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金沢21世紀美術館

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アール issue 08 / 2018

特集 国際シンポジウム:「複合媒材(ミクスト・メディア)」の保存と修復を考える
本号の特集は、「複合媒材(ミクスト・メディア)」の保存と修復を考えるとして、2017年12月に金沢21世紀美術館で開催した国際シンポジウムの内容を収録いたします。ここ数年、現代美術作品の保存と修復には多くの課題があり、なかでもビデオ、スライド、フィルム、サウンドなど時間軸を伴うタイムベースト・メディアに関わる保存修復の議論は高まってきています。シンポジウムでは、海外で実践的に現代美術の保存と修復に関わっているコンサベーターを迎え、ケーススタディの発表と 、今後の取り組みについての意見をいただきました。

フォーラム
フォーラムでは、当館学芸員による所蔵作品に関する2本の研究論文を掲載します。1本目では、コレクション作家チウ・ジージエの「南京 長江大橋の自殺研究」の一連の作品について、 芸術的実践という視点 から論じます。2本目では、宮永愛子《waiting for awakening̶chair》 について保存と展示の両面から考察します。


  • アール issue 08 / 2018(PDF:12.6MB