コレクション展1 PLAY / 粟津潔、マクリヒロゲル4 海と毛布ー粟津潔の 写真について

2017年4月29日(土) - 2017年7月23日(日)

PLAYは「遊ぶ」という意味だけでなく「演じる、演奏する、競技する、振る舞う、行動する」といったように、私たちの日常に起きている能動的で積極的な行為を表すことばです。そのように考えてみると、私たちの毎日はPLAYの連続で、それは個人の人生を、広くは人類の文化を構築しているとも言えるのかもしれません。
本展では、これら多義的な意味を持つPLAYをキーワードに12名のコレクション作家による作品を紹介します。鑑賞者の体験をとおして新しい発見や発想を促すものから、アーティストの日常の行為や思考の集積、演技や競技を作品に取り込むものまで多様な拡がりを認めることができます。本展をとおして、人類に備わる本質的な機能であるPLAYが、作品にどのように立ち現れてくるのか、あるいは、鑑賞者と作品とがどのような関係性を結ぶことができるのか考えてみたいと思います。そして、展覧会そのものが、鑑賞者の皆様に様々なPLAYを促すきっかけとなることを期待しています。

粟津潔、マクリヒロゲル4 海と毛布ー粟津潔の 写真について
金沢21世紀美術館は、約3000点の粟津潔の作品・資料をコレクションしています。「粟津潔、マクリヒロゲル」は2014年より開催している小特集シリーズで、粟津のコレクションを毎回異なる切り口で紹介しています。4回めにあたる今回は、粟津潔が撮影した写真作品についての調査を軸に展示を行います。

lab.1

OTON GLASS

2017年4月8日(土) - 2017年7月23日(日)

父親の失読症をきっかけに開発が進められている〈OTON GLASS〉。視覚的な文字情報を音声に変換することで「読む」行為をサポートする眼鏡型のデバイスです。ディスレクシア(難読症、読字障がい)の補助をはじめ、外国の街を歩く際など、文字を読むことが困難なさまざまなシーンでの「読む」能力の拡張を目指す〈OTON GLASS〉の取り組みを紹介します。さらに会場内には〈OTON GLASS〉のプロトタイプを装着し、実際にその機能を体験できるスペースを設け、開発者による実用化に向けた研究のプロセスを可視化します。既存のテクノロジーを組み合わせつつ、革新的なデバイスの開発に取り組むスタートアップの「現場」にぜひ立ち会ってください。

アペルト07

川越ゆりえ 弱虫標本 Insect Specim en of a Coward

2017年5月27日(土) - 2017年9月24日(日)

川越ゆりえ(1987-)は「人の感情の蠢きを虫にしたら」と発想し、心の動きを仮想の虫の姿態に呼応させて、幻想的な世界を表現します。擬人化ならぬ擬虫化したモチーフは、さらに、昆虫標本に仕立てられ、人間 の滑稽さや愛すべき表情にも見えてきます。今回の個展では最新作を含め代表作《弱虫標本》(2013)などを展示、川越が愛おしいと語る様々な感情たちや弱虫たちの世界を紹介します。

日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展

日々の生活 – 気づきのしるし Everyday Life – Signs of Awareness

2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)

デンマークと日本は、それぞれの歴史や文化を背景に、ときに影響しあいながら発展してきました。特に、機能と実用性に美的な意匠をまとった優れたデザインは、両国の文化的アイデンティティと美意識を示すものとして、きわめて高い評価が与えられています。デンマークは、建築、家具、生活用品をはじめ、福祉、教育、交通網など、国のグランド・デザインも含めた優れたモデルを構築して、屈指のデザイン大国として世界の人々の強い関心を集めてきました。一方の日本は固有の文化・思想に基づき、時代の象徴となるデザインを創造し、小型でシンプルな形を可能にした技術力、素材の特徴を最大限に引き出す伝統の技とその継承によって、デザインの分野でも独自の価値を提案し続けています。本展では、日本とデンマークのデザイナー、建築家、アーティストによる、日常を豊かにする気づきの「現れ」を紹介し、両国の現代の暮らしにみるモノとコトについて考察します。

ヨーガン レール

2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)

