美しさに魅了され、長い時間をかけて拾い集めた、ババグーリ/瑪瑙石を展示いたします。この対照的な展示には、2014年に急逝したヨーガン レールの、自然への敬意をもって生きることの強いメッセージが込められています。
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lab.2
Sight
2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)
視覚経験を全く新しいものに変える感覚拡張デバイス「Sight」の開発に取り組むプロジェクト(和家尚希、鈴木良平、伏見遼平、宗像悠里)の活動を紹介します。イルカやコウモリが音を手掛かりに空間を移動し餌をとるように、目にする映像を音に変換することで視覚の世界を「聴く」デバイスの開発状況をプレゼンテーションしつつ、継続的なリサーチの場として開きます。 ※実験室や研究室を意味する「laboratory」の短縮形である「lab」を冠したこの展覧会シリーズでは、会場となるデザインギャラリーを単なる作品展示の場所として用いるのではなく、調査・研究・実験の場として開きつつ、そのプロセスをプレゼンテーションします。本年度は「知覚の拡張と補完」をテーマに「lab.1 OTON GLASS」(4/28〜7/23)を紹介。
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コレクション展2 死なない命
2017年7月22日(土) - 2018年1月8日(月)
人工知能や遺伝子工学の発達によって「生命の編集」「機械との共存」「不死」といった主題が注目されるよう になり、これまでの生命観や倫理観がいま問われています。今回の展覧会では、当館のコレクションから9 作家を選び、「命が死によって消え去る」という従来の生命観に対して「死なない命」のあり方について考え させる作品を紹介します。さらに4作家の生物を媒体とした1930年代から今日までのテーマに沿う表現を 加えることで「新たな生命を造形する意味」や「人工的な自然を生きることの可能性」など、当館所蔵作品の 意味を新たな角度から読み直し、生命の「いま」について考えます。
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アペルト07
川越ゆりえ 弱虫標本 Insect Specim en of a Coward
2017年5月27日(土) - 2017年9月24日(日)
川越ゆりえ(1987-)は「人の感情の蠢きを虫にしたら」と発想し、心の動きを仮想の虫の姿態に呼応させて、幻想的な世界を表現します。擬人化ならぬ擬虫化したモチーフは、さらに、昆虫標本に仕立てられ、人間 の滑稽さや愛すべき表情にも見えてきます。今回の個展では最新作を含め代表作《弱虫標本》(2013)などを展示、川越が愛おしいと語る様々な感情たちや弱虫たちの世界を紹介します。
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