自然と共に暮らし、その尊さを伝えてきたデザイナー、ヨーガン レールが「最後の仕事」に選んだのは、深刻な環境への問題に向き合い、海岸に打ち寄せられた廃品のプラスティックから美しい照明を作り出すことでした。決して自然に還ることのないプラスティックが、再び実用の場を与えられ輝き出します。2014年に急逝したヨーガン レールが自然への敬意をもって生きることの意味を伝えてくれます。

《ヨーガン レールの最後の仕事》 2011−2014
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」(東京都現代美術館、2015)
展示風景[参考画像]

lab.2

Sight

2017年8月5日(土) - 2017年11月5日(日)

視覚経験を全く新しいものに変える感覚拡張デバイス「Sight」の開発に取り組むプロジェクト(和家尚希、鈴木良平、伏見遼平、宗像悠里)の活動を紹介。イルカやコウモリが音を手掛かりに空間を移動し餌をとるように、目にする映像を音に変換することで視覚の世界を「聴く」デバイスの開発状況をプレゼンテーションしつつ、継続的なリサーチの場として開きます。

コレクション展2 死なない命

2017年7月22日(土) - 2018年1月8日(月)

人工知能や遺伝子工学の発達によって「生命の編集」「機械との共存」「不死」といった主題が注目されるよう になり、これまでの生命観や倫理観がいま問われています。今回の展覧会では、当館のコレクションから9 作家を選び、「命が死によって消え去る」という従来の生命観に対して「死なない命」のあり方について考え させる作品を紹介します。さらに4作家の生物を媒体とした1930年代から今日までのテーマに沿う表現を 加えることで「新たな生命を造形する意味」や「人工的な自然を生きることの可能性」など、当館所蔵作品の 意味を新たな角度から読み直し、生命の「いま」について考えます。

EVENTイベント

トーク

自治区 05 トーク・プログラム〈In a Grove〉

チウ・ジージエ( ヴェネチア・ビエンナーレ2017 中国館ディレクター)「歴史的事件によって作られる個人」

2017年7月22日(土)

自治区05はトークプログラム〈In a Grove〉の第3回として、中国の現代美術作家であるチウ・ジージエ(邱志傑、1969-)をゲストとしてお招きします。チウ・ジージエは、新しい時代の中国美術を担う世代として、民主化が急速に進んだ中国においてシニカルでポリティカルな視点を持つアーティストの一人です。当館で2015年に開催された展覧会『誰が世界を翻訳するのか』では5点の作品を出品しました。それらは中国の近代化記念碑ともいえる「南京橋」をテーマにプロジェクトとして取り組んだもので、南京橋から投身自殺が繰り返される現実に向き合った経験を元にしています。場所に関わる歴史の密度と複雑さに焦点を当てて、現実の直視が過去の探求と未来の想像によって成り立つという彼の示唆は、不確実な未来を感じさせ、現代に生きる人々の時代の感覚を鋭く取り込んだものとして評価されるでしょう。また中国人としてのアイデンティティを追求する彼の真摯な姿勢は、価値観がめまぐるしく変化する時代に生きるわれわれ日本人にも新たな発見をもたらすに違いありません。
 今回のトークプログラムでは、自身のこれまでの創作活動をはじめ、現在開催中のヴェネチア・ビエンナーレにおいてキュレーターをつとめた展覧会“Continuum – Generation by Generation”についてお話しいただきます。

パフォーマンス

トヨタ コレオグラフィーアワード 2016 受賞者 レジデンシープログラム

平原慎太郎「聖獣記」成果発表公演

2017年9月9日(土) - 2017年9月10日(日)

次代を担う振付家・平原慎太郎が、踊る。2016年、トヨタ コレオグラフィ―アワードにおいて「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」をダブル受賞の平原慎太郎が自身のカンパニーOrganWorksを率いて臨む、新作。

Photo: HARU
Organ Works アレコレ2『Triple Bill』
「Reason to Believe」より[ENDING]
会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)

パフォーマンス

芸術交流共催事業

劇団新人類人猿 「 R E P T 」

2017年9月16日(土) - 2017年9月18日(月)

「わたくしといふ現象は/仮定された有機交流電燈の/ひとつの青い照明です/・・・」3・11東日本大震災から6年。これは宮沢賢治の「春と修羅」をモチーフに、研ぎ澄ませた感覚と、極めてゆっくりな動きの身体を軸に、<記録>と<記憶>と<想像力>で作る「一瞬の風景」の残像です。

EDUCATIONAL PROGRAM教育普及プログラム

コレクション展1PLAY 関連ワークショップ

夏の玉開き

2017年7月20日(木) - 2017年7月22日(土)

牛嶋均《ころがるさきの玉 ころがる玉のさき》を使って、作者の牛嶋さんと一緒に大きな「くす玉」を作りませんか。
直径2.2mの黄色い玉はコロコロどこにでも転がっていき、時々ぱかっと半分に、あるいは4分の1に割れて、人々の集う場所を作ります。今回は、七夕の願い事を書いた短冊や、風船、紙吹雪、お菓子など。いろいろなものを玉の中にいれた大きな「くす玉」を作ります。
参加自由・予約不要。いつでも遊びに来てね!

キッズスタジオ・プログラム

ハンズオン・まるびぃ!プレイルーム

毎週土日祝 ※7/1をのぞく

7月の「ハンズオン・まるびぃ」はプレイルーム。子どもも大人もいっしょに楽しめるスペースです。いろいろな造形遊びで、工夫と発見を楽しもう!(内容は日によって変わります)

★遊びの素材募集中
ご不用の包装紙、紙袋、和紙など工作の素材をキッズスタジオで集めています。包装紙、紙袋、紙の梱包材(詰め物や卵パック等)、ほか変わった紙製品などボタン、ビンのふた、ビーズ、ほか家の中で集まったキッチンや文具の小物など
※汚れていないものでお願いします。

ウェブ公開調査:粟津潔の写真についての情報募集 昭和34年に津軽地方で撮影された場所を調べています。

2017年7月7日(金) - 2017年12月20日(水)

金沢21世紀美術館では、「コレクション展1 粟津潔、マクリヒロゲル4 海と毛布—粟津潔の写真について」の開催にあたり、粟津潔が撮影した写真作品についての調査を進めました。特に、昭和34年に津軽地方を旅したときに撮影した写真について調査し、約40点の作品について制作年や撮影場所を明らかにすることができました。けれども、まだ詳細のわからない写真が残されています。
下記にあげた10枚の写真は、おそらく昭和34年3月の津軽地方で撮影されたと推測されるものですが、まだ場所を特定することができていません。撮影場所をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せください。
調査へのご協力のほどよろしくお願いいたします。

下記掲載の写真の撮影場所をご存知の方は、電話かメールにて下記にご連絡ください。メールの場合は、折り返しご連絡をさせていただきます。
電話 : 076-220-2801(担当:学芸課 高橋律子)
メール : aw@kanazawa21.jp (件名に「津軽の写真」または「粟津潔の写真」と記入ください。)

※調査の参考情報として活用させていただきます。個人情報ほか情報をそのまま公開することはございません。あらかじめご理解のほどお願いいたします。
※情報募集は2017年12月20日までとさせていただきます。

COMMUNITY EXHIBITION一般主催展覧会

市民ギャラリー

一般主催展覧会

平成29年度 石川の書展

2017年7月15日(土) - 2017年7月21日(金)

期間:
2017年7月15日(土) - 2017年7月21日(金)
9:30〜18:00
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA(1階)
市民ギャラリーB同時開催
料金:
500円
主催:
石川県書美術連盟、北國新聞社
お問い合わせ:
石川県書美術連盟事務局
TEL 076-260-3581
FAX076-260-3426

一般主催展覧会

文字と文様展~カリグラフィー&パーチメントクラフトの世界~

2017年7月25日(火) - 2017年7月30日(日)

「カリグラフィー」とは美しい線で創られた美しいアルファベットの表現のことです。
その語源はギリシヤ語のCALL(美しい)とGRAPHEIN(書くこと)に由来しています。
「パーチメントクラフト」とは厚手のトレーシングペーパーを加工してレースのような美しい模様を作り出すクラフトです。
中世ヨーロッパの修道院で発展したカリグラフィーとパーチメントクラフト。この文字と文様から生まれるアートを、より身近な存在として感じていただきたいと思います。
開場では、グリーティングカードやポストカード等の販売もあります。

期間:
2017年7月25日(火) - 2017年7月30日(日)
10:00〜17:00(最終日15:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:
無料
主催:
いしかわ文字と文様サークル
お問い合わせ:
atelier Snowflake(アトリエ スノーフレーク)
メールmaki.maki18@tune.ocn.ne.jp

一般主催展覧会

石川県特別支援学校 ホッと・アーッと展

2017年7月25日(火) - 2017年7月30日(日)

この作品展は県内の特別支援学校の児童生徒たちによるものです。これまで作品展は13回、いろいろな場所で開催して歴史を積み上げてきました。児童生徒の作品にもっと光をあてたい、多くの人たちに見ていただきたいと考え、この度この金沢21世紀美術館で開催することといたしました。名称もコンセプトも新しくリニューアルして作り上げた作品展です。心の向くまま、手の動くまま、自由に表現されたユニークな作品を通して、児童生徒のみずみずしい完成に触れてください。ぜひお越しください。

期間:
2017年7月25日(火) - 2017年7月30日(日)
10:00〜18:00(最終日15:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:
無料
主催:
石川県教育委員会/石川県特別支援学校
お問い合わせ:
石川県立特別支援学校
電話076-258-1101
FAX076-258-1102
メールishiks@m1.ishikawa-c.ed.jp
URL http://cms1.ishikawa-c.ed.jp/~ishiks/NC2/htdocs/

COMMUNITY EVENT一般主催イベント

一般主催イベント

Original Songs and Story『雫と滴』

2017年7月23日(日)

真一と夕子が、幼なじみの敬介に再会したのは、汚れた雨が降る異世界だった。
やがて3人はその存在の理由に気づいていく…。
KEIKO(guitar, vocal)
市岡也明(voice acting, vocal)
山田のぶ(percussion, artdirection)
オリジナルの歌と物語。

期間:
2017年7月23日(日)
17:00〜18:30(開場16:30)
会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
料金:
前売券・当日券とも2,000円、高校生以下1,000円
主催:
OSSサカノ
お問い合わせ:
OSSサカノ
TEL 090-3885-8558
MAIL osssakano@gmail.com

一般主催イベント

夏休み特別企画 第11回 「親子で楽しく学ぼう!お金ってなに?」

2017年7月26日(水) - 2017年7月27日(木)

お金の大切さやお金の役割などについて、講座やクイズ等を通して楽しく学んでもらうイベントです。
主に小学生とその保護者を対象としますが、どなたでもご参加いただけます。(入場無料!)

【主な内容】
・お金のミニ講座
 -紙芝居、おこづかい帳のつけ方、お札のひみつ・お札の数え方
・お買い物ごっこ
・クイズラリー
 ークイズに解答すると、子ども用電卓とお札の裁断片入りシャープペンシルをプレゼント!
・お札で身長測定
・お札のパズル
・大金庫(写真)をバックに1億円と記念撮影

※10人以上の団体の場合、事前の電話予約が必要です。(予約状況等によりお断りする場合がございます。)
※会場内が混雑した場合、入場制限を行うことがありますので予めご了承ください。

期間:
2017年7月26日(水) - 2017年7月27日(木)
10:00〜16:00(最終入場15:45)
会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
料金:
無料
主催:
石川県金融広報委員会、石川県銀行協会、石川県信用金庫協会
後援:
石川県、金沢市、北陸財務局、日本銀行金沢支店、金融広報中央委員会
協力:
金沢大学
お問い合わせ:
石川県金融広報委員会(日本銀行金沢支店内)
TEL 076-223-9519
シアター21

一般主催イベント

チューバとピアノの音楽会 ~ with Nature Quintet & Laららブラスアンサンブル~

2017年7月30日(日)

ひとりのアマチュアチューバ吹きと、ひとりのアマチュアピアニストによる、誰もが気軽に楽しめる音楽会を開きます。
1時間ごとにはじまる、内容の異なる5つの音楽会。
1つだけふらっと立ち寄ってもよし。5つ全てをしっかりと聴いてもよし。
チューバとピアノの様々な表情を、ぜひともお楽しみください!

期間:
2017年7月30日(日)
13:00〜18:00(開場12:30)
会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
料金:
無料
主催:
油野絢一郎(チューバ)、小林美穂(ピアノ)
共催:
Nature Quintet、Laららブラスアンサンブル
後援:
(公財)石川県音楽文化振興事業団、北國新聞社
お問い合わせ:
Laららブラスアンサンブル
URL https://www.facebook.com/tubapianomusicfestival/